TOP爆笑問題カーボーイ ≫ 爆笑問題・太田、百田尚樹が『日本国紀』などで戦争へ突き進んだ日本の反省を冷静に行う視線に共感する一方でツイッターでの問題発言に「もったいない」

爆笑問題・太田、百田尚樹が『日本国紀』などで戦争へ突き進んだ日本の反省を冷静に行う視線に共感する一方でツイッターでの問題発言に「もったいない」

2019.05.22 (Wed)
2019年5月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、百田尚樹が『日本国紀』などで戦争へ突き進んだ日本の反省を冷静に行う視線に共感する一方で、ツイッターでの問題発言に「もったいない」などと語っていた。

爆笑問題のツーショット 2018 結成30周年記念Edition 爆笑問題が選ぶBest Selection


太田光:いくら指導者が賢くても、じゃあ末端で起きてたその兵隊がたとえばね、兵士が何をするか。もう戦争だから、異常事態だから。

田中裕二:うん。

太田光:世界中の兵士がそうだよ。そりゃもう、虐殺したりレイプしたり。そういうこともあるわけ。それはもう、狂気の世界。俺は別に、それはそうなっちゃったら、自分もそうなるかもしれないし。戦場に行ったら。

田中裕二:生きるか死ぬかになっちゃってね。

太田光:それを、我々の親父や、親父の上の人たちがやったことを、俺は子孫…シソンヌとして。

田中裕二:なんだ、シソンヌって。

太田光:それを今の時代だから「けしからん」って言えるけど、じゃあ果たしてね、その時代にねそれが常識だったっていう戦場の中で、それをやってしまったことっていうのは、まぁ人間としてそういうこともあっただろうっていう、そういうふうに思ってるわけ。

田中裕二:うん。

太田光:だから、靖国のA級戦犯だけを分けてっていうのは、反対なんだよ、俺は。A級戦犯だけが戦争責任を背負ってるわけじゃなくっていうふうに思ってるわけ。

田中裕二:うん。

太田光:だけど、末端ではそういう異常事態が起きてたと思うわけ。だから、そういうふうに考えると、百田さんが小説や書物で書いてる時は、凄く冷静に、軍事なんかにしても、「冷静に、ちゃんと扱わなきゃいけません」っていうことを書いてんだけど、ツイッターではさ、もうボロクソ言うわけ(笑)

田中裕二:はっはっはっ(笑)

太田光:それさ、お前が証明しちゃってるよ(笑)末端で酷いことをやってた奴がいたっていうのを、アンタが証明しちゃってるよって思うわけ、俺なんか。

田中裕二:うん。

太田光:それはさぁ、なんかもったいないような気がしてしょうがないんだよね。

関連記事


爆笑問題・太田、百田尚樹が『日本国紀』で平和主義を称賛する一方で好戦的なツイートを行うことに疑問「ツイッターになると人格変わっちゃう」

爆笑問題・太田、佐藤浩市の発言に噛み付く百田尚樹や高須院長に「安倍さんも迷惑だろうね」と言及「あんなバカな連中が味方で」

能町みね子、幻冬舎・見城徹社長が津原泰水の書籍の「実売部数」を暴露したことによる大炎上の経緯を説明「発端の出来事は1月に起こってた」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : 爆笑問題,太田光,百田尚樹,日本国紀,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  爆笑問題カーボーイ
次の記事:爆笑問題・太田、百田尚樹に映画『空母いぶき』を見るように勧める「決して安倍さんを批判するような内容じゃない」

前の記事:爆笑問題・太田、百田尚樹が『日本国紀』で平和主義を称賛する一方で好戦的なツイートを行うことに疑問「ツイッターになると人格変わっちゃう」