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伊集院光、『アルプスの少女ハイジ』のアニメでは描かれなかった原作の内容に驚く「おじいさん、もしかしたら人殺してるかも…」

2019.05.21 (Tue)
2019年5月18日放送のニッポン放送系のラジオ番組『アッコのいいかげんに1000回』(毎週土 11:00-13:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『アルプスの少女ハイジ』のアニメでは描かれなかった原作の内容に驚いたと語っていた。

アルプスの少女ハイジ


伊集院光:アニメ知ってる人でも、『アルプスの少女ハイジ』を読み始めると、愕然とするんですよ。

和田アキ子:うん。

伊集院光:なんとなくわかるのは、ハイジが山に行くと、おじいさんが優しいでしょ?おじいさんと暮らすでしょ。

和田アキ子:どっかの友達のところへ行くんだよね?お金持ちの。

伊集院光:行きます。いいですね、その漠然とした感じ(笑)どっかのお友達のところに行きますね、たしかに(笑)

和田アキ子:で、おじいちゃんため、パンを盗んだりするんだよね?

伊集院光:ごめんなさい、アッコさん(笑)盗んでないです(笑)

和田アキ子:はっはっはっ(笑)

垣花正:『レ・ミゼラブル』とかぶってません?(笑)

和田アキ子:パンっていうか、銀食器でしょ?

垣花正:そうですね、出所してそうですね。

伊集院光:愕然とするのは、ちゃんと読むと…垣花さん、なんとなく分かるでしょ?

垣花正:はい。

伊集院光:あのおじいさん、もしかしたら人殺してるかもしれないって知ってます?

垣花正:え?!知らない。

伊集院光:俺も愕然としたんです。たまたまNHKの仕事で触れたんです。

和田アキ子:本を紹介する番組(『100分de名著』)?

伊集院光:はい。それで聞いたら、偏屈だけど優しいおじいさんって設定かと思ったら、若い頃無茶して、街に居れなくなり、で、その無茶してる間に、どうやら人を殺してるらしいっていう。

和田アキ子:ええ?!

伊集院光:だから、心も全部閉じちゃってる人のところに、ハイジが行くっていう話なんです。

垣花正:へぇ。

伊集院光:で、もっと言うとお友達のクララちゃんが、「足が悪かったのが立てました」ってお話だったと記憶してるでしょ?

垣花正:「クララが立った」と。名シーン。

伊集院光:そういうふうにハイジ、記憶してるでしょ?あれはほんの些細なエピソードです。全然、メインは違う、みたいな。

垣花正:ええ…

伊集院光:大の男が夜、『アルプスの少女ハイジ』の直訳版の奴を読みながら、涙を流しながら寝てます(笑)

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