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中居正広、アイドルという「不思議な存在」について語る「圧倒的な歌唱力やダンスがあるわけでもないのに、熱狂させて」

2019.05.03 (Fri)
2019年5月2日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、中居正広がゲスト出演し、アイドルという「不思議な存在」について語っていた。



中居正広:ちょっと、手前味噌かもしれないですけど。アイドルって不思議ね。

岡村隆史:うん。

中居正広:不思議な。常にどの時代にもいるんでしょうけど、不思議な力を持ってるなぁと思わないですか?

岡村隆史:どうした、お前。急に老けたな。

中居正広:僕、アイドルの経験があるんで。で、見てきましたし、女性も男性も。

岡村隆史:うん。

中居正広:僕なんかも小さい頃っていうか、いたじゃん、グループでも、一人の人でも。

岡村隆史:いたよ。

中居正広:でも、アイドルって…なんだろう、変な話で言うと、圧倒的な歌唱力があるわけでもない、圧倒的なダンス、圧倒的な芝居があるわけでもないのに、熱狂させる。なんでしょうかね?

岡村隆史:それはだから、圧倒的な…

中居正広:不思議じゃない?

岡村隆史:稀やったんちゃう?お前みたいに、歌唱力は別にそんなアレやんか。

中居正広:いや、違う、違う。俺が云々じゃなくて、見てきて、やってきてとかっていう。

岡村隆史:ダンスはそらな。やるやんか。

中居正広:僕、云々っていうよりも、女の子のアイドルグループでも、不思議な力を本当に持ってるなっていうのが。

岡村隆史:うん。

中居正広:今のAKBの子なのか、モーニング娘なのか、ジャニーズの後輩か。響く歌が特別あるってわけでもないし。だって、プロのミュージシャンがいるわけじゃないですか。

岡村隆史:うん。

中居正広:プロの役者さんがいて。プロのダンサーがやっぱり各分野にいるわけじゃない。

岡村隆史:うん。

中居正広:ああいう人たちを上回る、技術的なことがあるわけでもないのに、何がそう…未だに僕もわかんないですよ。

岡村隆史:選ばれるんじゃない?時代に。

中居正広:うん。

岡村隆史:その時代に選ばれんねん。分かる?そんな実力なかっても、その時代に選ばれてしまうねん。だから、選ばれてしまった人は、そこで頑張っていかなアカンわけよ。

中居正広:うん。

岡村隆史:それが、選ばれたことにより、選ばれだけど結果出ぇへんかったりする人もいるけど、やっぱり誰かしら選ばれんねん。ピックアップされんねん、時代に。

中居正広:うん。

岡村隆史:そういう人らが時代にマッチして、流れにファーって乗っていくねん。

中居正広:流れにフワーッて?(笑)

岡村隆史:俺らなんかは、ちょうどなんかテレビも、バブルも終わってたけど、なんとなくエエ感じの余韻がありながら、好きなことをさせてもらったんちゃう?

中居正広:うん。

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