伊集院光がラジオについて濃密に語り尽くした「たまむすび」
2013.08.27 (Tue)
2013年08月26日放送の「たまむすび」にて、伊集院光がゲスト出演。ラジオの未来、ラジオパーソナリティとしての心構えなど、深夜ラジオを26年(1987-)、TBSラジオに移籍してから18年という長い年月、担当し続けた伊集院光ならではのトーク内容となっていた。
書き起こしまとめ:
1) 伊集院光「『深夜の馬鹿力』の18年を振り返る」
2) 伊集院光が語る「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」
3) 伊集院光が語る「ラジオというメディアの未来」
印象的だったのは、「深夜ラジオのパーソナリティをいつまで続けるのか?」という質問への伊集院光の回答。
深夜ラジオ番組=若手のもの、という常識があったが、それを『コサキン』(担当パーソナリティ:小堺一機、関根勤)が打ち破った。そして、その期間についても肉体的な衰え、以前のような話しぶりができなくても需要があれば続けられるという、「永六輔という存在」に後ろ盾を得て、求められれば続けていく、と話していたことだった。
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永六輔の誰かとどこかで―七円の唄

伊集院光「『深夜の馬鹿力』の18年を振り返る」
伊集院光が語る「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」
そして、ラジオの未来についての私見も興味深い。放送局やデバイスの形式に固執するのではなく、ラジオ=音声メディアとして捉えることで、リスナーを獲得していくことが可能となるのではないか、と。
伊集院光が語る「ラジオというメディアの未来」
時折、照れなどが垣間見える様子もあったが、そこには18年続けた自信や自負のようなものが感じ取れた。自身では否定していたが、ラジオ界を牽引する伊集院光の発言は非常に興味深い至言が散りばめられていた。
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伊集院光が語る「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」
伊集院光が語る「ラジオというメディアの未来」
書き起こしまとめ:
1) 伊集院光「『深夜の馬鹿力』の18年を振り返る」
2) 伊集院光が語る「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」
3) 伊集院光が語る「ラジオというメディアの未来」
印象的だったのは、「深夜ラジオのパーソナリティをいつまで続けるのか?」という質問への伊集院光の回答。
深夜ラジオ番組=若手のもの、という常識があったが、それを『コサキン』(担当パーソナリティ:小堺一機、関根勤)が打ち破った。そして、その期間についても肉体的な衰え、以前のような話しぶりができなくても需要があれば続けられるという、「永六輔という存在」に後ろ盾を得て、求められれば続けていく、と話していたことだった。
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永六輔の誰かとどこかで―七円の唄

伊集院光「『深夜の馬鹿力』の18年を振り返る」
伊集院「ここの局は、小堺さんと関根さんがラジオやってたから」
竹山「コサキンだ」
伊集院「深夜放送って、20代くらいで終わりだったのに、小堺さんと関根さんがとにかく、前例としてスッゴイ長くやってた上に、年齢重ねてもやっててくれたお陰で」
竹山「はい」
伊集院「それで、頑張れるというか、やっていいって感じになって」
伊集院光が語る「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」
伊集院「あとは、呼んでもらえるかどうかの問題だよね。こちらの意向は関係なくて、それでも呼んでもらえなくなれば終わりだし。ラジオの放送内容に定義があるわけじゃないから。10代の女の子が上手く喋れなくても、可愛く寝ている様子が伝わりさえすれば、寝ちゃったところで、それを聞きたい人がいればいいから」
竹山「はい」
伊集院「自分で決める、とかはもうないかな。決めたり考えたりすると怖いから」
竹山「はい」
伊集院「とりあえず、今日を一生懸命やろう、と。一生懸命もウソだな(笑)今、喋りたいことを喋ろう、と」
竹山「あぁ」
伊集院「そういう感じにしないと、もう予測不可能な世界になってるし」
竹山「そうですね」
伊集院「気にしちゃうと、もうどうしようもないから」
そして、ラジオの未来についての私見も興味深い。放送局やデバイスの形式に固執するのではなく、ラジオ=音声メディアとして捉えることで、リスナーを獲得していくことが可能となるのではないか、と。
伊集院光が語る「ラジオというメディアの未来」
伊集院「単に音声メディアのこと=ラジオって呼ぶなら、Podcastとかそういうのを含めて、ラジオリスナーは増えてるとも言えるし」
竹山「あぁ」
伊集院「何をラジオって言うか、ってことだと思うんだけどね」
竹山「なるほど」
伊集院「それで変わっていくのかな。音声だけのエンターテインメントみたいなもの自体は、捨てたものでもないと思うし」
伊集院「…AMラジオと全く同じ外観で、ネットラジオを聴ける機械を作ることで、周りが高層マンションで電波が入らない家で、じいちゃん、ばあちゃんがラジオを聴き続けられるようなものを作ってもらえることで、そうやることで、リスナーの人たちが減る/減らないが変わってくるかもしれないし」
竹山「あぁ、はい」
伊集院「高齢の人のリスナーが減るのも、若い人のリスナーが減る方も、またradikoみたいなもので、また増えるかもしれないから」
竹山「はい」
伊集院「あとは、面白いって言ってもらえれば(笑)」
竹山「はい(笑)情報的には、ラジオは一番面白いと思うんですけどね」
伊集院「テレビと比べるのも、ネットで比べるのも、また違うんだろうけどね」
時折、照れなどが垣間見える様子もあったが、そこには18年続けた自信や自負のようなものが感じ取れた。自身では否定していたが、ラジオ界を牽引する伊集院光の発言は非常に興味深い至言が散りばめられていた。
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伊集院光「『深夜の馬鹿力』の18年を振り返る」
伊集院光が語る「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」
伊集院光が語る「ラジオというメディアの未来」
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