園子温監督の壮絶過ぎる過去「17歳で家出、心中未遂」
2013.08.23 (Fri)
2013年08月22日放送の「アウト×デラックス」にて、「愛のむきだし」や「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」の監督で知られる園子温がゲスト出演していた。そこで、壮絶過ぎる過去について語っていた。
冷たい熱帯魚
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園子温「映画のヒントって、いろいろな経験から意外と出てくるもので。僕、17歳の時に家出したんですね」
矢部浩之「はい」
園子温「童貞を捨てたかったからなんですけど」
マツコ・デラックス「え?童貞を捨てたいからって、家出に繋がります?」
園子温「やっぱり愛知県の田舎出身なんですけど、変な妄想があって、東京に出てくると捨てられるって思って(笑)」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)なるほどね」
園子温「ギターとか持ってると、捨てられると思ってね(笑」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「ギター抱えて東京に家出したんですよ」
矢部浩之「はい」
園子温「夜中に着いて、東京駅って真っ暗じゃないですか。でも、『俺はここで童貞捨てるんだ』って思い込んでますから」
矢部浩之「はい」
園子温「それでギター弾き出したんですよ。引き寄せの法則ってスゴイもんで、本当に女の人が来て。25歳くらいの」
矢部浩之「はい」
園子温「『この辺に24時間営業の喫茶店ってありますか?』って訊かれて」
矢部浩之「はい」
園子温「僕の妄想は、それを変換して意訳して、『あなたとホテル行きたいんです』って思ったんですね」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)なるほど」
園子温「『あそこにホテルありますけど、一緒に行きますか?』って言ったら、『はい』って言ったんですよ」
マツコ・デラックス「えぇ?!」
園子温「だから、そこで東京のスゴさを実感したんですよ。東京は一晩で童貞が捨てられるって」
矢部浩之「スゲェ(笑)」
園子温「それでホテル行ったんですよ。さぁって服を脱いで、これで捨てられるんだなぁって思って」
矢部浩之「はい」
園子温「それで、彼女が大きなバッグから巨大な植木バサミを取り出してきて」
マツコ・デラックス「え?」
園子温「『何?』って訊いたら、『じゃあ一緒に死にましょう』って言ったんですよ」
矢部浩之「すげぇ(笑)それどうなったんですか?(笑)」
園子温「何が起きたか、僕にも分かんなくて。『どういうことですか?』って訊いたら、『実は今、旦那とケンカして東京に出てきた』って言って。『その時、運命的にあなたと出会ったのも、何かの縁。だから一緒に心中しましょう』ってことになって」
矢部浩之「はい」
園子温「『それちょっと困ります!』って」
矢部浩之「童貞捨てたいだけなのに(笑)」
園子温「『何か、アイデアないですか?』って言ったら、『そうね…じゃあ、一つは私と一緒に死ぬ。もう一つは、明日の朝、私の実家に帰って、私のお母さんと一緒に旦那になりすまして暮らしてくれたらいいわ』って」
マツコ・デラックス「17歳を?」
園子温「はい。どっちもクソもないじゃないですか。『後者の方でお願いします』って」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「もちろん、そこでセッ○スなんて無理ですよ。『S○X or Die?』ですからね(笑)」
マツコ・デラックス「はっはっはっ(笑)」
紀子の食卓
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園子温「その後、彼女の田舎に帰って」
矢部浩之「どこなんですか?」
園子温「分からないですよ。だって、僕もさっき東京に来たんですから」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「時間的に言えば群馬とかですかね」
矢部浩之「新幹線乗った?」
園子温「いや、乗ってないですね。それで、お母さんに紹介されて。『若い旦那さんねぇ』って言われて」
矢部浩之「はい」
園子温「それで3人で暮らしだしたんですけどね」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「一体、僕の家出ってなんだったんだって思いましたけどね(笑)」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「大分経ってから、彼女に勇気を出して『やっぱり耐えられないんで、東京に帰りたいんですよ』って言ったら、『そうよね』って、2万円渡してくれて東京に戻ってきたんですね」
矢部浩之「はい」
園子温「そこで『時計じかけのオレンジ』って映画を観て、映画監督になろうかなぁって思ったんです」
矢部浩之「はい(笑)」
園子温「その後、その話が吉高由里子のデビュー作なんですけど、『紀子の食卓』っていう映画で、レンタル家族をテーマにしてて」
矢部浩之「はい」
園子温「そのレンタル家族っていうのは、自分がレンタルだったことがあるから、経験のあることなんで映画にしやすかったんですね。そういう意味では、常に映画にフィードバックしてるっていうことなんですよね」
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冷たい熱帯魚
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17歳で家出した理由
園子温「映画のヒントって、いろいろな経験から意外と出てくるもので。僕、17歳の時に家出したんですね」
矢部浩之「はい」
園子温「童貞を捨てたかったからなんですけど」
マツコ・デラックス「え?童貞を捨てたいからって、家出に繋がります?」
園子温「やっぱり愛知県の田舎出身なんですけど、変な妄想があって、東京に出てくると捨てられるって思って(笑)」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)なるほどね」
園子温「ギターとか持ってると、捨てられると思ってね(笑」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「ギター抱えて東京に家出したんですよ」
矢部浩之「はい」
園子温「夜中に着いて、東京駅って真っ暗じゃないですか。でも、『俺はここで童貞捨てるんだ』って思い込んでますから」
矢部浩之「はい」
園子温「それでギター弾き出したんですよ。引き寄せの法則ってスゴイもんで、本当に女の人が来て。25歳くらいの」
矢部浩之「はい」
園子温「『この辺に24時間営業の喫茶店ってありますか?』って訊かれて」
矢部浩之「はい」
園子温「僕の妄想は、それを変換して意訳して、『あなたとホテル行きたいんです』って思ったんですね」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)なるほど」
園子温「『あそこにホテルありますけど、一緒に行きますか?』って言ったら、『はい』って言ったんですよ」
マツコ・デラックス「えぇ?!」
園子温「だから、そこで東京のスゴさを実感したんですよ。東京は一晩で童貞が捨てられるって」
矢部浩之「スゲェ(笑)」
ホテルに行った後、女性と思わぬ方向に
園子温「それでホテル行ったんですよ。さぁって服を脱いで、これで捨てられるんだなぁって思って」
矢部浩之「はい」
園子温「それで、彼女が大きなバッグから巨大な植木バサミを取り出してきて」
マツコ・デラックス「え?」
園子温「『何?』って訊いたら、『じゃあ一緒に死にましょう』って言ったんですよ」
矢部浩之「すげぇ(笑)それどうなったんですか?(笑)」
園子温「何が起きたか、僕にも分かんなくて。『どういうことですか?』って訊いたら、『実は今、旦那とケンカして東京に出てきた』って言って。『その時、運命的にあなたと出会ったのも、何かの縁。だから一緒に心中しましょう』ってことになって」
矢部浩之「はい」
園子温「『それちょっと困ります!』って」
矢部浩之「童貞捨てたいだけなのに(笑)」
園子温「『何か、アイデアないですか?』って言ったら、『そうね…じゃあ、一つは私と一緒に死ぬ。もう一つは、明日の朝、私の実家に帰って、私のお母さんと一緒に旦那になりすまして暮らしてくれたらいいわ』って」
マツコ・デラックス「17歳を?」
園子温「はい。どっちもクソもないじゃないですか。『後者の方でお願いします』って」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「もちろん、そこでセッ○スなんて無理ですよ。『S○X or Die?』ですからね(笑)」
マツコ・デラックス「はっはっはっ(笑)」
映画『紀子の食卓』の核となる経験
紀子の食卓
![紀子の食卓 プレミアム・エディション [DVD]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/21PfhkULKxL._SL160_.jpg)
園子温「その後、彼女の田舎に帰って」
矢部浩之「どこなんですか?」
園子温「分からないですよ。だって、僕もさっき東京に来たんですから」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「時間的に言えば群馬とかですかね」
矢部浩之「新幹線乗った?」
園子温「いや、乗ってないですね。それで、お母さんに紹介されて。『若い旦那さんねぇ』って言われて」
矢部浩之「はい」
園子温「それで3人で暮らしだしたんですけどね」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「一体、僕の家出ってなんだったんだって思いましたけどね(笑)」
矢部浩之「はっはっはっ(笑)」
園子温「大分経ってから、彼女に勇気を出して『やっぱり耐えられないんで、東京に帰りたいんですよ』って言ったら、『そうよね』って、2万円渡してくれて東京に戻ってきたんですね」
矢部浩之「はい」
園子温「そこで『時計じかけのオレンジ』って映画を観て、映画監督になろうかなぁって思ったんです」
矢部浩之「はい(笑)」
園子温「その後、その話が吉高由里子のデビュー作なんですけど、『紀子の食卓』っていう映画で、レンタル家族をテーマにしてて」
矢部浩之「はい」
園子温「そのレンタル家族っていうのは、自分がレンタルだったことがあるから、経験のあることなんで映画にしやすかったんですね。そういう意味では、常に映画にフィードバックしてるっていうことなんですよね」
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