世界は数字で出来ている

2019年4月10日放送のテレビ朝日系の番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(毎週水 23:15-24:15)にて、お笑い芸人・有吉弘行が、タレントを目指す人々は「ほとんどがニート」状態だと語っていた。



有吉弘行：仕事っていうのは大変だね、みんな。

マツコ・デラックス：本当、そうだよ。本当そう思う。

有吉弘行：だって、我々、こういうタレントを目指してる人たちでも、ほぼそういう意味ではタレントニートだから。タレントを宣言したはいいものの…アイドルを宣言しました、お笑い芸人を宣言しましたはいいものの、ほとんどがニートだからね、そういうことで言えば。

マツコ・デラックス：本当。ニートだかなんだかよく分からない時期をみんな過ごすもんね。

有吉弘行：うん。

マツコ・デラックス：「一体、これ…人として大丈夫なのか？」っていうさ(笑)

有吉弘行：うん。そして、何を努力していいか分からないことも多いし。

マツコ・デラックス：そう。努力の仕方が分からないからね。そっちを目指してる人はさ。

有吉弘行：アイドルも辛いと思うよ。毎日、ダンスやって、歌の勉強してやるんだけど、全然売れない。辛いと思うよ。歌と踊り、勉強する以外ないじゃん、基本。まぁ、バラエティ的な要素もあるんだろうけど。

マツコ・デラックス：そう考えると、何なんだろう？まだいいじゃん、芸人さんはネタ作ったりしてさ、ステージ上がってお客さんの前で確かめてさ。アイドルの子はそうやって、自分でやって、なんか今、YouTubeで色々見せたりできるじゃない。

有吉弘行：うん。

マツコ・デラックス：なんで私、ここにいるんだろう？オカマって何？…オカマ自体がニートみたいなもんよね、もうね(笑)

有吉弘行：そう？(笑)俺、怖くて「うん」とは言えねぇよ(笑)
マツコ・デラックス：はっはっはっ(笑)使う方もさ、なんだかよく分かんないで使ってさ、出る方もなんだかよく分からないで出てさ、なんかまぐれで今、こうなってるけど、誰も分かんなかったもん。

有吉弘行：たしかに、「マツコさんを目指して練習します」っていうのは、なかなか難しいよ(笑)

マツコ・デラックス：だから、そういう意味では、「頑張りなさいよ」って言いつつも、「じゃあお前、どう頑張ってたんだよ？」ってことを言われるとさ、よく分かんない。今ですら、私、どう頑張ってるのか自分でも分からないからさ。

有吉弘行：うん。

マツコ・デラックス：だからまぁ、なんかやればいいのよ。なんでもいいから(笑)

有吉弘行：うん、うん。

マツコ・デラックス：なんでもいいから、やったことを誰か見てるから。

有吉弘行：うん、そうだね。

マツコ・デラックス：「これやったら正しい」はないのよ。

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