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爆笑問題・太田、ピエール瀧の薬物使用による逮捕と人柄やアーティストとしての評価は別問題であると指摘「太宰治なんて…」

2019.03.17 (Sun)
2019年3月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00-17:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ピエール瀧の薬物使用による逮捕と人柄やアーティストとしての評価は別問題であると指摘していた。



田中裕二:このTBSラジオでもね、赤江さんもそうですけど、伊集院とか皆さんいろいろね、各番組のパーソナリティの人がコメントをしていましたけども。

中村尚登:私も『キラキラ』時代から一緒にやってたし、年末に『おっさんニュース年録』っていうのをいつもビビる大木さんと3人でやってましたし。

太田光:ああ、そうか。

中村尚登:本当、そういう意味ではショックですよね。

田中裕二:まぁね。ずっと一緒に仕事をしていた人、昔からの友達も、知らなかった。そういう欠片も、想像もしなかったって人がほとんどで。

太田光:なかなか赤江さんもね、聴いたけど辛そうだったし。

田中裕二:うん、辛そうだったね。

太田光:伊集院なんかはね、売れない頃からの友達だからね。

田中裕二:はい。

太田光:やっぱりあの後も伊集院と会ったけど、「何とも言えない気持ちだ」って言ってたね。

田中裕二:そうね。

太田光:だから、それは責任は思いよね。

田中裕二:そうね。

太田光:ただ、だからっていい人じゃなかったってわけでもないんで。

田中裕二:うん。

太田光:その辺が難しいところで。道徳的な表現が人を感動させるってわけでもないんでね。

田中裕二:うん。

太田光:たとえば太宰治であったり、三島由紀夫だったり、教科書に載るような人は、学校で命の大切さを教えるために、そういう小説やなんかも載るんだけど、その人たちは最期どうだったかって言うと、みんな自殺してたりするわけで。

田中裕二:うん。

太田光:太宰なんて心中未遂何回もして、人間としてはどうしょうもないわけで。

田中裕二:うん。

太田光:そういう人の表現がやっぱり心を打ったり、生きる希望を人に与えたり。

田中裕二:うん。

太田光:逆に言えば、破滅に導いたりもするって。それは別に、引き離せないんだよね。

田中裕二:うん。

太田光:その芸術っていうのは、悪い面と良い面と。どうしても引き離そうとするけども。

田中裕二:うん、うん。

太田光:同時にあるからこそ優れた芸術であって。

田中裕二:うん。

太田光:だから、そこは同じ場所で善と悪はあるというか。善と悪って考え方自体が、誰にとっての善なのかってことで変わってくるんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:ただ、ルール違反はルール違反だからね。

田中裕二:うん。だから、番組とか色んなものを降板するとか、そういうことはやむないことでしょうけども。

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タグ : 爆笑問題,太田光,ピエール瀧,

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