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キンコン西野亮廣、戦略について口出しせず「人に任せる」ことをしないとビジネスは成長していかないと語る
2019.02.14 (Thu)
2019年2月6日放送のニッポン放送系のラジオ番組『中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』にて、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、戦略について口出しせず「人に任せる」ことをしないとビジネスは成長していかないと語っていた。


西野亮廣:自分はビジネス書を結構早めに書いて、あーだこーだって戦略を語っていって。
中田敦彦:うん。
西野亮廣:で、それでいろんな方に応援してもらったっていうのは一つあるんだけど。
中田敦彦:はい。
西野亮廣:だけど、もう1サイズ大きくしようと思ったら、「これじゃ無理やな」っていうところに頭打ちして。戦略語るだけでは…
中田敦彦:どの瞬間にそれ感じたんですか?「頭打ちだなぁ」って。
西野亮廣:なんか、それこそビジネス書が結構売れたんだよね。
中田敦彦:『ファンファーレ』ですか?
西野亮廣:全部売れたんだよ。全部、大体10万部か15万部ぐらい売れてて。
中田敦彦:うん。
西野亮廣:で、「結構売れたなぁ」って思ったんだけど、なんか、一個前に出したビジネス書から1年2年経ってるのに、仕事のサイズが大きくなってないなと思って。
中田敦彦:へぇ。
西野亮廣:結局、「そうかぁ」って思って。「自分以下の人しか集まってない」って思って。「自分以下」って言い方は悪いけれど。
中田敦彦:うん。
西野亮廣:自分の言うことを聞いてくれる人しか集まってこない。
中田敦彦:「西野」ってプラットフォームを、利用したいって人が来ますからね。
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:だから、西野さん以上の人は、西野さんをプラットフォームとして魅力感じないわけですから。
西野亮廣:そうそう。「これヤバイなぁ」って思って。
中田敦彦:ドリーマーってことですね?
西野亮廣:そう、そう。そっちになった方がいい。天才はいっぱいいるから。
中田敦彦:スキルとかストラテジーはあるけど、ドリームを持ってる人にやっぱり与えたいですもんね。
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:しかも、それが魅力的なドリームであれば、「なるほど、それなら投資しよう」っていう。
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:本当、実業家としての一番正当な行為ですもんね。
西野亮廣:そうだね。
中田敦彦:コンサルティングとか戦略とかの人はいるけど、ドリーマーがその中にいないと、結局、戦略家だけではどうしょうもないってことですもんね。
西野亮廣:うん、そうなんだよね。頭いい人とか、才能ある人って、「自分ではできないけど」があんだよね。
中田敦彦:うん、たしかに。
西野亮廣:凄い能力を持ってるのに。プレイヤーを探して「自分の仮説が合ってるか、合ってないかを確かめたい」っていう人がいんねん。
中田敦彦:ストラテジー、思い浮かぶじゃないですか。それに関しては言わないってことですか?
西野亮廣:言わない。言うときもあるけど、「これは言わないどこう」っていうのを。
中田敦彦:へぇ。
西野亮廣:だから、年々、言うのが減ってきたね。
中田敦彦:「これしたい」だけ言うってことですね?
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:「山口盛り上げたい」だけ言い続けて。そっからワーワー、ワーワー。「盛り上げるために、こうで、こうで、こうなんですよ」っていうのは、コンサルティングの方に入っちゃうから。そうすると、コンサルティングする戦略家が入ってこない、バッティングしちゃうってことですね。
西野亮廣:そう。とは言え最初は、ガツガツといかないと。
中田敦彦:勝ちながらドリーマーであって、ストラテジーを考えつきながらも抑えるってことが大事なんですね?
西野亮廣:そうだね。
中田敦彦:ストラテジーがなくて、ウィナーでもない人間が、「ただただドリーム語って、誰にも相手にされない」ってことの方が多いですもんね?
西野亮廣:そうだね。
中田敦彦:要所要所、勝ちながらもストラテジーを抑える行為。
西野亮廣:ウチのスタッフによう言われるもん。「これは黙っときましょう」とか。
中田敦彦:でも、思います。自分で動くっていう、労働するタイミングから、人に動いてもらうタイミングに切り替わる時があるじゃないですか。
西野亮廣:ある、ある。
中田敦彦:それも、「こいつ、自分で全部やりたがっちゃう人だな」っていう人って、労働の幅が広がらないじゃないですか。
西野亮廣:たしかに。
中田敦彦:ずっとラーメン作ってるんじゃなくて、ラーメンの作り方を教えて、一回休みなって時あるじゃないですか。そのストラテジー編ですね。
西野亮廣:それって難しくて。特に中田って才能があるから、自分であれやこれやできちゃうでしょ。
中田敦彦:そんなことないんですけど、やりたがりですもんね。
西野亮廣:しかも、誰かに任すと、最初は一回、クオリティ落ちるから(笑)
中田敦彦:なるほど、そこですね。
西野亮廣:俺がやった方がいいんだけど、いいのできるんだけど、僕の時間は24時間しかないから、どっかでクオリティは落ちるけど任すっていう。
中田敦彦:単純労働は分かるんです。自分が出ちゃうと膨らまないんで、人にやってもらうってやり方なんですけど、ストラテジーの部分でも入ってもらうってことですね?
西野亮廣:そうだね。僕もサロン運営はほぼほぼ任せてるもん。「そんなことより、西野さんは夢を語っておいてください」って言われるようになった。
中田敦彦:だったら、ストラテジーの人を完全に雇っちゃうってことですね?コストかけて。
西野亮廣:そうだね。
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西野亮廣:自分はビジネス書を結構早めに書いて、あーだこーだって戦略を語っていって。
中田敦彦:うん。
西野亮廣:で、それでいろんな方に応援してもらったっていうのは一つあるんだけど。
中田敦彦:はい。
西野亮廣:だけど、もう1サイズ大きくしようと思ったら、「これじゃ無理やな」っていうところに頭打ちして。戦略語るだけでは…
中田敦彦:どの瞬間にそれ感じたんですか?「頭打ちだなぁ」って。
西野亮廣:なんか、それこそビジネス書が結構売れたんだよね。
中田敦彦:『ファンファーレ』ですか?
西野亮廣:全部売れたんだよ。全部、大体10万部か15万部ぐらい売れてて。
中田敦彦:うん。
西野亮廣:で、「結構売れたなぁ」って思ったんだけど、なんか、一個前に出したビジネス書から1年2年経ってるのに、仕事のサイズが大きくなってないなと思って。
中田敦彦:へぇ。
西野亮廣:結局、「そうかぁ」って思って。「自分以下の人しか集まってない」って思って。「自分以下」って言い方は悪いけれど。
中田敦彦:うん。
西野亮廣:自分の言うことを聞いてくれる人しか集まってこない。
中田敦彦:「西野」ってプラットフォームを、利用したいって人が来ますからね。
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:だから、西野さん以上の人は、西野さんをプラットフォームとして魅力感じないわけですから。
西野亮廣:そうそう。「これヤバイなぁ」って思って。
中田敦彦:ドリーマーってことですね?
西野亮廣:そう、そう。そっちになった方がいい。天才はいっぱいいるから。
中田敦彦:スキルとかストラテジーはあるけど、ドリームを持ってる人にやっぱり与えたいですもんね。
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:しかも、それが魅力的なドリームであれば、「なるほど、それなら投資しよう」っていう。
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:本当、実業家としての一番正当な行為ですもんね。
西野亮廣:そうだね。
中田敦彦:コンサルティングとか戦略とかの人はいるけど、ドリーマーがその中にいないと、結局、戦略家だけではどうしょうもないってことですもんね。
西野亮廣:うん、そうなんだよね。頭いい人とか、才能ある人って、「自分ではできないけど」があんだよね。
中田敦彦:うん、たしかに。
西野亮廣:凄い能力を持ってるのに。プレイヤーを探して「自分の仮説が合ってるか、合ってないかを確かめたい」っていう人がいんねん。
中田敦彦:ストラテジー、思い浮かぶじゃないですか。それに関しては言わないってことですか?
西野亮廣:言わない。言うときもあるけど、「これは言わないどこう」っていうのを。
中田敦彦:へぇ。
西野亮廣:だから、年々、言うのが減ってきたね。
中田敦彦:「これしたい」だけ言うってことですね?
西野亮廣:そう、そう。
中田敦彦:「山口盛り上げたい」だけ言い続けて。そっからワーワー、ワーワー。「盛り上げるために、こうで、こうで、こうなんですよ」っていうのは、コンサルティングの方に入っちゃうから。そうすると、コンサルティングする戦略家が入ってこない、バッティングしちゃうってことですね。
西野亮廣:そう。とは言え最初は、ガツガツといかないと。
中田敦彦:勝ちながらドリーマーであって、ストラテジーを考えつきながらも抑えるってことが大事なんですね?
西野亮廣:そうだね。
中田敦彦:ストラテジーがなくて、ウィナーでもない人間が、「ただただドリーム語って、誰にも相手にされない」ってことの方が多いですもんね?
西野亮廣:そうだね。
中田敦彦:要所要所、勝ちながらもストラテジーを抑える行為。
西野亮廣:ウチのスタッフによう言われるもん。「これは黙っときましょう」とか。
中田敦彦:でも、思います。自分で動くっていう、労働するタイミングから、人に動いてもらうタイミングに切り替わる時があるじゃないですか。
西野亮廣:ある、ある。
中田敦彦:それも、「こいつ、自分で全部やりたがっちゃう人だな」っていう人って、労働の幅が広がらないじゃないですか。
西野亮廣:たしかに。
中田敦彦:ずっとラーメン作ってるんじゃなくて、ラーメンの作り方を教えて、一回休みなって時あるじゃないですか。そのストラテジー編ですね。
西野亮廣:それって難しくて。特に中田って才能があるから、自分であれやこれやできちゃうでしょ。
中田敦彦:そんなことないんですけど、やりたがりですもんね。
西野亮廣:しかも、誰かに任すと、最初は一回、クオリティ落ちるから(笑)
中田敦彦:なるほど、そこですね。
西野亮廣:俺がやった方がいいんだけど、いいのできるんだけど、僕の時間は24時間しかないから、どっかでクオリティは落ちるけど任すっていう。
中田敦彦:単純労働は分かるんです。自分が出ちゃうと膨らまないんで、人にやってもらうってやり方なんですけど、ストラテジーの部分でも入ってもらうってことですね?
西野亮廣:そうだね。僕もサロン運営はほぼほぼ任せてるもん。「そんなことより、西野さんは夢を語っておいてください」って言われるようになった。
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