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キンコン西野、世間や先輩芸人からの批判は「お笑い芸人」の定義の違いから生じると語る「その定義がみんな整理ついてない」

2019.02.14 (Thu)
2019年2月6日放送のニッポン放送系のラジオ番組『中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』にて、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、世間や先輩芸人からの批判は「お笑い芸人」の定義の違いから生じると語っていた。



中田敦彦:漫才で負けたとか、「芸人じゃない」っていうのを最近、言うんですよ。

西野亮廣:はい。

中田敦彦:でも、本当はそう思ってないじゃないですか、西野さん。

西野亮廣:まぁ、頑張るところは頑張らなきゃいけないなとは思ってる(笑)

中田敦彦:実は、西野さんは「お笑いで負けたから」からっていうスタンスの、「お笑い」が限定した意味ですよね?

西野亮廣:はい。

中田敦彦:みんなが思ってるお笑いでは負けたけど、西野さんがよく言うのが、「コイツこそ芸人」とか、「俺こそ芸人」とかっていう言い方をする時の「オモロイ」っていう、そこでは勝ってるっていう認識じゃないですか?

西野亮廣:そこはそう。そこは一番面白くあろう、一番芸人であろうはあるね。

中田敦彦:なんか、何がオモロイかっていうのって、無茶苦茶、一般の人とズレて感じる時ありません?

西野亮廣:ズレる。だから、中田さんも先輩に批判されたりする?

中田敦彦:批判…そうですね。されてきたと思います。

西野亮廣:だからまず世間的にちゃんと決めなきゃいけないのは、芸人の定義をはっきりしなきゃいけないよね。

中田敦彦:ああ。

西野亮廣:多分、世間一般の芸人っていうのは、ひな壇に出て、グルメ番組をやりの、漫才やりの、コントをやりの、大喜利やりのっていう、この職業として芸人ってことを定義してるんだけど、多分、中田とかは芸人ってそっちじゃなくて。

中田敦彦:うん。

西野亮廣:どっちかって言ったら、みんなが右行ってる時に、左行っちゃう奴とか、つまりは生き様を「芸人」って言ってる。それで言うと、中田のやってることは全て芸人だし。

中田敦彦:うん。

西野亮廣:ビジネスやるのも、音楽やるのも、紅白に出るなんか、もう一番それで言うと、もう芸人の最たるもんだと思うんだけど。

中田敦彦:うん。

西野亮廣:そもそも、その定義がみんな整理がついてないから。ゴッチャになってるね。

中田敦彦:アートみたいなもんでしょ。油絵だけがアートだと思ってたら、空中で変なポーズをして2秒間止まる、みたいなのをアートだって言ってる人と、話が合わない、みたいな。

西野亮廣:はい、はい。

中田敦彦:何がアートだって。空間をプロデュースするのもアートだって言い方で、広げるのか。

西野亮廣:はい。

中田敦彦:絵が下手な奴って言うかっていう。

西野亮廣:はい、はい。

中田敦彦:だから、面白いことを研究したり、傾いたりするっていうスタンスの芸人で言うと、傾奇者じゃないですか。

西野亮廣:はい、はい。

中田敦彦:でも、批判されますよね?

西野亮廣:最近はなくなった。今はカジサックの方が(笑)

中田敦彦:ふふ(笑)

西野亮廣:ケンカされてた(笑)

中田敦彦:ケンカしてないですよ、事故なんですよ(笑)

西野亮廣:最近、ないですね。

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タグ : キングコング,西野亮廣,

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