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オリラジ中田敦彦、ZOZOからの出店アパレル撤退は「ブランド価値を変えられてしまう」ことへの不安が大きな要因と指摘
2019.02.14 (Thu)
2019年2月6日放送のニッポン放送系のラジオ番組『中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』にて、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、ZOZOからの出店アパレル撤退は「ブランド価値を変えられてしまう」ことへの不安が大きな要因と指摘していた。
僕たちはどう伝えるか


中田敦彦:ZOZOTOWN、もう今、凄いニュースになったじゃないですか。どっかのアパレル大手が撤退することを決めた。それは何でかって言うと、実はZOZOARIGATOっていうサービスが始まったことなんですよね。
ZOZOARIGATOっていうのは、サブスクリプション。月額で定額とって、その分ね、どのブランドも割り引きますっていうやり方なんですね。でも、それってブランド側が決める割り引きじゃないでしょ。プラットフォーム側が決める割り引きなんですよ。
それっていうものに対して、ブランド側がそこまで割り引かれてしまうと、「僕たちが店舗で売ってる物っていうよりも安い」と。っていうことは、店舗がショールーム化してしまうじゃないですか。
店舗で見て、試着して、ZOZOで買うっていうことが成立してしまう。そして、「不本意なタイミングで割り引いてしまうことによって、自分たちのブランド価値ってどうなるんだろう?」っていうことを不安に思った、いろんなブランドさんが撤退してるっていうニュースが今なんですよ。
面白いなと思った。僕は、ZOZOTOWNって凄いプラットフォームだと思うんですよ。だって、試着しなきゃ買えないって言われてたあのアパレルをだよ。試着せずに買うっていう、ネットで売るっていう、全く新しい次元を開いたパイオニアじゃないですか。カッコイイと思いますよ。
それを返品させる作業とかさ、そのサービスを構築するって、もう本当に人並のものじゃないから凄いと思うけど、それが普及した今、違う問題が突きつけられてるんだと思った。
ファストファッションが隆盛してる、割り引きが隆盛してる。それで、ネットショップが完全に普及した。そんな中で、「人が服着るって何?」って。俺、「服ってなんだ?」って思った。俺ね、やって初めて思ったのが、「幸福洗脳、着てくれよ」って言って、無理にタレントさんの友達に押し付けることだけは絶対したくなかった。
なんでか、直感的に思った。「服って、ほぼ自分」だからなんですよ。服って、寒暖調節をするだけの、日用品のようでありながらそうじゃなくて。服によって表現できることってあるじゃないですか。「自分はこういう人間なんだ」って。それを無理やり着させられる時に、何か傷つくでしょ。
制服を無理に着させられている時に、何か抑圧したものを感じるのって、服って自分なんですよ。その自分を歪められてる、屈辱を受けさせられてるっていうことに、人は凄い不自由を感じるわけですよね。
だから、自由な服を着ていいとか、制服で学校を選ぶ人とかがいるのは、自分というものを曲げたくないっていうことの表れだと思ったんですね。だから、自己表現とかそういうものに直結する商品、それを作っている人たちというものは、それを大事にしなきゃいけないと思った。
服のクオリティもそうだけど、そのクオリティを通して表現しているメッセージ、それは、それを着る人自身になるから。それを大事にしなきゃいけないっていうことに気づいたんですね。
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僕たちはどう伝えるか
中田敦彦:ZOZOTOWN、もう今、凄いニュースになったじゃないですか。どっかのアパレル大手が撤退することを決めた。それは何でかって言うと、実はZOZOARIGATOっていうサービスが始まったことなんですよね。
ZOZOARIGATOっていうのは、サブスクリプション。月額で定額とって、その分ね、どのブランドも割り引きますっていうやり方なんですね。でも、それってブランド側が決める割り引きじゃないでしょ。プラットフォーム側が決める割り引きなんですよ。
それっていうものに対して、ブランド側がそこまで割り引かれてしまうと、「僕たちが店舗で売ってる物っていうよりも安い」と。っていうことは、店舗がショールーム化してしまうじゃないですか。
店舗で見て、試着して、ZOZOで買うっていうことが成立してしまう。そして、「不本意なタイミングで割り引いてしまうことによって、自分たちのブランド価値ってどうなるんだろう?」っていうことを不安に思った、いろんなブランドさんが撤退してるっていうニュースが今なんですよ。
面白いなと思った。僕は、ZOZOTOWNって凄いプラットフォームだと思うんですよ。だって、試着しなきゃ買えないって言われてたあのアパレルをだよ。試着せずに買うっていう、ネットで売るっていう、全く新しい次元を開いたパイオニアじゃないですか。カッコイイと思いますよ。
それを返品させる作業とかさ、そのサービスを構築するって、もう本当に人並のものじゃないから凄いと思うけど、それが普及した今、違う問題が突きつけられてるんだと思った。
ファストファッションが隆盛してる、割り引きが隆盛してる。それで、ネットショップが完全に普及した。そんな中で、「人が服着るって何?」って。俺、「服ってなんだ?」って思った。俺ね、やって初めて思ったのが、「幸福洗脳、着てくれよ」って言って、無理にタレントさんの友達に押し付けることだけは絶対したくなかった。
なんでか、直感的に思った。「服って、ほぼ自分」だからなんですよ。服って、寒暖調節をするだけの、日用品のようでありながらそうじゃなくて。服によって表現できることってあるじゃないですか。「自分はこういう人間なんだ」って。それを無理やり着させられる時に、何か傷つくでしょ。
制服を無理に着させられている時に、何か抑圧したものを感じるのって、服って自分なんですよ。その自分を歪められてる、屈辱を受けさせられてるっていうことに、人は凄い不自由を感じるわけですよね。
だから、自由な服を着ていいとか、制服で学校を選ぶ人とかがいるのは、自分というものを曲げたくないっていうことの表れだと思ったんですね。だから、自己表現とかそういうものに直結する商品、それを作っている人たちというものは、それを大事にしなきゃいけないと思った。
服のクオリティもそうだけど、そのクオリティを通して表現しているメッセージ、それは、それを着る人自身になるから。それを大事にしなきゃいけないっていうことに気づいたんですね。
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