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伊集院光、現在の放送作家志望者は自ら望んでも無給の下積みがしづらくなっていると語る「ブラック企業だと言われちゃう」

2019.02.05 (Tue)
2019年2月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、現在の放送作家志望者は自ら望んでも無給の下積みがしづらくなっていると語っていた。



リスナーメール:放送作家を目指しているのですが、どうすればなれますか?また、稀勢の里の引退についてどう思いますか?

伊集院光:稀勢の里の引退について、そんなに意見がないんですよ、僕、別に(笑)「御本人、頑張りましたね」っていう感じですね。

放送作家を目指す方は大変だなと思うのは、昔は、わりとこの前に座ってる構成の渡辺君もそうだけど、なんかラジオの常連リスナーの人だったんだけど、結果的にラジオ局の中に入って働きました、みたいな人、凄いあったんです。

それ、ケースとしてかなり多かったですけど、もはや今、ちょっとそういうの難しいよね。なんかその…この構成の渡辺君は、元々はがき書いたり、はがきの時代、はがきを書いたりとかしてて、出待ちとかやってて、なんだかんだでいるようになったんだけど。

なんか本人…きっかけ忘れちゃったけど、そういう仕事したいみたいな話になったときに、「でも、電車賃も出ないよ、最初は」みたいな。「ギャラも電車賃も出ないけど、大丈夫?下働きみたいなこと」って言ったら、「あ、僕、歩くの好きなんで」みたいので。

家からずーっと、毎日なぜか5時間近く歩いて、考え事しながら帰るみたいな生活してたけど、今、そんなの逆にパワハラだとか言われちゃうし、「ブラック企業だ」とか言われちゃうから、本人がいいとか言っても、関係ないもんね。

そこを占めてきちゃうから、なかなか雇われることはないもんね。…多分、こんな真面目なの期待してないよね、恐らくね(笑)

ウソですよ。渡辺君は、チュールをあげたら居着きました。ちょっとね、弱ってたから目やにもひどかったし、ブルブル震えてたから、チュールをあげたんですよ。そしたら、なんか分かんないけど、ずーっとまた「チュールがもらえる、チュールがもらえる」っていう感じで来るようになって、今日もこの後、チュールを一舐めして帰りますから(笑)

こっちが本当です(笑)

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タグ : 伊集院光,放送作家,

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