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神田松之丞、後輩を激しく叱責している弟弟子に教え諭したと明かす「10の小言を言いたい時、急所を押さえた2にするんだ」
2019.01.28 (Mon)
2019年1月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週日 23:00-23:30)にて、講談師の神田松之丞が、後輩を激しく叱責している弟弟子に教え諭したと明かしていた。
神田松之丞：俺、思ったんだけど。この番組も怒りすぎてんだよね、世の中に。もうだから、俺もいい大人、35歳ですから。35って言うと、下を指導しなきゃいけないし、もう第一線でね、今後ね、師匠方にとって代わって頑張んなきゃいけないっていう世代で。
責任が出てくる世代ですから。言葉、一つ一つもね、「アイツの番組はつまんねぇ」とか、「なんだ、あの芸能人は」とか、そういうのを言ってる場合じゃないわけよ。
俺も段々太ってきてさ、人の悪口言ってたらさ。94kgだよ、今日体重計測ったら。なんか、もう昔の伊集院さん化してきてんのよ(笑)ブクブクと。なんか、体年齢みたいなの測ったら、58だったよ、俺。もう還暦に近いっていう(笑)
いや、もうビックリしたなぁ。もう、痩せなきゃね。心身ともに痩せて、スッキリして良い放送を届けたいっていうのを、なんかちょっと最近ね、思ってますよ。
で、だからなんかね、楽屋とかで起こってる奴とか見ると、やっぱ俺もちょっと「あれ？」って思うときがあって。
この前もさ、具体的には言わないんですけど、後輩がガーって結構怒ってるんですよ、最近入ったばかりの後輩がね。だから、ガラガラッと開けたときに、もう凄い、ほとんど変らない同期に近い奴を、グワーって怒ってるんですよ。
で、その怒りは多分、まぁ合ってるんでしょう、そいつは超できる奴だから、下ができないから、ワーッて怒ってる。でも、その怒り方がなんかね、凄い高圧的っていうか、ワーッて感じなのよ。
俺、そいつをちょっと脇に呼んで、二人きりにしてね、他の後輩たちに見せるのは良くないから、こういうのは。「お前な、怒り方とかってあるから。いいか、10小言を言いたい時に、10小言言ってるだろ？それは2にするんだ」と。
「その2は、急所を押さえることによって、自然に8も解消するようになる。だから、全部10のうち10小言を言ってたら、向こうも疲れちゃうし、お前も疲れちゃう。楽屋ってのは、楽しい部屋って書いて楽屋なんだ。お客さんに喜んでいただく部屋で、あんな怒ってたら、萎縮するし。俺達は仲間だし、家族だから。一生付き合ってくんだから。怒り方とかをちゃんと学ばなきゃ、お前もダメだよ」って。
「お前の言ってることは合ってるんだと思うし、俺は具体的なことを聞いてないし、聞く気もないけど、怒り方によって損すると、『アイツ、ダメだな』って、どんな正しいことを言ってても煙たがられるから。そういうアンガーマネジメントみたいなのを、お前自身がちゃんとしなきゃダメだよ」っていうのを。
で、「お前もしもね、怒るなら2つ絶対守れ。最後オチをつけるか、最後、祝儀みたいなのを切るか。その2つを芸人っていうのはするのが大事だよ」ってそいつに言ったら、「あ、そうですか、分かりました。本当にすみませんでした」みたいなことを言った、その日に矢野誠一にブチギレてんだよ、俺(笑)
全然、俺がアンガーマネジメントできてないわけよ(笑)で、俺もね、最近ちょっと思ったのは、病的に怒ってんのよ、いろんなことに対して。だから、嘘つきでもあるわけ(笑)
俺が後輩にさ、諭すように「どデカイ先輩」みたいな空気を出してんだけど、己がラジオの公共放送で、もっと影響力強いところでブチギレてるわけよ。ぶんぶくれで(笑)
だから、多分その後輩も俺のラジオ聞いてると思うんだけど、「え？！」っていう。「同じ人ですか？」っていう(笑)まぁ、確かに笑いには多少変えていらっしゃいますけど、はみ出すほどの怒り(笑)
人にそんなことを言ってるのにさ、偉そうに。だから、自分にできない理想を、後輩に押し付けてんのかもしれないね。ちゃんとしなきゃいけねぇなぁなんてことを思うのよ。
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神田松之丞：俺、思ったんだけど。この番組も怒りすぎてんだよね、世の中に。もうだから、俺もいい大人、35歳ですから。35って言うと、下を指導しなきゃいけないし、もう第一線でね、今後ね、師匠方にとって代わって頑張んなきゃいけないっていう世代で。
責任が出てくる世代ですから。言葉、一つ一つもね、「アイツの番組はつまんねぇ」とか、「なんだ、あの芸能人は」とか、そういうのを言ってる場合じゃないわけよ。
俺も段々太ってきてさ、人の悪口言ってたらさ。94kgだよ、今日体重計測ったら。なんか、もう昔の伊集院さん化してきてんのよ(笑)ブクブクと。なんか、体年齢みたいなの測ったら、58だったよ、俺。もう還暦に近いっていう(笑)
いや、もうビックリしたなぁ。もう、痩せなきゃね。心身ともに痩せて、スッキリして良い放送を届けたいっていうのを、なんかちょっと最近ね、思ってますよ。
で、だからなんかね、楽屋とかで起こってる奴とか見ると、やっぱ俺もちょっと「あれ？」って思うときがあって。
この前もさ、具体的には言わないんですけど、後輩がガーって結構怒ってるんですよ、最近入ったばかりの後輩がね。だから、ガラガラッと開けたときに、もう凄い、ほとんど変らない同期に近い奴を、グワーって怒ってるんですよ。
で、その怒りは多分、まぁ合ってるんでしょう、そいつは超できる奴だから、下ができないから、ワーッて怒ってる。でも、その怒り方がなんかね、凄い高圧的っていうか、ワーッて感じなのよ。
俺、そいつをちょっと脇に呼んで、二人きりにしてね、他の後輩たちに見せるのは良くないから、こういうのは。「お前な、怒り方とかってあるから。いいか、10小言を言いたい時に、10小言言ってるだろ？それは2にするんだ」と。
「その2は、急所を押さえることによって、自然に8も解消するようになる。だから、全部10のうち10小言を言ってたら、向こうも疲れちゃうし、お前も疲れちゃう。楽屋ってのは、楽しい部屋って書いて楽屋なんだ。お客さんに喜んでいただく部屋で、あんな怒ってたら、萎縮するし。俺達は仲間だし、家族だから。一生付き合ってくんだから。怒り方とかをちゃんと学ばなきゃ、お前もダメだよ」って。
「お前の言ってることは合ってるんだと思うし、俺は具体的なことを聞いてないし、聞く気もないけど、怒り方によって損すると、『アイツ、ダメだな』って、どんな正しいことを言ってても煙たがられるから。そういうアンガーマネジメントみたいなのを、お前自身がちゃんとしなきゃダメだよ」っていうのを。
で、「お前もしもね、怒るなら2つ絶対守れ。最後オチをつけるか、最後、祝儀みたいなのを切るか。その2つを芸人っていうのはするのが大事だよ」ってそいつに言ったら、「あ、そうですか、分かりました。本当にすみませんでした」みたいなことを言った、その日に矢野誠一にブチギレてんだよ、俺(笑)
全然、俺がアンガーマネジメントできてないわけよ(笑)で、俺もね、最近ちょっと思ったのは、病的に怒ってんのよ、いろんなことに対して。だから、嘘つきでもあるわけ(笑)
俺が後輩にさ、諭すように「どデカイ先輩」みたいな空気を出してんだけど、己がラジオの公共放送で、もっと影響力強いところでブチギレてるわけよ。ぶんぶくれで(笑)
だから、多分その後輩も俺のラジオ聞いてると思うんだけど、「え？！」っていう。「同じ人ですか？」っていう(笑)まぁ、確かに笑いには多少変えていらっしゃいますけど、はみ出すほどの怒り(笑)
人にそんなことを言ってるのにさ、偉そうに。だから、自分にできない理想を、後輩に押し付けてんのかもしれないね。ちゃんとしなきゃいけねぇなぁなんてことを思うのよ。
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