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マツコ・デラックス「製作側はネットの批評を鵜呑みにするな」

2013.06.27 (Thu)
2013年06月26日放送の「マツコ&有吉の怒り新党」にて、ネットの批評を鵜呑みにする映画製作者側について語っていた。マツコの部屋 アンタがいるから素直に笑えないのよ 編 [DVD]

マツコ「革新的なことに関するアレルギーはあるんだろうね」

有吉「うん」

マツコ「新しいものとか、『原作にはないキャラクターを登場させ、顛末も違ってしまいました』みたいなさ。『全く新しい作品だと思って御覧ください』っていうと、怖いのよ」

有吉「あぁ」

マツコ「新しいものに対する恐怖がスゴイから。でも、恐怖を感じているものを攻撃しちゃダメよね」

有吉「うん、うん」

マツコ「でもね、私は攻撃しているつもりはないのよ。こういう口調だし、攻撃していると思われてるんだけど、それを好きって言ってる人もいるんだから」

有吉「うん」

マツコ「色んな意見の人がいて良いと思うんだけどね。文句言うヤツもいていいと思うんだよね」

有吉「唯一、文句言えるのは原作者で、あとは何を言っても良いと思うんだけどね。だけど、熱が強すぎる人がいるんだよね。スゲェ偉そうに言われると、『こっちはこっちで良いんだけどな。俺は原作知らねぇし、これで楽しそうなんだけど』って思うんだけどね。それを原作知ってる人が、ああでもない、こうでもない言ってくると、『ちょっと黙っててよ』って思うんだよね」

マツコ「1つの作品に対して、好きに意見を述べましょうって時に、熱を帯びたい会っていうのもあるのよ」

有吉「うん」

マツコ「アンタは、どっちでも良いわけでしょ?」

有吉「そうそう」

マツコ「どっちでも良いっていうのは、熱量が無いわけじゃない?」

有吉「うん、そうだね」

マツコ「スゴイ好き、スゴイ嫌いっていうのは、熱対熱なのよ。それをやりたい輩もいるのよ。それに優しくできない?」

有吉「たとえば、アニメとかになっちゃうと、熱対熱がネットとかでスゴイことになっちゃって」

マツコ「ネット入れてきちゃう?ネット入れてくると話は別よ?」

有吉「ネットの口論の大元って、そこが多いじゃん」

マツコ「だから私はネットは嫌いだって言ってるのよ。目の前に人がいないから、相当なことを書くじゃない?」

有吉「うん」

マツコ「『それは本当に、お前の真意なのか?』っていう。自分の思ったことをさらに悪くして書くって。それは怖いのよ」

有吉「うん」

マツコ「ネットを含めて考えると、話は別なんだけどね」

有吉「なるほどね」

マツコ「私ね、ネットで何を書いても良いと思うのよ。でもね、それを参考にしてしまう方がいけないと思うのよ」

有吉「うん、うん」

マツコ「今、テレビ番組1つ作るのにも、ネットでどういう評判だったとか、ツイッターでどんな書き込みがあったかって、スゴイ気にしてるでしょ?」

有吉「うん」

マツコ「映画製作者側、あるいは配給会社が、『ネットでそういう論調だったから、今度はそっちの声に反応してあげましょう』って思って、次回、別の作品を作ってしまってはいけないと思うのよ」

有吉「あぁ」

マツコ「ネットに限らず、世の中の総意なんてものは抜きにして、クリエイターが作りたいものを作ればいいと思うのよ」

有吉「うん」

マツコ「それをあまりにも、みんな人の意見っていうのを気にしすぎているから、金太郎アメのように、テレビ観たって映画観たって、何を観ても大体一緒みたいになってしまって。より一層、ネットが面白いってなるのがムカつくの」

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