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土田晃之、稀勢の里の引退会見で話題となった『北斗の拳』ラオウの名台詞に込めた原作者・武論尊の思いを語る「ここで終わらせよう」
2019.01.21 (Mon)
2019年1月20日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、お笑い芸人・土田晃之が、稀勢の里の引退会見で話題となった『北斗の拳』ラオウの名台詞に込めた原作者・武論尊の思いについて語っていた。
納得させる話力

土田晃之:稀勢の里、引退ということで。本当、おつかれさまでしたね。その引退会見が、物凄く男気のある会見でしたよね。
で、その一方でそれこそね、読売新聞によりますと、「土俵人生に一片の悔いなし」ってね、稀勢の里が引退って書いてあるけど、「悔いなし」って言ってないよね。
「私の土俵人生、一片の悔いもありません」っていう言い方なんですよね。で、これを見出しにしちゃうとさ、もうほぼほぼラオウの方なのよ。だから、もう今、ネットのほうじゃ、「一片の悔いも」に、ラオウの名台詞を重ねる、みたいな記事が多くなってきて。
『北斗の拳』で、これは記事にあるんですけど、『北斗の拳』のキャラクター、ラオウの名台詞「我が生涯に一片の悔いなし」を、ファンに彷彿とさせたようで、ネットでもすぐに話題となった。「我が人生に一片の悔いなし」のセリフは、弟のケンシロウに屈したラオウが、絶命寸前に仁王立ちで発する、最後の言葉…正確にはね、片腕は上げてますけどね、仁王立ちっていうより。片手を天に掲げて言うんですけどね。
ちなみに、これは原作者の武論尊先生が、もう当時やっぱりジャンプの中でも人気だった『北斗の拳』、多分、「ちょっと続けてくれないか、この先も」っていう話になったんですって。
で、これ実はもう、武論尊先生の…スカパーかなんかでたまたま見たんですけど。「これは、僕の気持ちですよ」って。もう、本当だから「ここで終わらせよう」と。それこそ、そうじゃないですか。だって、ラオウとケンシロウっていう、最強のライバルの戦いが終わったところだったから。
で、この後に修羅の国に行ったりとかね、色々あるんですけど。そしたら、ラオウの本当のお兄ちゃん、カイオウっていうのが現れたりとか、色々あるんですけど。
っていう思いも込めて、この作品として、「一片の悔いもないよ」っていうので、最後ラオウに言わせた、みたいなこと言って。「なるほどなぁ」って思ってね。まぁまぁ、確かに似てるんですけど。「一片の悔いもありません」っていうね、稀勢の里は言ってるっていうことですね。
これは、稀勢の里が会見中に片腕を天に、拳を突き上げて言うんだったら、「これ、ラオウだな」ってなるけど。なんなら、もう脱ぎ始めてさ、マゲとかもとっちゃってさ(笑)よくわかんねぇけどさ、まぁまぁ本当にお疲れ様でした。
北斗の拳


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で、その一方でそれこそね、読売新聞によりますと、「土俵人生に一片の悔いなし」ってね、稀勢の里が引退って書いてあるけど、「悔いなし」って言ってないよね。
「私の土俵人生、一片の悔いもありません」っていう言い方なんですよね。で、これを見出しにしちゃうとさ、もうほぼほぼラオウの方なのよ。だから、もう今、ネットのほうじゃ、「一片の悔いも」に、ラオウの名台詞を重ねる、みたいな記事が多くなってきて。
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ちなみに、これは原作者の武論尊先生が、もう当時やっぱりジャンプの中でも人気だった『北斗の拳』、多分、「ちょっと続けてくれないか、この先も」っていう話になったんですって。
で、これ実はもう、武論尊先生の…スカパーかなんかでたまたま見たんですけど。「これは、僕の気持ちですよ」って。もう、本当だから「ここで終わらせよう」と。それこそ、そうじゃないですか。だって、ラオウとケンシロウっていう、最強のライバルの戦いが終わったところだったから。
で、この後に修羅の国に行ったりとかね、色々あるんですけど。そしたら、ラオウの本当のお兄ちゃん、カイオウっていうのが現れたりとか、色々あるんですけど。
っていう思いも込めて、この作品として、「一片の悔いもないよ」っていうので、最後ラオウに言わせた、みたいなこと言って。「なるほどなぁ」って思ってね。まぁまぁ、確かに似てるんですけど。「一片の悔いもありません」っていうね、稀勢の里は言ってるっていうことですね。
これは、稀勢の里が会見中に片腕を天に、拳を突き上げて言うんだったら、「これ、ラオウだな」ってなるけど。なんなら、もう脱ぎ始めてさ、マゲとかもとっちゃってさ(笑)よくわかんねぇけどさ、まぁまぁ本当にお疲れ様でした。
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