爆笑問題・太田、「カネをばら撒く」ZOZO前澤社長の1億円お年玉企画に「ああいうのも平気になっちゃったか、この国は」と嘆く
2019.01.09 (Wed)
2019年1月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、株式会社ZOZOの代表取締役社長・前澤友作による「100人に100万円をプレゼントする」企画について、「ああいうのも平気になっちゃったか、この国は」と嘆いていた。
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太田光:一般の庶民に「ほれ、ほれ、ほれ」っつって、カネばらまいてさ。平気な顔してんだよな。
田中裕二:ええ。
太田光:ああいうのもう、平気になっちゃったからね、この国は。
田中裕二:うん、そうね。凄かったんでしょ?500万人リツイート。
太田光:そりゃそうでしょ、リツイートが世界一になったんでしょ。
田中裕二:ね。
太田光:卑しいね、なんかね、そういう話は。
田中裕二:うん。だから、何万分の一で100万円が当たるってことでしょ。そういうことだよね?
太田光:だから、リツイートするわ、そりゃ、誰だって。そりゃしょうがないとしてもさ、やる方だよ。下品だろ?ああいうの。
田中裕二:まぁね。
太田光:俺、こういう時代になったかって思って。
田中裕二:うん。
太田光:最近ほら、もう随分前からだけど、ああいうIT的な人たち。ホリエモンも含め、村上ファンドとか。「金儲けの何がいけないんですか?」って理屈あるじゃない。
田中裕二:まぁね。
太田光:あれをさ、もう世界はね、たとえばアメリカだのなんだのって、アシカというかなんだろうな。ジョージ・ソロスとかね、そういう人たち、投資家。
田中裕二:うん。
太田光:投資家が、大金を投資して、なおかつそれを福祉に。堂々とさ、やるっていう。そういう人たちがいっぱいいるっていうのは分かってるんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:お金儲けは悪いとも思わないし。たださ、それは世界の元々のなんつうのかな…ジェフリー・アーチャーっていう小説家がいて、その人の小説なんかを読むとよく分かるんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:お金いうものに対する考え方って、欧米の人たちと…日本人は独特なんだよね。ちょっとやっぱりこう「悪銭身につかず」というか、何て言うのかな、後ろめたい。お金ってものは、決して汚れたものではないよ。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、人に恵んでもらうなんていうのは、プライドが許さないとかさ。
田中裕二:うん。
太田光:よく思うのが、『マイ・フェア・レディ』って話で。
田中裕二:うん。
太田光:あれも、「トゥース!」ってやってる奴が主役でさ。
田中裕二:オードリーですか(笑)オードリー・ヘップバーンね。春日じゃないです。
太田光:春日じゃないの?あれ。
田中裕二:春日じゃないです(笑)
太田光:ずっと春日だと思ってた。紳士の方、若林でしょ?
田中裕二:若林じゃないです。
太田光:真実の口、尼神インターの誠子じゃないの?
田中裕二:真実の口は、そういう像です(笑)
太田光:…『マイ・フェア・レディ』の映画とか、『あしながおじさん』なんかもそうなんだけど。イヤな話なんだよ、よくよく考えてみたら。金持ちが、言ってみれば娼婦ですよね。貧民街に住んでる、礼儀もマナーも知らない、育ちの悪い女の子と賭けをするわけですよ。
田中裕二:うん。
太田光:彼女を何ヶ月で淑女、レディーにできるかっていう。言語学者なんだよね、主人公は。訛りがあるわけですよ、貧乏な人たちの中での、口が悪いわけ。
田中裕二:スラングみたいな。
太田光:「兄さん、寄ってらっしゃいよ」みたいな。だから、エディット・ピアフの最初みたいな感じだよ。最初、立ちんぼみたいなのやってたから。
田中裕二:うん。
太田光:エディット・ピアフはそのままだったけどね。自分の歌を歌うんだって。…で、賭けをしようって。あれ、賭けの話だからね。お前と同じ。
田中裕二:全然違う(笑)
太田光:レディーにして。それで最後、結ばれるんだけども。イヤな。言ってみれば、見方によっては、なんで人のことをそうやってやるんだって。それがまるで夢のように。上流階級が正しいかのように。そっちの方が偉いんだ、マナーがよくてどうのこうのって。
田中裕二:うん。
太田光:競馬かなんかやりやがって、オペラグラスで。そういうのがいいってことに、前提の話で。
田中裕二:うん。
太田光:あんなの、見方を変えれば、どんだけ人間を馬鹿にしてんだって。金持ちだったら、そんなことまでしていいのかって。わりと日本人はあの映画好きだけど、ああいう物語っていうのは、日本じゃあまり成立しないと思うんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:日本じゃ作る人はいなくて、どちらかって言うと、『おしん』みたいな。貧乏だけども頑張って、頑張って努力して。でも、人に施しを受けるんじゃなくて、努力して身についたお金で質素にって。
田中裕二:うん。
太田光:時代が違うから、そこまでやれとは言わないけど。前澤とか深キョンの新しい彼氏。
田中裕二:本人は否定されてるみたいですけどね。友達らしいですけどね。前澤さんとか。みんな友達だから、あの辺は。お金持ってる人たちは。
太田光:で、村上ファンドが「お金儲けして何が悪いんですか?」って言って。それはそのとおりなんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:でも、それは無理やり頑張ってる感じがしちゃうんだよね、あの連中って。
田中裕二:うん。
太田光:前澤君がやってることも、「何が悪いんですか?」って理論武装してるとは思うんだけど。その理屈じゃなくてさ、「下品だな」って俺は思っちゃうの。俺なんかは別にそんなの平気な人だよ。
田中裕二:うん。
太田光:でも、なんか知らないけど昔から、カネの話とかはあまりしたくない。
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太田光:一般の庶民に「ほれ、ほれ、ほれ」っつって、カネばらまいてさ。平気な顔してんだよな。
田中裕二:ええ。
太田光:ああいうのもう、平気になっちゃったからね、この国は。
田中裕二:うん、そうね。凄かったんでしょ?500万人リツイート。
太田光:そりゃそうでしょ、リツイートが世界一になったんでしょ。
田中裕二:ね。
太田光:卑しいね、なんかね、そういう話は。
田中裕二:うん。だから、何万分の一で100万円が当たるってことでしょ。そういうことだよね?
太田光:だから、リツイートするわ、そりゃ、誰だって。そりゃしょうがないとしてもさ、やる方だよ。下品だろ?ああいうの。
田中裕二:まぁね。
太田光:俺、こういう時代になったかって思って。
田中裕二:うん。
太田光:最近ほら、もう随分前からだけど、ああいうIT的な人たち。ホリエモンも含め、村上ファンドとか。「金儲けの何がいけないんですか?」って理屈あるじゃない。
田中裕二:まぁね。
太田光:あれをさ、もう世界はね、たとえばアメリカだのなんだのって、アシカというかなんだろうな。ジョージ・ソロスとかね、そういう人たち、投資家。
田中裕二:うん。
太田光:投資家が、大金を投資して、なおかつそれを福祉に。堂々とさ、やるっていう。そういう人たちがいっぱいいるっていうのは分かってるんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:お金儲けは悪いとも思わないし。たださ、それは世界の元々のなんつうのかな…ジェフリー・アーチャーっていう小説家がいて、その人の小説なんかを読むとよく分かるんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:お金いうものに対する考え方って、欧米の人たちと…日本人は独特なんだよね。ちょっとやっぱりこう「悪銭身につかず」というか、何て言うのかな、後ろめたい。お金ってものは、決して汚れたものではないよ。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、人に恵んでもらうなんていうのは、プライドが許さないとかさ。
田中裕二:うん。
太田光:よく思うのが、『マイ・フェア・レディ』って話で。
田中裕二:うん。
太田光:あれも、「トゥース!」ってやってる奴が主役でさ。
田中裕二:オードリーですか(笑)オードリー・ヘップバーンね。春日じゃないです。
太田光:春日じゃないの?あれ。
田中裕二:春日じゃないです(笑)
太田光:ずっと春日だと思ってた。紳士の方、若林でしょ?
田中裕二:若林じゃないです。
太田光:真実の口、尼神インターの誠子じゃないの?
田中裕二:真実の口は、そういう像です(笑)
太田光:…『マイ・フェア・レディ』の映画とか、『あしながおじさん』なんかもそうなんだけど。イヤな話なんだよ、よくよく考えてみたら。金持ちが、言ってみれば娼婦ですよね。貧民街に住んでる、礼儀もマナーも知らない、育ちの悪い女の子と賭けをするわけですよ。
田中裕二:うん。
太田光:彼女を何ヶ月で淑女、レディーにできるかっていう。言語学者なんだよね、主人公は。訛りがあるわけですよ、貧乏な人たちの中での、口が悪いわけ。
田中裕二:スラングみたいな。
太田光:「兄さん、寄ってらっしゃいよ」みたいな。だから、エディット・ピアフの最初みたいな感じだよ。最初、立ちんぼみたいなのやってたから。
田中裕二:うん。
太田光:エディット・ピアフはそのままだったけどね。自分の歌を歌うんだって。…で、賭けをしようって。あれ、賭けの話だからね。お前と同じ。
田中裕二:全然違う(笑)
太田光:レディーにして。それで最後、結ばれるんだけども。イヤな。言ってみれば、見方によっては、なんで人のことをそうやってやるんだって。それがまるで夢のように。上流階級が正しいかのように。そっちの方が偉いんだ、マナーがよくてどうのこうのって。
田中裕二:うん。
太田光:競馬かなんかやりやがって、オペラグラスで。そういうのがいいってことに、前提の話で。
田中裕二:うん。
太田光:あんなの、見方を変えれば、どんだけ人間を馬鹿にしてんだって。金持ちだったら、そんなことまでしていいのかって。わりと日本人はあの映画好きだけど、ああいう物語っていうのは、日本じゃあまり成立しないと思うんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:日本じゃ作る人はいなくて、どちらかって言うと、『おしん』みたいな。貧乏だけども頑張って、頑張って努力して。でも、人に施しを受けるんじゃなくて、努力して身についたお金で質素にって。
田中裕二:うん。
太田光:時代が違うから、そこまでやれとは言わないけど。前澤とか深キョンの新しい彼氏。
田中裕二:本人は否定されてるみたいですけどね。友達らしいですけどね。前澤さんとか。みんな友達だから、あの辺は。お金持ってる人たちは。
太田光:で、村上ファンドが「お金儲けして何が悪いんですか?」って言って。それはそのとおりなんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:でも、それは無理やり頑張ってる感じがしちゃうんだよね、あの連中って。
田中裕二:うん。
太田光:前澤君がやってることも、「何が悪いんですか?」って理論武装してるとは思うんだけど。その理屈じゃなくてさ、「下品だな」って俺は思っちゃうの。俺なんかは別にそんなの平気な人だよ。
田中裕二:うん。
太田光:でも、なんか知らないけど昔から、カネの話とかはあまりしたくない。
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