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オリラジ中田敦彦、ピース又吉に「あっちゃんは三島由紀夫だ」と評されたことに納得「美意識がリスクを上回ってしまう」
2019.01.04 (Fri)
2019年1月2日放送のニッポン放送系のラジオ番組『中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』にて、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、ピース又吉に「あっちゃんは三島由紀夫だ」と評されたことに納得したと語っていた。
僕たちはどう伝えるか


中田敦彦:向井って、実はポップな見た目があるし。
向井慧:はい。
中田敦彦:立ち回りも器用にしてくれるから。
向井慧:はい。
中田敦彦:そう思われてるだろうし、そう思われてることに多分、コンプレックスもあるんだろうけど。
向井慧:うん。
中田敦彦:でもなんか、凄いラジオが好きっていうところもあるし。
向井慧:ラジオ好きですね。
中田敦彦:なんか、お笑いもすごい好きじゃん。
向井慧:お笑い好きなんですよ。
中田敦彦:そこらへんがなんか、面白いなぁって。又吉さんがさぁ、なんか向井のことを太宰の作品の誰って言ってたんだっけ?
向井慧:『人間失格』の大庭葉蔵(主人公)。
中田敦彦:大庭葉蔵だって言ってたんだよね。
向井慧:はい。
中田敦彦:それって、どういう意味合いだったっけ?
向井慧:「お前、笑顔でいつもいるけど、目の奥見たら、悲しい目をしてる」って(笑)
中田敦彦:はっはっはっ(笑)
向井慧:その奥が…頑張って道化を演じてる奴の目に一瞬見えて、「じゃあ一緒にメシ行くか?」っていうのがきっかけだったんですよ。
中田敦彦:又吉さんの文学的人物評ってめちゃくちゃ面白くて。
向井慧:はい。
中田敦彦:又吉さんは、まず自分のことを太宰治だと思ってるんだけど、その上で、俺はね、「三島由紀夫だ」って言われたのよ。
向井慧:ああ、聞いたことあります。
中田敦彦:「三島由紀夫ってな、めっちゃおもろいねん。あっちゃんって、三島由紀夫やねん」って。で、「どういうことですか?」ってなった時に、三島由紀夫って凄い美意識強いんだよね。
向井慧:はい。
中田敦彦:自分の文体もそうだし、美しさとか格好良さを自分の中で追及していくから。
向井慧:はい。
中田敦彦:三島由紀夫って、一時期、体をめちゃめちゃ鍛えたり、ドラマ出たり。自分の写真とかを無茶苦茶飾ったり。そういうところも『Perfect Human』みたいな感じじゃん。
向井慧:はい、はい。
中田敦彦:でも、それやる前に予言してたんだよ。
向井慧:ああ。
中田敦彦:デビュー2~3年目のときに言われてたんだけど。俺も全然意味分かんなかったの。だけど、「そういう意味なんだ」って、『Perfect Human』後ぐらいに気づいたんだけど。
向井慧:はい。
中田敦彦:凄いナルシストかつ凄いストイックってところがあって。これが後世の人からすると、時々滑稽なのよ。
向井慧:うん、うん。
中田敦彦:「三島、やりすぎじゃない?」って、後半生の政治的な活動も。
向井慧:はい。
中田敦彦:三島、知れば知るほど「めっちゃ共通点ある」って思った時あって。三島由紀夫って、楯の会って政治組織を組むんだけど、その組織、めちゃくちゃ制服格好いいの。
向井慧:ほう。
中田敦彦:でも、俺も「そういうところこだわりたい奴」って。マークとかデザインめちゃくちゃ好きだし。
向井慧:そうですよね。
中田敦彦:三島由紀夫って、最終的に割腹自殺しちゃうんだけど、あれも過激な奴なのかなって思ったんだけど、多分、三島由紀夫って自分の作り出したストーリーに飲み込まれたんだろうなって、俺は思ったのね。
向井慧:ああ、なるほど。
中田敦彦:自分の美意識が、自分のリスクを上回っちゃうのよ。俺も、店出すとか、番組やめるとか、そういうのも含めてリスクじゃん。
向井慧:リスクですよ。
中田敦彦:でも、美意識がリスクを上回っちゃうのよね。
向井慧:なるほど。
中田敦彦:そういう意味でも、「あ、三島って…」って、どんどん又吉さんの言葉が染み込んでくるんだけどね。
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僕たちはどう伝えるか
中田敦彦:向井って、実はポップな見た目があるし。
向井慧:はい。
中田敦彦:立ち回りも器用にしてくれるから。
向井慧:はい。
中田敦彦:そう思われてるだろうし、そう思われてることに多分、コンプレックスもあるんだろうけど。
向井慧:うん。
中田敦彦:でもなんか、凄いラジオが好きっていうところもあるし。
向井慧:ラジオ好きですね。
中田敦彦:なんか、お笑いもすごい好きじゃん。
向井慧:お笑い好きなんですよ。
中田敦彦:そこらへんがなんか、面白いなぁって。又吉さんがさぁ、なんか向井のことを太宰の作品の誰って言ってたんだっけ?
向井慧:『人間失格』の大庭葉蔵(主人公)。
中田敦彦:大庭葉蔵だって言ってたんだよね。
向井慧:はい。
中田敦彦:それって、どういう意味合いだったっけ?
向井慧:「お前、笑顔でいつもいるけど、目の奥見たら、悲しい目をしてる」って(笑)
中田敦彦:はっはっはっ(笑)
向井慧:その奥が…頑張って道化を演じてる奴の目に一瞬見えて、「じゃあ一緒にメシ行くか?」っていうのがきっかけだったんですよ。
中田敦彦:又吉さんの文学的人物評ってめちゃくちゃ面白くて。
向井慧:はい。
中田敦彦:又吉さんは、まず自分のことを太宰治だと思ってるんだけど、その上で、俺はね、「三島由紀夫だ」って言われたのよ。
向井慧:ああ、聞いたことあります。
中田敦彦:「三島由紀夫ってな、めっちゃおもろいねん。あっちゃんって、三島由紀夫やねん」って。で、「どういうことですか?」ってなった時に、三島由紀夫って凄い美意識強いんだよね。
向井慧:はい。
中田敦彦:自分の文体もそうだし、美しさとか格好良さを自分の中で追及していくから。
向井慧:はい。
中田敦彦:三島由紀夫って、一時期、体をめちゃめちゃ鍛えたり、ドラマ出たり。自分の写真とかを無茶苦茶飾ったり。そういうところも『Perfect Human』みたいな感じじゃん。
向井慧:はい、はい。
中田敦彦:でも、それやる前に予言してたんだよ。
向井慧:ああ。
中田敦彦:デビュー2~3年目のときに言われてたんだけど。俺も全然意味分かんなかったの。だけど、「そういう意味なんだ」って、『Perfect Human』後ぐらいに気づいたんだけど。
向井慧:はい。
中田敦彦:凄いナルシストかつ凄いストイックってところがあって。これが後世の人からすると、時々滑稽なのよ。
向井慧:うん、うん。
中田敦彦:「三島、やりすぎじゃない?」って、後半生の政治的な活動も。
向井慧:はい。
中田敦彦:三島、知れば知るほど「めっちゃ共通点ある」って思った時あって。三島由紀夫って、楯の会って政治組織を組むんだけど、その組織、めちゃくちゃ制服格好いいの。
向井慧:ほう。
中田敦彦:でも、俺も「そういうところこだわりたい奴」って。マークとかデザインめちゃくちゃ好きだし。
向井慧:そうですよね。
中田敦彦:三島由紀夫って、最終的に割腹自殺しちゃうんだけど、あれも過激な奴なのかなって思ったんだけど、多分、三島由紀夫って自分の作り出したストーリーに飲み込まれたんだろうなって、俺は思ったのね。
向井慧:ああ、なるほど。
中田敦彦:自分の美意識が、自分のリスクを上回っちゃうのよ。俺も、店出すとか、番組やめるとか、そういうのも含めてリスクじゃん。
向井慧:リスクですよ。
中田敦彦:でも、美意識がリスクを上回っちゃうのよね。
向井慧:なるほど。
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