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神田松之丞、声優の仕事で監督に「松之丞さんの声、辟易します」と言われて激怒「いや、お前何考えてんの？」
2018.12.24 (Mon)
2018年12月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週日 23:00-23:30)にて、講談師の神田松之丞が、声優の仕事で監督に「松之丞さんの声、辟易します」と言われて激怒したと語っていた。
神田松之丞：この前ですね、声のお仕事に行ってきました。これはあえてボカすんですけれども。声のお仕事で、収録時間4時間くらいかかったんじゃないんでしょうかね。
一生懸命、1時間半くらいリハして、「どうですか？僕の今回の声。どうでしょう？」っていうふうに言ったら、そこの一番偉い監督さんが、僕んとこ寄ってきて、「松之丞さんの声って、辟易しますよね」っつって。
もう戦争だよ(笑)ラジオの友は真の友、『神田松之丞 問わず語りの松之丞』始まりでございまーっす。
…だから失礼だよね。これは俺がさ、ちゃんと吉本とかさぁ、なんかすごい大手の事務所とか入ってたら、そんなこと絶対言われてないでしょ。舐められてんだよなぁ。すげぇ入念なリハだったよ。俺の声調べみたいなさせられてさぁ。で、10人ぐらいスタッフいたのよ。
俺もね、なんかこう丁重に入っちゃったの、そこに。色々さぁ、今、四面楚歌じゃん。だから、いろんな人に好かれたいっていう一心でさぁ、ペコペコ、ペコペコしながらさ、汚ぇ私服でさ、ガリガリ君のアイス溶けてるみたいな、そういう拭かないできたみたいな。そりゃ舐められるよね(笑)
そんな感じで来てさ、一生懸命なんかやったんです。そしたら、普通そんなの1ページめくってさぁ、声の感じとかさ、イントネーションとか空気感、分かるじゃん。で、1時間半くらい録ってだよ。すーっとやってきて、その監督。偉そうな50代半ばぐらいの奴だよ。結構、分別盛りの男ですよ。
すっごい真面目そうな、ちゃんとしてそうな人が、「どうです？これでいいですか」って聞いたら、「いやぁ、ちょっと松之丞さんの声、辟易するんですよねぇ」って。
これケンカふっかけてきてるよね。だって呼んでんだよ、お前らが俺を。俺を呼んでて、「辟易する」って、声分かってんじゃん、俺。オファーしてる段階で。「辟易する」っつってんだよ。
俺もさ、辟易ってさぁ、違う意味あんのかなって思って。だから、一回怒るのやめて、「休憩入れましょ」って、休憩挟んで、一回、ネット調べたの。俺が間違ってたらさ、恥かくからさ。
やっぱさ、「ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。閉口すること」って書いてあんの。で、もう一個、「相手の勢いに圧倒されて尻込みすること」ってあんの。で、これ今さぁ、打ち合わせの段階でこの話してたらさ、シゲフジが「相手の勢いに圧倒されて尻込みすることで、松之丞さんの勢いに圧倒されちゃったんじゃないですか？」って言うけど、だったらそう言えよ。
「辟易」って言葉、使うなよ。「松之丞さんの勢いに圧倒されて、尻込みした」って言えばいいじゃない。で、分かるの。それはね、もうその人が言いたいことはこういうことなのよ、つまり何が言いたいかっていうと、あえて声の感情を入れないで読んだ方がいい奴だったの。
だから、まぁいわゆる講談でもそういうテクニックあるんですけど、棒読みにすることによって、お客様がね、余白を楽しむと。余白を楽しんで、自分なりに棒読みにしてるからこっちが、あえて凄く広がって、逆に想像力が広がるっていう意味で…っていう風に言ってくれればいいんだけど。
「辟易する」って。いや、もう喧嘩だよね、そうなったら。だからもうさ、こっちも辟易したから。その後、俺、2時間半ぐらい収録したんだけど、ずーっとやる気なかったよ。
でも、「それがめちゃくちゃいい」って褒められたの。常に棒読みだから(笑)全編棒読みだったの(笑)「とにかくいいですね」って。終わってから、もうブチギレて、「ふざっけんな」ってさ。また俺、これで仕事減るんじゃない？(笑)
「いや、お前何考えてんの？いい年こいて。辟易するって言っちゃダメでしょ」っつって。「一応、こっちは演者なんだからさ。まぁ、こんなこと言うのは何だけど、俺はまだ下っ端だけど、乗せなきゃ」っつったの、俺。恥ずかしいよ、こっちが言うの(笑)
「俺を乗せてナンボだろ」っつって。「辟易する」って言われてから乗る？俺。踊らせろ、と。俺を一回。一回踊らせろ、そういうのも俺もお前の逆の立場だったら、別に若造に言いたくないけど、踊らせるよ、と。
「辟易する」って、なんでマウントとってくんだよって思ってさぁ。腹立つなぁ、もう。
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神田松之丞：この前ですね、声のお仕事に行ってきました。これはあえてボカすんですけれども。声のお仕事で、収録時間4時間くらいかかったんじゃないんでしょうかね。
一生懸命、1時間半くらいリハして、「どうですか？僕の今回の声。どうでしょう？」っていうふうに言ったら、そこの一番偉い監督さんが、僕んとこ寄ってきて、「松之丞さんの声って、辟易しますよね」っつって。
もう戦争だよ(笑)ラジオの友は真の友、『神田松之丞 問わず語りの松之丞』始まりでございまーっす。
…だから失礼だよね。これは俺がさ、ちゃんと吉本とかさぁ、なんかすごい大手の事務所とか入ってたら、そんなこと絶対言われてないでしょ。舐められてんだよなぁ。すげぇ入念なリハだったよ。俺の声調べみたいなさせられてさぁ。で、10人ぐらいスタッフいたのよ。
俺もね、なんかこう丁重に入っちゃったの、そこに。色々さぁ、今、四面楚歌じゃん。だから、いろんな人に好かれたいっていう一心でさぁ、ペコペコ、ペコペコしながらさ、汚ぇ私服でさ、ガリガリ君のアイス溶けてるみたいな、そういう拭かないできたみたいな。そりゃ舐められるよね(笑)
そんな感じで来てさ、一生懸命なんかやったんです。そしたら、普通そんなの1ページめくってさぁ、声の感じとかさ、イントネーションとか空気感、分かるじゃん。で、1時間半くらい録ってだよ。すーっとやってきて、その監督。偉そうな50代半ばぐらいの奴だよ。結構、分別盛りの男ですよ。
すっごい真面目そうな、ちゃんとしてそうな人が、「どうです？これでいいですか」って聞いたら、「いやぁ、ちょっと松之丞さんの声、辟易するんですよねぇ」って。
これケンカふっかけてきてるよね。だって呼んでんだよ、お前らが俺を。俺を呼んでて、「辟易する」って、声分かってんじゃん、俺。オファーしてる段階で。「辟易する」っつってんだよ。
俺もさ、辟易ってさぁ、違う意味あんのかなって思って。だから、一回怒るのやめて、「休憩入れましょ」って、休憩挟んで、一回、ネット調べたの。俺が間違ってたらさ、恥かくからさ。
やっぱさ、「ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。閉口すること」って書いてあんの。で、もう一個、「相手の勢いに圧倒されて尻込みすること」ってあんの。で、これ今さぁ、打ち合わせの段階でこの話してたらさ、シゲフジが「相手の勢いに圧倒されて尻込みすることで、松之丞さんの勢いに圧倒されちゃったんじゃないですか？」って言うけど、だったらそう言えよ。
「辟易」って言葉、使うなよ。「松之丞さんの勢いに圧倒されて、尻込みした」って言えばいいじゃない。で、分かるの。それはね、もうその人が言いたいことはこういうことなのよ、つまり何が言いたいかっていうと、あえて声の感情を入れないで読んだ方がいい奴だったの。
だから、まぁいわゆる講談でもそういうテクニックあるんですけど、棒読みにすることによって、お客様がね、余白を楽しむと。余白を楽しんで、自分なりに棒読みにしてるからこっちが、あえて凄く広がって、逆に想像力が広がるっていう意味で…っていう風に言ってくれればいいんだけど。
「辟易する」って。いや、もう喧嘩だよね、そうなったら。だからもうさ、こっちも辟易したから。その後、俺、2時間半ぐらい収録したんだけど、ずーっとやる気なかったよ。
でも、「それがめちゃくちゃいい」って褒められたの。常に棒読みだから(笑)全編棒読みだったの(笑)「とにかくいいですね」って。終わってから、もうブチギレて、「ふざっけんな」ってさ。また俺、これで仕事減るんじゃない？(笑)
「いや、お前何考えてんの？いい年こいて。辟易するって言っちゃダメでしょ」っつって。「一応、こっちは演者なんだからさ。まぁ、こんなこと言うのは何だけど、俺はまだ下っ端だけど、乗せなきゃ」っつったの、俺。恥ずかしいよ、こっちが言うの(笑)
「俺を乗せてナンボだろ」っつって。「辟易する」って言われてから乗る？俺。踊らせろ、と。俺を一回。一回踊らせろ、そういうのも俺もお前の逆の立場だったら、別に若造に言いたくないけど、踊らせるよ、と。
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