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伊集院光、映画『来る』の完成試写で初めて全体のストーリーを理解して驚く「そういうことだったの?」
2018.12.04 (Tue)
2018年12月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、映画『来る』の完成試写で初めて全体のストーリーを理解して驚いたと語っていた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1

伊集院光:「どうしたらいいの?」って思うことは、今週末かな。随分前に撮影しましたっていう映画の『来る』。僕ちょい役で出たんですけども。
『来る』っていう映画の公開が今週末なんですけど。難しいのは、テレビCMとか見た?テレビCMは怖いのよ。怖い映画だから、基本的に。テレビCM、怖いんだ。
で、怖い映画だからさ、俺も怖い映画を見る趣味があんまりないから。でも、かといって自分の仕事だからさ。完成試写ですって言ったら、「一応見ます」っていうか、見なきゃな感じじゃん。
でいて、1人で見るの怖ぇから、「亭主の仕事だし見ようぜ」って言ったら、カミさん、怖いのが凄い嫌いだから。「絶対ヤダ」って言うの。「絶対見ねぇよ」って話になるわけ。
こっちはさ、漠然とした感想が聞きたいの。結局、自分が出ちゃった映画って、何回か見ないと、要するに一回見ただけだと、自分がご迷惑をおかけしてないか見たいなところしか見えないの。自分がどうなるっていう。
で、しかも今回、前言いましたけど、僕、スーパーの店長さんの役なんですけど、そのスーパーの中のシーン以外のことを知らないっていうか。俺は店長さんで、前にいる黒木華さんは「よく休むパートさん」っていうことしか知らないわけ。だから、「ちょいちょい休まれても困るんですけど」しかないわけ、俺の気持ちは。
この人がどういう状況に置かれているのかっていうことが、全然分からないわけ。もしかしたら、俺の読んでない台本の前の方に、飛行機の事故で、南海の孤島に墜落して、奇跡の一命を取り留めた少女が、バッタに育てられて。なんだかんだでパートをやってますっていう話があったとしても(笑)
余計なことしちゃうじゃん、そのストーリー知って。ひた隠しに隠してるから…黒木さんよく引き受けたな、アンタ(笑)
黒木さんは知ってなきゃダメだけど、その役の中でのパートさん、女の人も、パートさんもそのことを俺に言ってないんだ。俺、意識しちゃうとおかしいじゃん。なんか怒ってる最中に、葉っぱもの野菜をチラ見しちゃうじゃん。「アイツ、元々バッタに育てられてるって言ってたな」みたいなことになっちゃうし(笑)
そういうこと一切把握しないまま、監督にも「僕が把握してくのは、この人はしょっちゅう休んじゃうんだけど、いなくなられても困るしぐらいの意識のスーパーの店長さんの顔、でいいんですね?」って。
だから、ストーリーの全体も分かんないわけ。だから、試写会に行っても「そういうことだったの?よく、トノサマバッタ6匹が人を育てたね」って(笑)その感じを驚きながら見つつ、自分の演技、ご迷惑かけてないかチェックもしてるから。
あんまり分かんなくなっちゃうから、俺じゃない奴に見て欲しいわけ。一番手っ取り早いのはカミさんなんだけど、カミさん、怖いのがイヤだから。「見たくない」って、頑なに行かないわけ。
でも、一応演技チェックでは「まるで妻夫木聡みたいに映ってる」って思いながら。それは妻夫木聡だったんだけど、結局は(笑)
伊集院光、岡田准一主演の映画『来る』に出演するも出演したことを「絶対に解禁まで言っちゃダメ」と口止めされたと明かす
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伊集院光:「どうしたらいいの?」って思うことは、今週末かな。随分前に撮影しましたっていう映画の『来る』。僕ちょい役で出たんですけども。
『来る』っていう映画の公開が今週末なんですけど。難しいのは、テレビCMとか見た?テレビCMは怖いのよ。怖い映画だから、基本的に。テレビCM、怖いんだ。
で、怖い映画だからさ、俺も怖い映画を見る趣味があんまりないから。でも、かといって自分の仕事だからさ。完成試写ですって言ったら、「一応見ます」っていうか、見なきゃな感じじゃん。
でいて、1人で見るの怖ぇから、「亭主の仕事だし見ようぜ」って言ったら、カミさん、怖いのが凄い嫌いだから。「絶対ヤダ」って言うの。「絶対見ねぇよ」って話になるわけ。
こっちはさ、漠然とした感想が聞きたいの。結局、自分が出ちゃった映画って、何回か見ないと、要するに一回見ただけだと、自分がご迷惑をおかけしてないか見たいなところしか見えないの。自分がどうなるっていう。
で、しかも今回、前言いましたけど、僕、スーパーの店長さんの役なんですけど、そのスーパーの中のシーン以外のことを知らないっていうか。俺は店長さんで、前にいる黒木華さんは「よく休むパートさん」っていうことしか知らないわけ。だから、「ちょいちょい休まれても困るんですけど」しかないわけ、俺の気持ちは。
この人がどういう状況に置かれているのかっていうことが、全然分からないわけ。もしかしたら、俺の読んでない台本の前の方に、飛行機の事故で、南海の孤島に墜落して、奇跡の一命を取り留めた少女が、バッタに育てられて。なんだかんだでパートをやってますっていう話があったとしても(笑)
余計なことしちゃうじゃん、そのストーリー知って。ひた隠しに隠してるから…黒木さんよく引き受けたな、アンタ(笑)
黒木さんは知ってなきゃダメだけど、その役の中でのパートさん、女の人も、パートさんもそのことを俺に言ってないんだ。俺、意識しちゃうとおかしいじゃん。なんか怒ってる最中に、葉っぱもの野菜をチラ見しちゃうじゃん。「アイツ、元々バッタに育てられてるって言ってたな」みたいなことになっちゃうし(笑)
そういうこと一切把握しないまま、監督にも「僕が把握してくのは、この人はしょっちゅう休んじゃうんだけど、いなくなられても困るしぐらいの意識のスーパーの店長さんの顔、でいいんですね?」って。
だから、ストーリーの全体も分かんないわけ。だから、試写会に行っても「そういうことだったの?よく、トノサマバッタ6匹が人を育てたね」って(笑)その感じを驚きながら見つつ、自分の演技、ご迷惑かけてないかチェックもしてるから。
あんまり分かんなくなっちゃうから、俺じゃない奴に見て欲しいわけ。一番手っ取り早いのはカミさんなんだけど、カミさん、怖いのがイヤだから。「見たくない」って、頑なに行かないわけ。
でも、一応演技チェックでは「まるで妻夫木聡みたいに映ってる」って思いながら。それは妻夫木聡だったんだけど、結局は(笑)
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