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伊集院光、昆虫収集が趣味な養老孟司がまさか「クモが嫌い」と知らず延々とクモの話をしてしまったと告白「俺が機嫌を損ねてた」
2018.11.06 (Tue)
2018年11月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、昆虫収集が趣味な養老孟司がまさか「クモが嫌い」と知らず延々とクモの話をしてしまったと告白していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1

伊集院光:養老孟司先生は、仕事で解剖とかをずっとやってる人ですよ。元々、そういう解剖学ですから、「脳みそとは、よくつけたりだな」なんつって、見たりとかする人なんですよ。
その先生が、趣味は昆虫で。昆虫の標本とかを凄い作る人で。昆虫がとにかく大好きなんです。僕の中では…先週、すみません。ずっと僕、長崎の離島に行った話を延々としてて。3日間の旅のうち、2日間で2時間終わるっていう(笑)
で、その話の中に出てきた。長崎で五島列島を旅している段階で、帰ってきたら養老先生と対談があるっていう。久々に養老先生に会えるっていう。久々に養老先生に僕の頭蓋骨を開いてもらって、で、中をいろいろイジってもらえるっていう(笑)
「中にハナムグリが入ってるぞ」なんつって(笑)「このせいか、ワーンワーンワーンってなるのは」って(笑)まぁ、よく解剖してもらってんですけど(笑)その養老先生と帰った後に会いますっていう。
養老先生と対談するのはもう分かってたこと。スケジュールには入ってた上で五島を旅してたんですけど。その中で、あの人とにかく昆虫が好きで。昆虫を見るためにほうぼうを行くし、ライフスタイルとしても、昆虫採集にどこにでも行くためには身体丈夫じゃなきゃいけないし、みたいな。そういう感じの人だから。健康じゃなきゃいけないしって人で。
その中で先週話した、五島のその割とデカイ、できたてのバイパスみたい道路の下をくぐるためにある、トンネル。トンネルに、物凄い数のジョロウグモが湧いているっていう。元々は、そんな自然環境はなかったわけですよ、五島は周り海ですから。強い風が吹いたりとかするのに。
ちょうど階段で降りてきて、横ずーっと縦にわたって階段でまた降りていくみたいな。そういう形の通路なんかないんだけど、その形の通路に、しかもそこは人が通るかもしれないから、おそらく太陽発電みたいなもんとついてると思うんだけど、外の。
常夜灯、誘導灯みたいのがある。それは海風が全く入らないから、巣が壊されない。周り何にもない。1キロぐらい歩くと教会があるだけで周りなんでもないところに、虫を寄せる、結局虫を寄せることになる誘導灯がついているということだから、その生まれたクモの子を散らすようにとはよく言ったもんで、たくさん生まれるクモがおそらく淘汰されないまま。鳥も入ってこないから、淘汰されないままそこで延々と育ってるっていう、超クモ密度の高い地下道があって。
そこ着いた時に、色んなこと考えました。「気持ち悪いな」と思ってたけど、結構足もきてたしとか。「ここを通り抜けてみよう」とか。で、結局通り抜けたりはしたんですけど。
その時に思ってたのは、「この話、養老先生にしたら絶対喜ぶ。自慢ができる」と。「こんなところあると思います?」って。いろんな事情でできた、その生態系の盲点みたいなところに、凄い量のジョロウグモがいます、で、写真を撮ってっていう。
その話を養老先生に対談内容と全然関係ないんだけど、「そうそう、長崎の離島に行ったんですけどね、こういうことがあって、こういうとこ通ったんですよ」っつって、あんまりいい感じが帰ってこないの。いい反応が来なくて。
元々、養老先生ってわりと無口だし、普通に考えるとちょっと偏屈な人なんだけど、なんか俺がちょっと押しつけがましかったのかな。すげぇテンション上がっちゃって、これは先生が食いついて。「どこ?どこ?教えて?」「内緒だけど」「内緒にするなら、脳を解剖してデータを取り出しちゃうぞ~」なんて言われて(笑)電極をつけて「長崎ね」「なんで分かるの?」みたいな(笑)黙ることができない電極を、黙ることができない箇所に埋められて(笑)キングパワー電池を直列つなぎをされて、行き方を全部教えちゃう展開を考えてたのに、何の手術もしないんです、僕に(笑)
で、一段落、3時間半ぐらい対談して、いろんな話をしてて。最後の方の項目の中に、嫌いなものみたいな話になった時に、養老先生の嫌いなものがまさかのクモっていう(笑)
「ええ?!昆虫すげぇ好きなのに?」っていう(笑)クモ、もう見るのもイヤなぐらい嫌いなんだって。だから、俺の中では、「養老先生、相変わらず苦虫を噛み潰したような顔してんなぁ」と思ったら、俺が機嫌を損ねてたみたい(笑)
クモがこの世で一番嫌いな人にとって、この話、ねぇじゃん(笑)どうやったってねぇじゃん。聞きたくない話じゃんか(笑)
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その先生が、趣味は昆虫で。昆虫の標本とかを凄い作る人で。昆虫がとにかく大好きなんです。僕の中では…先週、すみません。ずっと僕、長崎の離島に行った話を延々としてて。3日間の旅のうち、2日間で2時間終わるっていう(笑)
で、その話の中に出てきた。長崎で五島列島を旅している段階で、帰ってきたら養老先生と対談があるっていう。久々に養老先生に会えるっていう。久々に養老先生に僕の頭蓋骨を開いてもらって、で、中をいろいろイジってもらえるっていう(笑)
「中にハナムグリが入ってるぞ」なんつって(笑)「このせいか、ワーンワーンワーンってなるのは」って(笑)まぁ、よく解剖してもらってんですけど(笑)その養老先生と帰った後に会いますっていう。
養老先生と対談するのはもう分かってたこと。スケジュールには入ってた上で五島を旅してたんですけど。その中で、あの人とにかく昆虫が好きで。昆虫を見るためにほうぼうを行くし、ライフスタイルとしても、昆虫採集にどこにでも行くためには身体丈夫じゃなきゃいけないし、みたいな。そういう感じの人だから。健康じゃなきゃいけないしって人で。
その中で先週話した、五島のその割とデカイ、できたてのバイパスみたい道路の下をくぐるためにある、トンネル。トンネルに、物凄い数のジョロウグモが湧いているっていう。元々は、そんな自然環境はなかったわけですよ、五島は周り海ですから。強い風が吹いたりとかするのに。
ちょうど階段で降りてきて、横ずーっと縦にわたって階段でまた降りていくみたいな。そういう形の通路なんかないんだけど、その形の通路に、しかもそこは人が通るかもしれないから、おそらく太陽発電みたいなもんとついてると思うんだけど、外の。
常夜灯、誘導灯みたいのがある。それは海風が全く入らないから、巣が壊されない。周り何にもない。1キロぐらい歩くと教会があるだけで周りなんでもないところに、虫を寄せる、結局虫を寄せることになる誘導灯がついているということだから、その生まれたクモの子を散らすようにとはよく言ったもんで、たくさん生まれるクモがおそらく淘汰されないまま。鳥も入ってこないから、淘汰されないままそこで延々と育ってるっていう、超クモ密度の高い地下道があって。
そこ着いた時に、色んなこと考えました。「気持ち悪いな」と思ってたけど、結構足もきてたしとか。「ここを通り抜けてみよう」とか。で、結局通り抜けたりはしたんですけど。
その時に思ってたのは、「この話、養老先生にしたら絶対喜ぶ。自慢ができる」と。「こんなところあると思います?」って。いろんな事情でできた、その生態系の盲点みたいなところに、凄い量のジョロウグモがいます、で、写真を撮ってっていう。
その話を養老先生に対談内容と全然関係ないんだけど、「そうそう、長崎の離島に行ったんですけどね、こういうことがあって、こういうとこ通ったんですよ」っつって、あんまりいい感じが帰ってこないの。いい反応が来なくて。
元々、養老先生ってわりと無口だし、普通に考えるとちょっと偏屈な人なんだけど、なんか俺がちょっと押しつけがましかったのかな。すげぇテンション上がっちゃって、これは先生が食いついて。「どこ?どこ?教えて?」「内緒だけど」「内緒にするなら、脳を解剖してデータを取り出しちゃうぞ~」なんて言われて(笑)電極をつけて「長崎ね」「なんで分かるの?」みたいな(笑)黙ることができない電極を、黙ることができない箇所に埋められて(笑)キングパワー電池を直列つなぎをされて、行き方を全部教えちゃう展開を考えてたのに、何の手術もしないんです、僕に(笑)
で、一段落、3時間半ぐらい対談して、いろんな話をしてて。最後の方の項目の中に、嫌いなものみたいな話になった時に、養老先生の嫌いなものがまさかのクモっていう(笑)
「ええ?!昆虫すげぇ好きなのに?」っていう(笑)クモ、もう見るのもイヤなぐらい嫌いなんだって。だから、俺の中では、「養老先生、相変わらず苦虫を噛み潰したような顔してんなぁ」と思ったら、俺が機嫌を損ねてたみたい(笑)
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