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オリラジ中田敦彦、安い商品を買う客と高い商品を買う客では「安い商品を買った客の方がクレームが多い」理由を語る
2018.11.01 (Thu)
2018年10月31日放送のニッポン放送系のラジオ番組『中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』にて、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、安い商品を買う客と高い商品を買う客では「安い商品を買った客の方がクレームが多い」理由を語っていた。
僕たちはどう伝えるか


中田敦彦:価格が高いものに起きる現象って、面白いなと思うのが、実はね、安い商品を買ったお客さんのほうが、クレームが多いんですよ。高い商品を買ったお客さんからのクレームって、少ないんですね。
僕、昔ね、ネット通販自分で始めたばっかりの頃、凄く安い商品を作ったの、ファン向けに。で、それをね、凄く簡易な包装で、凄く雑にお届けした時があったんですよ。
その時、むちゃくちゃ怒られたの。「なんですか?この雑なやり方は」って言われたの。俺からするとさ、「いやいや、だってこれ激安の商品だよ。これくらいじゃん」「いや、私、お客様ですよ」って、こうなるわけですよ。
「ああ、そう思うんだ」と。もうそうなったときに、やっぱりね、「あれ?」って思うわけ。安い商品だからっつって、作り手がまず舐めちゃうんだよね。俺の場合はさ、「安いんだから我慢しろよ」っていう意見があったわけ。
だけど、お客さんからすると「安くても商品だろ?手抜くなよ」って、こうなるわけですよ。でもね、これ高いものを買った時、人どうなるかというと、高い金を出したんだから、これに価値を見出そうってするわけですよ。
よくさ、映画を自腹切って見に行ったときって、なんかさぁ酷評しづらくないですか?何か、「面白かったなぁ」って、自分の中でその価値を高めようとするし、高い金払ったレストランで、店員にブチギレること、あんまなくないですか?大騒ぎしてるお客さんって、大抵、例えばコンビニのレジとかの方が、お客さん怒ってること多くないですか?高級ブティックでキレてるお客さんいない。
なんか俺はそこにね、価格っていうものに対するリスペクトが、届ける側も受け取る側もあんのかなぁと思ったの。俺はそれをね、追求したかったんですよ。お笑い芸人って、安い商品なんですよ、本当は。言ったらアーティストとか、俳優っていうのは、芸能界にもいるわけですよ。
アーティストって、価値を高めて高めて、ハイファッションにしていくものなんですよ。普段の生活で、誰々さんがコンビニに行ってる姿なんて想像できませんね、とか。普段の誰々さんはミステリアスでわかりません。どういう生活してるんですか?現実味がないですみたいな。分かんないですよ、XのYOSHIKIさんとかね。そういう人とかさ。現実味がないっていうところにどんどん行くわけ。そうやってアーティスト性を高めたり、カリスマ性を高めたりするわけじゃない。
かたやお笑い芸人なんてさ、本当に庶民的な商品で、全てをさらけ出してさ。やれ最近こんなことありましたね、こんな惨めな思いをしたんですよって言いながら皆さんに楽しんでいただくような真逆の商品。
だけど俺は、歌をやる時に、「アーティストと芸人ってさ、人として違うか?一緒じゃね?」って思ったの。アーティストって言うか、芸人って言うかでしかないんじゃないの?俺は音楽を作れるのか、俺はアーティストになれるのかっていうことをやりたかったわけ。
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僕たちはどう伝えるか
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僕、昔ね、ネット通販自分で始めたばっかりの頃、凄く安い商品を作ったの、ファン向けに。で、それをね、凄く簡易な包装で、凄く雑にお届けした時があったんですよ。
その時、むちゃくちゃ怒られたの。「なんですか?この雑なやり方は」って言われたの。俺からするとさ、「いやいや、だってこれ激安の商品だよ。これくらいじゃん」「いや、私、お客様ですよ」って、こうなるわけですよ。
「ああ、そう思うんだ」と。もうそうなったときに、やっぱりね、「あれ?」って思うわけ。安い商品だからっつって、作り手がまず舐めちゃうんだよね。俺の場合はさ、「安いんだから我慢しろよ」っていう意見があったわけ。
だけど、お客さんからすると「安くても商品だろ?手抜くなよ」って、こうなるわけですよ。でもね、これ高いものを買った時、人どうなるかというと、高い金を出したんだから、これに価値を見出そうってするわけですよ。
よくさ、映画を自腹切って見に行ったときって、なんかさぁ酷評しづらくないですか?何か、「面白かったなぁ」って、自分の中でその価値を高めようとするし、高い金払ったレストランで、店員にブチギレること、あんまなくないですか?大騒ぎしてるお客さんって、大抵、例えばコンビニのレジとかの方が、お客さん怒ってること多くないですか?高級ブティックでキレてるお客さんいない。
なんか俺はそこにね、価格っていうものに対するリスペクトが、届ける側も受け取る側もあんのかなぁと思ったの。俺はそれをね、追求したかったんですよ。お笑い芸人って、安い商品なんですよ、本当は。言ったらアーティストとか、俳優っていうのは、芸能界にもいるわけですよ。
アーティストって、価値を高めて高めて、ハイファッションにしていくものなんですよ。普段の生活で、誰々さんがコンビニに行ってる姿なんて想像できませんね、とか。普段の誰々さんはミステリアスでわかりません。どういう生活してるんですか?現実味がないですみたいな。分かんないですよ、XのYOSHIKIさんとかね。そういう人とかさ。現実味がないっていうところにどんどん行くわけ。そうやってアーティスト性を高めたり、カリスマ性を高めたりするわけじゃない。
かたやお笑い芸人なんてさ、本当に庶民的な商品で、全てをさらけ出してさ。やれ最近こんなことありましたね、こんな惨めな思いをしたんですよって言いながら皆さんに楽しんでいただくような真逆の商品。
だけど俺は、歌をやる時に、「アーティストと芸人ってさ、人として違うか?一緒じゃね?」って思ったの。アーティストって言うか、芸人って言うかでしかないんじゃないの?俺は音楽を作れるのか、俺はアーティストになれるのかっていうことをやりたかったわけ。
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