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伊集院光「クレームをつけてくる企業への対処方法」
2013.04.30 (Tue)
2013年04月29日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、クレームをつけてくる企業への対処方法について語られていた。
伊集院光「ファミ通のコラムの単行本を書いていて、色んな所のメーカーに、ゲームの写真を借りなきゃいけなかったりするんだけどさ。メーカーによっては、うるさいところもあるんですよ」
「面倒くさいのは、著作権法とかの権利の絡みで。引用って範囲ならば、『これは引用って範囲で評論してるんですよ』ってことならば、ある程度、権利関係なく使えますよってルールがあって。『磯野家の謎』って本があって、結構サザエさんサイドは『何、うちのフンドシで商売してんの?』ってところがあったんだけど、『これはあくまで評論だから。評論における引用だから良いんですよ』って裁判の判決が出て。それ以降、そういう本って多いじゃないですか」
「だから、ゲーム評を書いている俺が、引用として使う分にはいいでしょう、と。なんなら出るとこ出ましょうかって言っても良いんだけど、これが面倒くさいのは、自費出版ならある程度それでも出来るんでしょうけど、ファミ通って会社は、ちゃんとゲーム業界と手を組んでいかなきゃいけない部分が凄く強いから、そうも言えないんですよね。しかも、俺の書いてるのが必ずしも褒めてないっていうようなところもあって」
「それで、ある号で『そういうケツの穴の小さい会社はない』って書いたら、意外とすんなりと借りられたっていう(笑)『そこにブツブツ言ってくるようなケツの穴の小さい会社があったら、俺の性格だから、ファミ通ではまだしも、ほうぼうでそのことを言うでしょうね』って書いたら、そういうことを言う会社はほぼ無くなったの」
「だけど、2社くらいまだあって。そこがブーブーまだ言ってきて、難色を示してますってところに、真ん中に入ってくれてる編集部の人に、『歯向かっちゃダメだけど、"伊集院がこんなこと書いてます"って、その号のコラムをコピーして見せてくれ』ってお願いして。『伊集院は、ファミ通以外のところでブーブー言う』ってコラムを見せたら、意外にOKになるっていう(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
「ただちょっとおかしかったのは、面倒くさいことってあるんだなって思ったのが、もう10年以上も前に出たゲームで、『榎本加奈子のボケ診断ゲーム』(1999-03-25 オラシオン プラットホーム:プレイステーション)っていうのがあって。超面白くないらしいのね(笑)やってないから分からないけど。クロスレビューの『クソみたいなゲームだ』って叩き方がスゴイんだ」
「その時のクロスレビューも酷くて、クロスレビューが酷いって文面がコラムにも書いてあるんだけど、『細かいどうでもいいようなミニゲームを並べて、ボケの防止に良いって言われて、どうやって楽しめばいいんだ』って書いてあるんだけど、その後の脳トレだよね」
「スゲェ先取りで、脳トレってことを足したら上手くいったことが、同じコンセプトだけど、榎本加奈子のボケ診断ゲームでは酷評されてるのね。『愚にもつかないようなミニゲームを連続でやらされて、ボケ防止に良いって言われても、何を楽しめば良いのか分からない』って言われている」
「川島教授と当時の榎本加奈子だったら、榎本加奈子の方が知名度上ですよ(笑)にもかかわらずダメだったんだっていう。そのことがおもしろくて、単行本に書いて。その写真を載っけてくれって言ったら、榎本加奈子はもう一般の、大魔神夫人という一般の主婦だと。しかも、そのゲームを作っていた会社が散り散りバラバラで、どこにいるのか分からないっていう(笑)そのゲームに関しては、写真を借りるもへったくれもないという(笑)」
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伊集院光「ファミ通のコラムの単行本を書いていて、色んな所のメーカーに、ゲームの写真を借りなきゃいけなかったりするんだけどさ。メーカーによっては、うるさいところもあるんですよ」
「面倒くさいのは、著作権法とかの権利の絡みで。引用って範囲ならば、『これは引用って範囲で評論してるんですよ』ってことならば、ある程度、権利関係なく使えますよってルールがあって。『磯野家の謎』って本があって、結構サザエさんサイドは『何、うちのフンドシで商売してんの?』ってところがあったんだけど、『これはあくまで評論だから。評論における引用だから良いんですよ』って裁判の判決が出て。それ以降、そういう本って多いじゃないですか」
「だから、ゲーム評を書いている俺が、引用として使う分にはいいでしょう、と。なんなら出るとこ出ましょうかって言っても良いんだけど、これが面倒くさいのは、自費出版ならある程度それでも出来るんでしょうけど、ファミ通って会社は、ちゃんとゲーム業界と手を組んでいかなきゃいけない部分が凄く強いから、そうも言えないんですよね。しかも、俺の書いてるのが必ずしも褒めてないっていうようなところもあって」
「それで、ある号で『そういうケツの穴の小さい会社はない』って書いたら、意外とすんなりと借りられたっていう(笑)『そこにブツブツ言ってくるようなケツの穴の小さい会社があったら、俺の性格だから、ファミ通ではまだしも、ほうぼうでそのことを言うでしょうね』って書いたら、そういうことを言う会社はほぼ無くなったの」
「だけど、2社くらいまだあって。そこがブーブーまだ言ってきて、難色を示してますってところに、真ん中に入ってくれてる編集部の人に、『歯向かっちゃダメだけど、"伊集院がこんなこと書いてます"って、その号のコラムをコピーして見せてくれ』ってお願いして。『伊集院は、ファミ通以外のところでブーブー言う』ってコラムを見せたら、意外にOKになるっていう(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
「ただちょっとおかしかったのは、面倒くさいことってあるんだなって思ったのが、もう10年以上も前に出たゲームで、『榎本加奈子のボケ診断ゲーム』(1999-03-25 オラシオン プラットホーム:プレイステーション)っていうのがあって。超面白くないらしいのね(笑)やってないから分からないけど。クロスレビューの『クソみたいなゲームだ』って叩き方がスゴイんだ」
「その時のクロスレビューも酷くて、クロスレビューが酷いって文面がコラムにも書いてあるんだけど、『細かいどうでもいいようなミニゲームを並べて、ボケの防止に良いって言われて、どうやって楽しめばいいんだ』って書いてあるんだけど、その後の脳トレだよね」
「スゲェ先取りで、脳トレってことを足したら上手くいったことが、同じコンセプトだけど、榎本加奈子のボケ診断ゲームでは酷評されてるのね。『愚にもつかないようなミニゲームを連続でやらされて、ボケ防止に良いって言われても、何を楽しめば良いのか分からない』って言われている」
「川島教授と当時の榎本加奈子だったら、榎本加奈子の方が知名度上ですよ(笑)にもかかわらずダメだったんだっていう。そのことがおもしろくて、単行本に書いて。その写真を載っけてくれって言ったら、榎本加奈子はもう一般の、大魔神夫人という一般の主婦だと。しかも、そのゲームを作っていた会社が散り散りバラバラで、どこにいるのか分からないっていう(笑)そのゲームに関しては、写真を借りるもへったくれもないという(笑)」
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