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伊集院光「コレクションをうまく止める方法」
2013.04.23 (Tue)
2013年04月22日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、コレクションをうまく止める方法について語られていた。
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以前の放送で、伊集院光は所ジョージのコレクションを止める方法について語っており、今回のトークはそれに関連する話であった。所ジョージは、コレクションを止める際には、「自分で持っているコレクションの中で、もう手に入らない、一番良いものを手放す」というものだった。
伊集院光「コレクションを始めたり、何かにこだわったりルールを作ったりするじゃない?コレクションは分かりやすいけど、『これ集めよう』って思って集めていって、途中、ノリノリの時期ってあるじゃん」
「新しい物がみつかったり、コンプリートに近づいたりっていう時期と、今度、それに支配されてくる時期があるじゃん。欲しくないんだけど、コンプリートするって決めた以上は、『別に要らないんだけど買わないとな』みたいなこと。あと、重荷になっていくよね」
「ディレクターの池田が、昔、絵葉書をスゲェ集めてて、親は絵葉書を喜ぶから与えてたみたいなんだけどね。本当は愛人と旅行に行ったんだけど、出張だってお父さんがウソをついて、『息子の(池田)卓生に見られた』って時に、口封じに絵葉書を渡してたんだろうね。絵葉書を見てるとうっとりしちゃってすべての記憶をみんな無くしちゃうような子だったんだろうね(笑)」
「おそらく、ドメスティックバイオレンスをふるってしまって、『はっ!』ってなって絵葉書を渡したりしてたんだろうけど(笑)池田ディレクターは、絵葉書を集めてたんですって。でも、ある時期から重荷になってきたりとか、親は『卓生が好きだから』って絵葉書を持ってくるんだけど、それに対してイラつきみたいな。『また絵葉書買ってきてるよ…もらうけど』ってなってきて」
「だけど、最終的に母親が『卓ちゃんの持ってる絵葉書から一枚もらって、お友達にハガキ出したわよ』って言われたら、『でたでた!俺の大切なコレクションにケチがついた』って言って、『もういらねぇよ。一枚でも欠けたら、もう要らない』ってなって、止めてホッとしたんだって(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
「今みたいに細かいキチンとした区切りにはなってないんだけど、思い当たる節ってあると思うんだ。何かを決めた。コレクションだけでなくても、『このタレントが好き』ってなって、だけど重荷になってくるんだよね」
「たとえば、『伊集院ってこんなこと言う人じゃなかったのに。今日を限りに(ラジオを)聞かない』ってことで開放されてホッとしたりとか」
「好きになって順調な時代と、"集めさせられる"って時代と、何かのせいにして逃れる時期みたいなのが、人間にはあるんじゃないかって。それを上手くまとめたら面白いかなって」
「俺は牛乳のキャップを集めたり、藤子不二雄の漫画を集めたりしてたんですけどね。藤子不二雄の漫画は、古本屋に行くブームがあったから、もう売ってない古いハットリくんの単行本をちょっとお小遣いためて買ったりとか。新品の漫画が300円くらいの時期に、1冊1,000円くらい出して買ったりとかするのに、藤子不二雄ランドが再販された頃から、両方持ってるべきなのかどうか分からなくなってきて。それで兄弟が表紙を少し雑に扱ったのを機にもう要らないってなったり」
「構成作家の渡辺くんは、『僕、自分の顔にたかった蚊を、普通はパンって潰すけど、それを空気圧で殺して、その蚊の死体をコレクションしてて』って言い出して(笑)『うん、ごめん…もういい…』ってなって(笑)」
「止める瞬間は、もう気持ち悪いのは薄々感づいているんだけど、今までやってきた努力みたいなもので、それを全然否定できないんだけど、一番良い羽がもげたって理由で、捨ててホッとしたらしい(笑)」
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以前の放送で、伊集院光は所ジョージのコレクションを止める方法について語っており、今回のトークはそれに関連する話であった。所ジョージは、コレクションを止める際には、「自分で持っているコレクションの中で、もう手に入らない、一番良いものを手放す」というものだった。
伊集院光「コレクションを始めたり、何かにこだわったりルールを作ったりするじゃない?コレクションは分かりやすいけど、『これ集めよう』って思って集めていって、途中、ノリノリの時期ってあるじゃん」
「新しい物がみつかったり、コンプリートに近づいたりっていう時期と、今度、それに支配されてくる時期があるじゃん。欲しくないんだけど、コンプリートするって決めた以上は、『別に要らないんだけど買わないとな』みたいなこと。あと、重荷になっていくよね」
「ディレクターの池田が、昔、絵葉書をスゲェ集めてて、親は絵葉書を喜ぶから与えてたみたいなんだけどね。本当は愛人と旅行に行ったんだけど、出張だってお父さんがウソをついて、『息子の(池田)卓生に見られた』って時に、口封じに絵葉書を渡してたんだろうね。絵葉書を見てるとうっとりしちゃってすべての記憶をみんな無くしちゃうような子だったんだろうね(笑)」
「おそらく、ドメスティックバイオレンスをふるってしまって、『はっ!』ってなって絵葉書を渡したりしてたんだろうけど(笑)池田ディレクターは、絵葉書を集めてたんですって。でも、ある時期から重荷になってきたりとか、親は『卓生が好きだから』って絵葉書を持ってくるんだけど、それに対してイラつきみたいな。『また絵葉書買ってきてるよ…もらうけど』ってなってきて」
「だけど、最終的に母親が『卓ちゃんの持ってる絵葉書から一枚もらって、お友達にハガキ出したわよ』って言われたら、『でたでた!俺の大切なコレクションにケチがついた』って言って、『もういらねぇよ。一枚でも欠けたら、もう要らない』ってなって、止めてホッとしたんだって(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
「今みたいに細かいキチンとした区切りにはなってないんだけど、思い当たる節ってあると思うんだ。何かを決めた。コレクションだけでなくても、『このタレントが好き』ってなって、だけど重荷になってくるんだよね」
「たとえば、『伊集院ってこんなこと言う人じゃなかったのに。今日を限りに(ラジオを)聞かない』ってことで開放されてホッとしたりとか」
「好きになって順調な時代と、"集めさせられる"って時代と、何かのせいにして逃れる時期みたいなのが、人間にはあるんじゃないかって。それを上手くまとめたら面白いかなって」
「俺は牛乳のキャップを集めたり、藤子不二雄の漫画を集めたりしてたんですけどね。藤子不二雄の漫画は、古本屋に行くブームがあったから、もう売ってない古いハットリくんの単行本をちょっとお小遣いためて買ったりとか。新品の漫画が300円くらいの時期に、1冊1,000円くらい出して買ったりとかするのに、藤子不二雄ランドが再販された頃から、両方持ってるべきなのかどうか分からなくなってきて。それで兄弟が表紙を少し雑に扱ったのを機にもう要らないってなったり」
「構成作家の渡辺くんは、『僕、自分の顔にたかった蚊を、普通はパンって潰すけど、それを空気圧で殺して、その蚊の死体をコレクションしてて』って言い出して(笑)『うん、ごめん…もういい…』ってなって(笑)」
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