TOP伊集院光とらじおと ≫ 三遊亭円楽、毎年受けていた呼吸機能検査での異変をきっかけにごく初期の肺癌が発見されたと告白「ちょっと力がなさすぎるから」

三遊亭円楽、毎年受けていた呼吸機能検査での異変をきっかけにごく初期の肺癌が発見されたと告白「ちょっと力がなさすぎるから」

2018.10.16 (Tue)
2018年10月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、落語家・三遊亭円楽が、毎年受けていた呼吸機能検査での異変をきっかけにごく初期の肺癌が発見されたと告白していた。



伊集院光:まず、経緯としては、どういうタイミングで見つかったんですか?

三遊亭円楽:いや、これは毎年の検査の中でもって、ちょっと毎年やってる(呼吸機能検査の)1秒率で、肺の方に、ちょっと力がなさすぎるから。「CT撮らせてくれ」って。

伊集院光:はい。

三遊亭円楽:で、CT撮って。他の検査入院も含めて。十二指腸の腺腫があったんでね、それをまぁ経過観察してたの。

伊集院光:はい。

三遊亭円楽:そのつもりでいたらば、その呼吸器の先生が、「CT、もう一回、入院中に撮ってくれませんか?」と。

伊集院光:はい。

三遊亭円楽:で、その次に今度はちょっと気管支鏡検査をやってみたいって言うんですよ。「それで、ちょっと届かないかもしれないけど、細胞とらせてください。とれるかどうか分からないけど、やらせてください」と。

伊集院光:うん。

三遊亭円楽:「せっかく入院してて、退屈なんですから」って、やってみたら「癌細胞ありますね」って。

伊集院光:ほう。

三遊亭円楽:で、退院したらPET検査やってみましょうって、やってみたらたしかに癌ですから、と。

伊集院光:うん。

三遊亭円楽:今度は、外科と相談して、内科と外科でキャッチボールをして、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)に合う方法を選びましょうっていうんで、緊急手術ってことで。

伊集院光:これは、正直なところショックっていうか…

三遊亭円楽:ショックはショックだよ。必ず訊かれんだもん、「どういう気持ちでした?」「当たり前だろ、ガーンしかないよ」って言ったの。

伊集院光:ダジャレって言われようが、なんて言われようが(笑)

三遊亭円楽:「癌って聞いてどうなんですか?」って言われたら、「がーん」なんだよ。誰でも「がーん」なんだよ。

伊集院光:そうですよ、それはそうですよ。

三遊亭円楽:「俺にもきたか」だよね。私はいい意味で、流されるの好きだから。「じゃあ、おまかせします」って言うんで、先生方が相談をして、こういうふうにしましょうっていうんで、先生、名医ですからね。執刀するのにも、一日に何人もおやりになってる先生だから、「ここしか空いてない」っていうんで、10月5日を選んだの。

伊集院光:僕が会った時には、術後2日ぐらいですけど、その段階では、手術に使う器具がどれだけ先進的で格好よかったかの話を普通にしてましたから(笑)「どんだけ前向きなんだ、この人は」って思ったんですけど(笑)

関連記事


三遊亭円楽、弟子・伊集院光との対談で語った数々の金言まとめ

伊集院光、三遊亭円楽の落語のおかげで『Qさま』でロザン宇治原を破って優勝したと明かす「奇跡が起こるんだよ」

伊集院光、三遊亭円楽が肺癌の手術を受けた5日後には独演会で落語を披露する予定を立てていて驚く「なに、そのスケジュール」

伊集院光、三遊亭円楽が肺癌の手術後間もなくに独演会や『笑点』出演をしていて驚く「落語の塩梅も全然問題なくて」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : 三遊亭円楽,肺癌,伊集院光,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  伊集院光とらじおと
次の記事:三遊亭円楽、先代の五代目円楽から教えられた「落語はなくていい商売」という言葉の意味を語る「それを悟られるんじゃねぇぞ」

前の記事:伊集院光、神田松之丞は講談という「本芸」を守りながらラジオパーソナリティとして人気を博していると称賛「そこは凄い」