TOP ≫ 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ ≫ 笑福亭鶴瓶「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」
笑福亭鶴瓶「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」
2013.04.16 (Tue)
2013年04月14日放送の「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」にて、リスナーに「前向きになれる話をしていただけませんか?」とリクエストされた笑福亭鶴瓶が、語っていた。![笑福亭鶴瓶 スジナシの箱 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41GDNEF226L._SL160_.jpg)
笑福亭鶴瓶「この間の記者会見でも言うたんですけど…『過去と他人は変えれられないけど、自分と未来は変えられる』んですよ。あったことはもう、仕方のないことで」
「今回、僕の(トークライブ・鶴瓶噺の)裏テーマで、"美意の按配(びいのあんばい)"ってことにしようかなって思ってるんですよ。これは、ある国の王様が、大好きな家来と一緒に虎退治に行く、と。虎退治に行って奥まで行くと、死んでたと思っていた虎に、小指を齧られてしまう」
「王様が家来に『お前が居て、どうしてこんなことが起こるんだ』って言うと、『それは"美意の按配"です。これがあるからこそ、後に役に立つんです』って言うけど、お前言い訳やろってことで牢に入れるんです」
「好きな家来やから、そいつのところに行きたいんやけど、自分一人で狩りに行くと、王様はまた奥まで行ってしまう。奥まで行くと捕まって、神に生贄にされようとしてしまう。王様が綺麗に体を洗われて、生贄にしようとしたところ、小指が欠けてる、と」
「不浄だってことで解き放たれるんですよ。それで、牢屋に入っている家来に、『これでも"美意の按配"って言うのか?』って言うと、家来は『そうです、王様。これが"美意の按配"なんです。あなたが私と一緒に狩りに行っていたら、私もあなたも生贄にされてしまいます。このことがあったからこそ、今があるんです』って言うんですね」
さらに、以下のように語っていた。
「やっぱり、何かあるっていうのは、みんな後にそれが役に立ってくるんだ、と。その経験が役に立ってくるんだって思うんですよね。こういう話って、やっぱり楽になるんですよ。昔のお伽話やなんかっていうのは、それを聞くと自分の経験の中にそれを用いると、すごく楽になるっていうか」
「これね、どこの国の話か知らないんですけど、台湾の人から聞いた人に聞いたんですね。それで美案寄席っていうのを九州でやってる子がいるんですけど、その子から聞きましてね。これは良い話やって思いましてね」
「だから、僕がいろんな経験をする。この経験があるからこそ、今、僕がここにあるんだっていうのを、今年の鶴瓶噺の裏テーマにしようかなって思うんです。このことがあるから、今の自分があるんだって思いを持って、今年の鶴瓶噺は話そうかなって思ってます」
【関連記事】
有吉弘行「和田アキ子を泣かせた、笑福亭鶴瓶の凄さ」
バナナマンが語る「さまぁ~ず・大竹、中村仁美アナの結婚披露宴」
ナイナイ・岡村が語る「ビートたけし、志村けんのガセ美談」
![笑福亭鶴瓶 スジナシの箱 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41GDNEF226L._SL160_.jpg)
笑福亭鶴瓶「この間の記者会見でも言うたんですけど…『過去と他人は変えれられないけど、自分と未来は変えられる』んですよ。あったことはもう、仕方のないことで」
「今回、僕の(トークライブ・鶴瓶噺の)裏テーマで、"美意の按配(びいのあんばい)"ってことにしようかなって思ってるんですよ。これは、ある国の王様が、大好きな家来と一緒に虎退治に行く、と。虎退治に行って奥まで行くと、死んでたと思っていた虎に、小指を齧られてしまう」
「王様が家来に『お前が居て、どうしてこんなことが起こるんだ』って言うと、『それは"美意の按配"です。これがあるからこそ、後に役に立つんです』って言うけど、お前言い訳やろってことで牢に入れるんです」
「好きな家来やから、そいつのところに行きたいんやけど、自分一人で狩りに行くと、王様はまた奥まで行ってしまう。奥まで行くと捕まって、神に生贄にされようとしてしまう。王様が綺麗に体を洗われて、生贄にしようとしたところ、小指が欠けてる、と」
「不浄だってことで解き放たれるんですよ。それで、牢屋に入っている家来に、『これでも"美意の按配"って言うのか?』って言うと、家来は『そうです、王様。これが"美意の按配"なんです。あなたが私と一緒に狩りに行っていたら、私もあなたも生贄にされてしまいます。このことがあったからこそ、今があるんです』って言うんですね」
さらに、以下のように語っていた。
「やっぱり、何かあるっていうのは、みんな後にそれが役に立ってくるんだ、と。その経験が役に立ってくるんだって思うんですよね。こういう話って、やっぱり楽になるんですよ。昔のお伽話やなんかっていうのは、それを聞くと自分の経験の中にそれを用いると、すごく楽になるっていうか」
「これね、どこの国の話か知らないんですけど、台湾の人から聞いた人に聞いたんですね。それで美案寄席っていうのを九州でやってる子がいるんですけど、その子から聞きましてね。これは良い話やって思いましてね」
「だから、僕がいろんな経験をする。この経験があるからこそ、今、僕がここにあるんだっていうのを、今年の鶴瓶噺の裏テーマにしようかなって思うんです。このことがあるから、今の自分があるんだって思いを持って、今年の鶴瓶噺は話そうかなって思ってます」
【関連記事】
有吉弘行「和田アキ子を泣かせた、笑福亭鶴瓶の凄さ」
バナナマンが語る「さまぁ~ず・大竹、中村仁美アナの結婚披露宴」
ナイナイ・岡村が語る「ビートたけし、志村けんのガセ美談」
同番組の過去記事
| トップページへ |