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オリラジ中田敦彦、Tシャツブランド立ち上げで「先輩芸人の半年分のギャラ」を稼ぐも狙いは別で「これは序章に過ぎない」と告白
2018.10.11 (Thu)
2018年10月10日放送のニッポン放送系のラジオ番組『中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』にて、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、Tシャツブランド「Nkt」を立ち上げ、「先輩芸人の半年分のギャラ」を稼ぐも狙いは別で「これは序章に過ぎない」と告白していた。
僕たちはどう伝えるか


中田敦彦:前回、ラジオをやる1日前、ネットでTシャツ屋をオープンしたんですね。ブランドを立ち上げた。
で、それの中でも一番、僕がキービジュアルとしている、ゴリゴリのまぁ…漢字4文字の「幸福洗脳」っていう、ワードだけ聞いたら怖いっていうTシャツ。で、「価格は?」って言ったら、1万円。高いっていう。
そういう、怖くて高いTシャツのブランドを、久々にラジオやる、1日前に立ち上げて。で、そのラジオの時点で、1枚も売れてないぞ、と。ふざけんじゃねぇ、ディープなファンでも、そのデザイン以外のライトなデザイン買ってた、と。
「冗談じゃねぇ、ディープなファンだったら、俺の考えを分かれよ。なんでゴリゴリの方を買ってないの?」って説教して。で、ラジオリスナーに「お前ら立ち上がれよ」と。「お前らは、この俺のゴリゴリの恐ろしくて高いTシャツを、最初に買う奴になれんだぞ」って、煽りに煽ったわけ。
で、蓋を開けたらどうなったかって言うと、めちゃくちゃ売れました。これね、正直な話ね、「なに?中田、Tシャツ売ってるんかい」みたいな感じで笑う人もいたと思うよ。中川家さんが、俺のラジオ聴いてくれたらしいのよ。で、凄い中川家さんらしい触れ方なのよ。
くさしてるでもない、乗っかってるでもない。あれがね、ベテランの老獪な技でね。「オモロがる懐はあるよ。でも、ちょっとどやねん」みたいな、ちょっとアゴ掠ったりするんですよ。あれが中川家さんらしいなぁって思うんだけど。
正直よ、ぶっちゃけた話、今回の先週1日での儲けは、多分、諸先輩方の半年分のギャラを上回ってるのね。正直な話。ごめんなさい、先輩と。俺は半年分、皆さんが働くのを1週分で稼いだよ。
それぐらい大成功を収めたと言っていいでしょう。これはね、凄い現象なんです。ただ、俺はこんなことを言うためにやったわけじゃない。ただただ「ギャラ結構稼いだよ」じゃない。これは序章に過ぎない。
俺が何を作りたいか、ぜひ理解して欲しいんだよね。それは何かっていうと、「物事がバズるとか、売れるとか、広まるって何なの?」「商売でカネ稼ぐって何なの?」っていうことって、僕も最近、講演会とかやったりするんだけど、要するにさ、「じゃあ、やってみせてよ」なんですよ。
武勇伝とか、PERFECT HUMANとか、チャラ男とかバズを産んで僕らはなんとか生き延びてるわけなんですけど、言ってもさ、後付けっぽいんだよね。いくら講演会出て、「いやぁ、PERFECT HUMANの時は、こんなことを狙ってやったんですけど、その結果、こう当たったんですね」って言うんだけど、成功者のさ、後日談の「僕は全部分かってたよ」話っていうのは、ウソくさく感じるんですよ。
「たまたまでしょ?」ってことも感じる。「オリラジ、宝くじみたいなのが3回当たってよかったね、の人じゃないの?」「いやいや、計算で当てたの?どっちなの?」って、それが証明できる半年間。
この大実験を半年やるぞって宣言して始めてるってことが、エンターテイメントなのよ。要するに、ウケるかスベるかで言うと、それって芸術じゃないですか。お笑いって凄いファジーなもんで、「あれ面白い」「あれおもんない」って、色々言うけど、でもさ、商業ベースに乗ってるお笑いって、みんな結果出してウケてるから、そこにいるわけで。まぁ、あとは個人の判断っていう感じになると思うんだけど。
だけど、この俺が今からやろうとしてることっていうのは、「カネになるの?ならないの?」ってことじゃないですか。「Tシャツはウケてる、ウケてない」っていうところで言うと、カネになってる、なってないで言うと、初週は大爆笑をとった。そういうことなんですよ。ウケたんですよ、単純に。
「な?ウケただろ?」ってことがある。でも、俺が狙ってるバズってのは、これをラジオで聴いた人が買いましたっていうことじゃない所まで行った時に、みんなめちゃくちゃおもろいと思うんですよ。
だって、「『オールナイトニッポンPremium』、俺は聴いてたから全部知ってるけど、アイツ、何も知らずに着てやがる」ってなった時に、むちゃくちゃオモロイんですね。僕はそういう笑いを作りたいと思ってるから。「中田のやってること、何やねん」を含めて楽しんでいただきたいな、ということをやってたんですね。
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僕たちはどう伝えるか
中田敦彦:前回、ラジオをやる1日前、ネットでTシャツ屋をオープンしたんですね。ブランドを立ち上げた。
で、それの中でも一番、僕がキービジュアルとしている、ゴリゴリのまぁ…漢字4文字の「幸福洗脳」っていう、ワードだけ聞いたら怖いっていうTシャツ。で、「価格は?」って言ったら、1万円。高いっていう。
そういう、怖くて高いTシャツのブランドを、久々にラジオやる、1日前に立ち上げて。で、そのラジオの時点で、1枚も売れてないぞ、と。ふざけんじゃねぇ、ディープなファンでも、そのデザイン以外のライトなデザイン買ってた、と。
「冗談じゃねぇ、ディープなファンだったら、俺の考えを分かれよ。なんでゴリゴリの方を買ってないの?」って説教して。で、ラジオリスナーに「お前ら立ち上がれよ」と。「お前らは、この俺のゴリゴリの恐ろしくて高いTシャツを、最初に買う奴になれんだぞ」って、煽りに煽ったわけ。
で、蓋を開けたらどうなったかって言うと、めちゃくちゃ売れました。これね、正直な話ね、「なに?中田、Tシャツ売ってるんかい」みたいな感じで笑う人もいたと思うよ。中川家さんが、俺のラジオ聴いてくれたらしいのよ。で、凄い中川家さんらしい触れ方なのよ。
くさしてるでもない、乗っかってるでもない。あれがね、ベテランの老獪な技でね。「オモロがる懐はあるよ。でも、ちょっとどやねん」みたいな、ちょっとアゴ掠ったりするんですよ。あれが中川家さんらしいなぁって思うんだけど。
正直よ、ぶっちゃけた話、今回の先週1日での儲けは、多分、諸先輩方の半年分のギャラを上回ってるのね。正直な話。ごめんなさい、先輩と。俺は半年分、皆さんが働くのを1週分で稼いだよ。
それぐらい大成功を収めたと言っていいでしょう。これはね、凄い現象なんです。ただ、俺はこんなことを言うためにやったわけじゃない。ただただ「ギャラ結構稼いだよ」じゃない。これは序章に過ぎない。
俺が何を作りたいか、ぜひ理解して欲しいんだよね。それは何かっていうと、「物事がバズるとか、売れるとか、広まるって何なの?」「商売でカネ稼ぐって何なの?」っていうことって、僕も最近、講演会とかやったりするんだけど、要するにさ、「じゃあ、やってみせてよ」なんですよ。
武勇伝とか、PERFECT HUMANとか、チャラ男とかバズを産んで僕らはなんとか生き延びてるわけなんですけど、言ってもさ、後付けっぽいんだよね。いくら講演会出て、「いやぁ、PERFECT HUMANの時は、こんなことを狙ってやったんですけど、その結果、こう当たったんですね」って言うんだけど、成功者のさ、後日談の「僕は全部分かってたよ」話っていうのは、ウソくさく感じるんですよ。
「たまたまでしょ?」ってことも感じる。「オリラジ、宝くじみたいなのが3回当たってよかったね、の人じゃないの?」「いやいや、計算で当てたの?どっちなの?」って、それが証明できる半年間。
この大実験を半年やるぞって宣言して始めてるってことが、エンターテイメントなのよ。要するに、ウケるかスベるかで言うと、それって芸術じゃないですか。お笑いって凄いファジーなもんで、「あれ面白い」「あれおもんない」って、色々言うけど、でもさ、商業ベースに乗ってるお笑いって、みんな結果出してウケてるから、そこにいるわけで。まぁ、あとは個人の判断っていう感じになると思うんだけど。
だけど、この俺が今からやろうとしてることっていうのは、「カネになるの?ならないの?」ってことじゃないですか。「Tシャツはウケてる、ウケてない」っていうところで言うと、カネになってる、なってないで言うと、初週は大爆笑をとった。そういうことなんですよ。ウケたんですよ、単純に。
「な?ウケただろ?」ってことがある。でも、俺が狙ってるバズってのは、これをラジオで聴いた人が買いましたっていうことじゃない所まで行った時に、みんなめちゃくちゃおもろいと思うんですよ。
だって、「『オールナイトニッポンPremium』、俺は聴いてたから全部知ってるけど、アイツ、何も知らずに着てやがる」ってなった時に、むちゃくちゃオモロイんですね。僕はそういう笑いを作りたいと思ってるから。「中田のやってること、何やねん」を含めて楽しんでいただきたいな、ということをやってたんですね。
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