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カンニング竹山、お笑い芸人向きでない「お笑い好き」が芸人を目指してしまう不幸について語る「漫才風なのはできるけど…」

2018.09.23 (Sun)
2018年9月21日放送のAbemaTVで配信中の番組『The NIGHT』(毎週月-土 25:00 - 28:00)にて、お笑い芸人・カンニング竹山が、お笑い芸人向きでない「お笑い好き」が芸人を目指してしまう不幸について語っていた。



カンニング竹山:お笑い芸人になりたいっていう、若い子もね、結構いたりとか、色んな学校とか養成所とか今、あって。

そこでもね、色々いますからね。これまた難しいところなんですけどね。ただ、またね、これもありますね、一つ難しいのはね、お笑い芸人っていっぱい入ってくるんです。僕の時代から、いっぱい入ってくるんですけど。

お笑いをやれる奴と、お笑いが好きな奴って別なんですよね。お笑いをやれる奴は、プレイヤーですよね。でも、本来ならばプレイヤー向きではないんだけども、お笑いが好きだから間違って入ってきちゃった人いるんですよね。

で、お笑いが好きっていうのは、見たり聞いたり、色々集めたりとか。もしかしたらネタを研究したりとか、そういうのが好きな人もいると思うんで。それは好きは好きでいいんですけど、それがイコール、芸人になれるかって言うと、実はそれ違うんですよね、プレイヤーってまた、別の機能を持ってなきゃいけないような気がするんで。

だから結局、現状はどうなってるかって言うと、ハッキリは分からないですよ。ハッキリは、その人がそうかっていうのは分かりませんけど、好きというまま入ってきちゃって、お笑い好きだから、詳しかったりするんですよ。で、そこそこ真似事って言ったら失礼ですけど、漫才なら漫才風なのはできるけど、結局、ハネないんですよね。

ハネないままずーっときちゃって、辞めるきっかけもなく、「どうしようかな、どうしようかな」ってずっとやっちゃって、気づいたら40過ぎになっちゃってるとか。そういう人も今、東京。もしかしたら大阪でもいるのかもしれないけど、東京の僕の周りでは多かったりしますけどね。

だから、その線引きというか、難しいところですね。自分の人生、自分で決めるところですから。なんともそれは人が言うことではないっていうのはありますけど。

一つ言えるそれば、お笑い好きとお笑いをやれるっていうのは別なんだっていう。厳しい世界ですけど、ちょっと思っておかなけれいけないことかもしれませんね。

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タグ : カンニング竹山,お笑い芸人,

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