爆笑問題・太田、樹木希林に「向田邦子は樹木希林のアドリブを期待して、あえて脚本を遅らせたのでは？」と仮説をぶつけた過去
2018.09.20 (Thu)
2018年9月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、女優・樹木希林本人に「向田邦子は樹木希林のアドリブを期待して、あえて脚本を遅らせたのでは？」という仮説をぶつけたと明かしていた。
太田光：向田邦子が、『寺内貫太郎一家』の中に出てくる、きんっていうキャラクターに、どんだけ樹木希林を信頼してたかっていうのはね、俺は見てて分かります。
田中裕二：うん。
太田光：希林さんが、自分で作ってった、向田さんの本が間に合わなくて、自分で作ってったって言うけど、「向田さんはわざとそうしてたんじゃないですかね」って。
田中裕二：うん。
太田光：「希林さんが作るきんを見たくて。そういう部分があったと思いますよ」って。だから、『時間ですよ』のときも、多分、悠木千帆(樹木希林)っていう女優を信頼して。
田中裕二：うん。
太田光：あの人のことだから…俺は、向田邦子と会ったことないけど、あの人のことだからね。「ここは任しちゃえ」って。
田中裕二：うん。
太田光：テレビってものは、そういうもんだって、向田邦子は知ってるんですよ、と。
田中裕二：うん。
太田光：「だから、向田邦子って人は、僕は好きなんです」と。
田中裕二：うん。
太田光：文学賞をとったって、何をとったって、テレビの方が全然面白いんだってことを知ってるから、直木賞のパーティーに行っても、テレビの仲間たちと会いたくて仕方なくなるんですよ、エッセイなんかに書いてある。
田中裕二：うん。
太田光：そういう戦友たち。自分のメインの仕事は、必ずテレビにあるって、多分、生きてて、向田さんが飛行機事故に遭わずに生きてても、絶対にテレビをメインにしたはずです、と。
田中裕二：うん。
太田光：「その向田さんが、どれだけきんに惚れ込んだか。希林さんが作った、きんっていうキャラクターに惚れ込んだかって僕は思いますね」って。
田中裕二：うん。
太田光：きんって、凄いいいセリフ言うんですよ。自殺未遂だなんだって、家族が揉めてる。きんさんね。「ジュリー！」っつってる、汚ぇばあちゃん。秀樹に言われてる。
田中裕二：納豆かき回してる。
太田光：くしゃみして、口の中のもん噴き出すんですよ。
田中裕二：うん。
太田光：あんなの、もう希林さんの作ってったキャラクターですよね。
田中裕二：うん。
太田光：そのきんが、みんなが揉めてる時にボソッとね、「血がつながってんだからさ、争い事にしないで、笑い話にできないもんかね」って言うわけだよ。
田中裕二：ああ。
太田光：これはもう、向田邦子のセリフですけど、まさに樹木希林のセリフでもあるんですよ。
田中裕二：うん。
太田光：「これはもう、理想的なテレビドラマだと思います」って。まぁ、樹木希林相手に生意気に小僧が言うことでもないんだけど。
田中裕二：うん。
太田光：俺もいい機会だと思って。
田中裕二：うん。
太田光：そしたら希林さんがね、「ああ、そうねぇ…」って言うわけ。しみじみとね。俺、今でも覚えてます。あの時、嬉しかったんですよ。
田中裕二：うん。
太田光：「あなたの言う通りだったかもしれないわねぇ」って。「今、ずーっとあなた一人で喋ってた」って。
田中裕二：ふふ(笑)ちゃんと聴いててくださってね(笑)
太田光：「今のあなたの言葉を、生きてる時の向田さんに聴かせてあげたかったわねぇ」って。
田中裕二：それは嬉しいね。
太田光：「もしかしたら向田さん今日ね、この辺にいるかもしれないわね。来てるんじゃないかしら」って。「たしかにそうね」って。
田中裕二：うん。
太田光：「私が何をやっても。『時間ですよ』で、マチャアキと2人でどんなことをやっても、『面白かったわね』って、あの方は言ってくださいました。そう考えたら、そうかもしれない」って、言うんですよ。
樹木希林について語った明石家さんまや爆笑問題・太田ら芸能人たちのエピソードトークまとめ
爆笑問題・太田、樹木希林が向田邦子の死後に名誉を傷つけた脚本家とは「一切、仕事をしない」と決めていたと明かす
爆笑問題・太田、樹木希林の「生まれ変わったら、もう内田裕也と会いたくない」理由に驚く「会ったら、また好きになってしまう」
山里亮太、樹木希林の「インタビュアーとして、用意してきた質問をすべきではない」との発言に割り切れぬ思い「何が正解？」
太田光：向田邦子が、『寺内貫太郎一家』の中に出てくる、きんっていうキャラクターに、どんだけ樹木希林を信頼してたかっていうのはね、俺は見てて分かります。
田中裕二：うん。
太田光：希林さんが、自分で作ってった、向田さんの本が間に合わなくて、自分で作ってったって言うけど、「向田さんはわざとそうしてたんじゃないですかね」って。
田中裕二：うん。
太田光：「希林さんが作るきんを見たくて。そういう部分があったと思いますよ」って。だから、『時間ですよ』のときも、多分、悠木千帆(樹木希林)っていう女優を信頼して。
田中裕二：うん。
太田光：あの人のことだから…俺は、向田邦子と会ったことないけど、あの人のことだからね。「ここは任しちゃえ」って。
田中裕二：うん。
太田光：テレビってものは、そういうもんだって、向田邦子は知ってるんですよ、と。
田中裕二：うん。
太田光：「だから、向田邦子って人は、僕は好きなんです」と。
田中裕二：うん。
太田光：文学賞をとったって、何をとったって、テレビの方が全然面白いんだってことを知ってるから、直木賞のパーティーに行っても、テレビの仲間たちと会いたくて仕方なくなるんですよ、エッセイなんかに書いてある。
田中裕二：うん。
太田光：そういう戦友たち。自分のメインの仕事は、必ずテレビにあるって、多分、生きてて、向田さんが飛行機事故に遭わずに生きてても、絶対にテレビをメインにしたはずです、と。
田中裕二：うん。
太田光：「その向田さんが、どれだけきんに惚れ込んだか。希林さんが作った、きんっていうキャラクターに惚れ込んだかって僕は思いますね」って。
田中裕二：うん。
太田光：きんって、凄いいいセリフ言うんですよ。自殺未遂だなんだって、家族が揉めてる。きんさんね。「ジュリー！」っつってる、汚ぇばあちゃん。秀樹に言われてる。
田中裕二：納豆かき回してる。
太田光：くしゃみして、口の中のもん噴き出すんですよ。
田中裕二：うん。
太田光：あんなの、もう希林さんの作ってったキャラクターですよね。
田中裕二：うん。
太田光：そのきんが、みんなが揉めてる時にボソッとね、「血がつながってんだからさ、争い事にしないで、笑い話にできないもんかね」って言うわけだよ。
田中裕二：ああ。
太田光：これはもう、向田邦子のセリフですけど、まさに樹木希林のセリフでもあるんですよ。
田中裕二：うん。
太田光：「これはもう、理想的なテレビドラマだと思います」って。まぁ、樹木希林相手に生意気に小僧が言うことでもないんだけど。
田中裕二：うん。
太田光：俺もいい機会だと思って。
田中裕二：うん。
太田光：そしたら希林さんがね、「ああ、そうねぇ…」って言うわけ。しみじみとね。俺、今でも覚えてます。あの時、嬉しかったんですよ。
田中裕二：うん。
太田光：「あなたの言う通りだったかもしれないわねぇ」って。「今、ずーっとあなた一人で喋ってた」って。
田中裕二：ふふ(笑)ちゃんと聴いててくださってね(笑)
太田光：「今のあなたの言葉を、生きてる時の向田さんに聴かせてあげたかったわねぇ」って。
田中裕二：それは嬉しいね。
太田光：「もしかしたら向田さん今日ね、この辺にいるかもしれないわね。来てるんじゃないかしら」って。「たしかにそうね」って。
田中裕二：うん。
太田光：「私が何をやっても。『時間ですよ』で、マチャアキと2人でどんなことをやっても、『面白かったわね』って、あの方は言ってくださいました。そう考えたら、そうかもしれない」って、言うんですよ。
関連記事
樹木希林について語った明石家さんまや爆笑問題・太田ら芸能人たちのエピソードトークまとめ
爆笑問題・太田、樹木希林が向田邦子の死後に名誉を傷つけた脚本家とは「一切、仕事をしない」と決めていたと明かす
爆笑問題・太田、樹木希林の「生まれ変わったら、もう内田裕也と会いたくない」理由に驚く「会ったら、また好きになってしまう」
山里亮太、樹木希林の「インタビュアーとして、用意してきた質問をすべきではない」との発言に割り切れぬ思い「何が正解？」
同番組の過去記事
| トップページへ |
copyright © 世界は数字で出来ている all rights reserved. / Template by どこドア