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小室哲哉が語る「アイドルが席巻する音楽業界」
2013.02.25 (Mon)
2013年02月24日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」にて、小室哲哉がゲスト出演していた。そこで、AKB48、ももいろクローバーZなど、アイドルが席巻する音楽業界について語っていた。

田中「アイドルブームについて、小室さんとしてはどう思うんですか?音楽としての音楽であるべき、とか小室さんとしては思わないんですか?」
小室哲哉「海外もヒップホップもそうですけど、ラップとかもそうだし、日本とアメリカって何となく似てますよね。経済状況であったり」
太田「うん」
小室哲哉「不況は不況なんですよね。音楽を聴いてる場合じゃない、みたいなところもあったんでしょうね。それがここ2~3年で、音楽がヒット曲とかが出て、『あの子かわいい』とかいってお金が遣えるようになってきた、っていうのがあると思うんですよね」
田中「CDが売れない時代だって言われてて、ネット配信とかが主流になりつつありますけど」
小室哲哉「そうですね。CDを作ってる先進国って、日本だけなんですよ」
太田「未だにってことで?」
小室哲哉「そうです。あと、アメリカくらい。今、そこら辺のパソコン買って、CD入らないのもありますよね。横に入れようと思っても。タブレットとか、当然入らないし」
太田「あぁ」
小室哲哉「コンピュータの世界からしたら、後進国になってしまう。全部ダウンロードする以外、あり得ないので」
太田「はい」
小室哲哉「日本のレコード会社は、何十年も昔にレコードを作って儲かるシステムになってるので(笑)『まだCD作る』ってなってるんでしょうね。『まだまだ売れるし』ってことで」
太田「うん、うん」
小室哲哉「実際は後進国であるんですが、でも、CDの売り上げは世界一の国なんですね」
太田「作ってるからね」
小室哲哉「1曲でも4人組だったら4枚ジャケット作って、とか。AKBの」
太田「AKBの商法というか、マルチ商法は」
田中「違うよ(笑)」
小室哲哉「秋元康さんは親友でもあるので(笑)」
太田「でも、ホントは嫌いでしょ?」
小室哲哉「ふふふ(笑)」
田中「嫌いじゃないですよ」
小室哲哉「その間で、戦友って言ってますけどね(笑)」
田中「それこそ小室さんは、AKBとかを見てて、どういう風に思うんですか?」
小室哲哉「秋元さんは『行けるところまで行っちゃおう』って言ってますけどね。風呂敷を締めてとっとと逃げる、みたいなことはしないみたいですね」
太田「小室さんも一時期は、ヒットチャートの全部が小室ファミリーっていう時代あったじゃないですか」
さらに、以下のように語っていた。
小室哲哉「僕も、そこそこ軟着陸というか、飛び上がって上手く着陸してセミリタイア、みたいなことを憧れたことありましたけど」
太田「あったんですか(笑)」
小室哲哉「そんなのは、上手く行くわけがないですから」
太田「周りが許さないですから」
小室哲哉「許さないですよね。『お前で、どれだけの人間が食ってるんだと思ってるんだ』って言われますから」
太田「全くその通りですよ。俺らも、小室さんで食ってましたから」
小室哲哉「ふふ(笑)」
田中「俺らは別に、小室さんで食ってはいないよ」
太田「あんだけ量産してたら、煮詰まりますよね」
小室哲哉「この業界、芸能界って言ってもいいと思いますけど、なかなか軟着陸というかそういうのは無いと思います」
田中「大橋巨泉みたいなタイプは」
太田「セミリタイアみたいなね」
田中「あの人こそ、ゴールデンで冠番組バンバン出て」
太田「あの人生が本当に楽しいかって言ったら、俺はそうは思わないけどね」
田中「なんだよ(笑)」

田中「アイドルブームについて、小室さんとしてはどう思うんですか?音楽としての音楽であるべき、とか小室さんとしては思わないんですか?」
小室哲哉「海外もヒップホップもそうですけど、ラップとかもそうだし、日本とアメリカって何となく似てますよね。経済状況であったり」
太田「うん」
小室哲哉「不況は不況なんですよね。音楽を聴いてる場合じゃない、みたいなところもあったんでしょうね。それがここ2~3年で、音楽がヒット曲とかが出て、『あの子かわいい』とかいってお金が遣えるようになってきた、っていうのがあると思うんですよね」
田中「CDが売れない時代だって言われてて、ネット配信とかが主流になりつつありますけど」
小室哲哉「そうですね。CDを作ってる先進国って、日本だけなんですよ」
太田「未だにってことで?」
小室哲哉「そうです。あと、アメリカくらい。今、そこら辺のパソコン買って、CD入らないのもありますよね。横に入れようと思っても。タブレットとか、当然入らないし」
太田「あぁ」
小室哲哉「コンピュータの世界からしたら、後進国になってしまう。全部ダウンロードする以外、あり得ないので」
太田「はい」
小室哲哉「日本のレコード会社は、何十年も昔にレコードを作って儲かるシステムになってるので(笑)『まだCD作る』ってなってるんでしょうね。『まだまだ売れるし』ってことで」
太田「うん、うん」
小室哲哉「実際は後進国であるんですが、でも、CDの売り上げは世界一の国なんですね」
太田「作ってるからね」
小室哲哉「1曲でも4人組だったら4枚ジャケット作って、とか。AKBの」
太田「AKBの商法というか、マルチ商法は」
田中「違うよ(笑)」
小室哲哉「秋元康さんは親友でもあるので(笑)」
太田「でも、ホントは嫌いでしょ?」
小室哲哉「ふふふ(笑)」
田中「嫌いじゃないですよ」
小室哲哉「その間で、戦友って言ってますけどね(笑)」
田中「それこそ小室さんは、AKBとかを見てて、どういう風に思うんですか?」
小室哲哉「秋元さんは『行けるところまで行っちゃおう』って言ってますけどね。風呂敷を締めてとっとと逃げる、みたいなことはしないみたいですね」
太田「小室さんも一時期は、ヒットチャートの全部が小室ファミリーっていう時代あったじゃないですか」
さらに、以下のように語っていた。
小室哲哉「僕も、そこそこ軟着陸というか、飛び上がって上手く着陸してセミリタイア、みたいなことを憧れたことありましたけど」
太田「あったんですか(笑)」
小室哲哉「そんなのは、上手く行くわけがないですから」
太田「周りが許さないですから」
小室哲哉「許さないですよね。『お前で、どれだけの人間が食ってるんだと思ってるんだ』って言われますから」
太田「全くその通りですよ。俺らも、小室さんで食ってましたから」
小室哲哉「ふふ(笑)」
田中「俺らは別に、小室さんで食ってはいないよ」
太田「あんだけ量産してたら、煮詰まりますよね」
小室哲哉「この業界、芸能界って言ってもいいと思いますけど、なかなか軟着陸というかそういうのは無いと思います」
田中「大橋巨泉みたいなタイプは」
太田「セミリタイアみたいなね」
田中「あの人こそ、ゴールデンで冠番組バンバン出て」
太田「あの人生が本当に楽しいかって言ったら、俺はそうは思わないけどね」
田中「なんだよ(笑)」
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