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関根勤「スランプを乗り越えさせてくれた萩本欽一の言葉」
2013.01.26 (Sat)
2013年01月19日放送の「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」にて、関根勤がゲスト出演していた。
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前の記事:関根勤「不遇の環境でこそ、自分の力を信じろ」
関根「出続けて、全くウケない辛さね。嫌われる辛さ」
ブラマヨ・吉田「嫌われるんですか?」
関根「嫌われてたの。異常者に思われてたの。俺は当時、ラビット関根って言ってて」
ブラマヨ・吉田「はい」
関根「ラビット関根がカックラキン大放送!!でやってた、暗殺者カマキリね。全身タイツでグリーンのメガネをかけて『カ~マキ~リ』って、野口五郎さんの刑事に『ゴロンボ、俺に勝てるかな』って」
ブラマヨ・吉田「ちょっと狂気性のある」
関根「そうそう。小学生の男の子のお笑い好きだけが僕のファン」
ブラマヨ・吉田「あぁ(笑)」
関根「非常に狭い。大人と女性は全滅。小学校2年から4年のお笑い好きの男の子」
ブラマヨ・小杉「狭すぎる(笑)」
関根「あの時、ananがあれば、抱かれたくないタレント2位ですね」
ブラマヨ・吉田「1位は?」
関根「せんだみつおさん」
ブラマヨ・吉田「あぁ(笑)たしかに、昔の関根さんって怖かったていえば怖かったですよ」
ブラマヨ・小杉「うん、うん」
ブラマヨ・吉田「役に入られて演じられるけど、入り込み過ぎてはるから」
関根「『刑事犬カール』っていうので仕事をしてたんだけど、3話目くらいを撮ってる時に、32歳のだるま二郎さんっていう先輩が、『ラビット、普通の演技してくれて、ホント助かった』って言ってこられて(笑)」
ブラマヨ・小杉「どんな風に思われとったんですか(笑)」
ブラマヨ・吉田「ふふ(笑)」
関根「業界10年以上やってる人が、俺が無茶苦茶なことやるって思ってたの」
ブラマヨ・吉田「まともなことはやるワケない、と。それが地位が上がるようになったのは、何がきっかけだったんですか?」
関根「やっぱりね、欽どこ(欽ちゃんのどこまでやるの!?)に出た時ですね。それで、ラビット関根から関根勤に名前変えて、黒子ですよ。家族が団欒をしてお笑いをとって、すっと居なくなったお茶の間に2人がすーって出てきて、その場をお借りして」
ブラマヨ・小杉「懐かしいなぁ(笑)」
関根「ちょこちょこってして帰るっていう」
ブラマヨ・吉田「小堺さんと」
関根「そう。それまで、狂気的な演技をしてたのが、『あぁ、どうもどうも』っていう、やってる芸は同じなんだけど、態度が違うというか。枠がね」
ブラマヨ・吉田「下から『貸していただく』みたいな」
関根「そういう感じで」
ブラマヨ・吉田「それで、世間の見る目が変わってきて」
関根「そう。段々と変わってきて」
ブラマヨ・吉田「黒子でやられてた時って、プレッシャー半端なかったんじゃないですか?『ここで売れなアカン』みたいな」
関根「初めてだったの。舞台に上がる前に、胃がギューって掴まれる感じ」
ブラマヨ・吉田「袖で?」
関根「そう」
さらに、以下のように語っていた。
ブラマヨ・吉田「そこで上手にできたんですか?」
関根「最初はできなかった。アガっちゃって、焦るから、ドンドンとオーバーアクションになって声がデカくなって」
ブラマヨ・吉田「ふふ(笑)」
関根「カマキリの悪いクセ(笑)」
ブラマヨ・吉田「染み付いた?(笑)」
関根「それで萩本さんが、『関根。お前の芸は、100万円持ってたら、100万円出して見せびらかしている芸なんだ。そうじゃなくて、5万円だけ見せて、"懐には95万円ありますよ"って芸をしろ』って言われて」
ブラマヨ・小杉「難しいな」
関根「29歳の僕は、頭の中で『はぁ~~?』」
ブラマヨ・吉田「えぇ?ってなりますよね(笑)」
ブラマヨ・小杉「なんて?って(笑)」
関根「『5万円?95万円?はぁ~~?』って(笑)どうやっていいか分からないけど、動くのを止めようって思って」
ブラマヨ・小杉「あぁ」
関根「ど真ん中に立って、小堺くんが何かやってても『そうだね』って言って」
ブラマヨ・小杉「極端やな(笑)」
関根「次の週、ちょっと手を動かして『そうだね』って。また次の週は、肘から上くらいまではいいかなって思って、『また~』みたいな感じで。徐々に徐々に、萩本さんに怒られたら戻せば良いって思って、徐々に徐々に動かしていったら、ウケるようになったの」
ブラマヨ・小杉「へぇ~!」
関根「結局ね、欽どこ観てる人にとっては、俺は異質なワケ。新しくきた人ですよ。それが、面白いかどうか分からないから、『こういう人ですよ』っていうのをゆっくり見せる必要があったわけですよ」
ブラマヨ・小杉「いきなりブワ~っていうんじゃなく」
関根「『小堺くんウケてるから、俺も!』ってやってたの。よく、素人の人が昼間の生放送とか出てきて、『ほぅ!』とかやるじゃん。あれと同じで、『えぇ?誰?』って。お前が面白いかどうか分からないし」
ブラマヨ・吉田「空回り感もありますしね」
関根「思い切りやってるクセにアガってるから、声が上ずってるわけ」
ブラマヨ・小杉「なるほど、なるほど」
関根「でも、ゆっくりやれば上ずったりしないの。萩本さんのマジックっていうか、萩本さんの演出で、僕は生き返ったの」
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前の記事:関根勤「不遇の環境でこそ、自分の力を信じろ」
萩本欽一との出会い
関根「出続けて、全くウケない辛さね。嫌われる辛さ」
ブラマヨ・吉田「嫌われるんですか?」
関根「嫌われてたの。異常者に思われてたの。俺は当時、ラビット関根って言ってて」
ブラマヨ・吉田「はい」
関根「ラビット関根がカックラキン大放送!!でやってた、暗殺者カマキリね。全身タイツでグリーンのメガネをかけて『カ~マキ~リ』って、野口五郎さんの刑事に『ゴロンボ、俺に勝てるかな』って」
ブラマヨ・吉田「ちょっと狂気性のある」
関根「そうそう。小学生の男の子のお笑い好きだけが僕のファン」
ブラマヨ・吉田「あぁ(笑)」
関根「非常に狭い。大人と女性は全滅。小学校2年から4年のお笑い好きの男の子」
ブラマヨ・小杉「狭すぎる(笑)」
関根「あの時、ananがあれば、抱かれたくないタレント2位ですね」
ブラマヨ・吉田「1位は?」
関根「せんだみつおさん」
ブラマヨ・吉田「あぁ(笑)たしかに、昔の関根さんって怖かったていえば怖かったですよ」
ブラマヨ・小杉「うん、うん」
ブラマヨ・吉田「役に入られて演じられるけど、入り込み過ぎてはるから」
関根「『刑事犬カール』っていうので仕事をしてたんだけど、3話目くらいを撮ってる時に、32歳のだるま二郎さんっていう先輩が、『ラビット、普通の演技してくれて、ホント助かった』って言ってこられて(笑)」
ブラマヨ・小杉「どんな風に思われとったんですか(笑)」
ブラマヨ・吉田「ふふ(笑)」
関根「業界10年以上やってる人が、俺が無茶苦茶なことやるって思ってたの」
ブラマヨ・吉田「まともなことはやるワケない、と。それが地位が上がるようになったのは、何がきっかけだったんですか?」
関根「やっぱりね、欽どこ(欽ちゃんのどこまでやるの!?)に出た時ですね。それで、ラビット関根から関根勤に名前変えて、黒子ですよ。家族が団欒をしてお笑いをとって、すっと居なくなったお茶の間に2人がすーって出てきて、その場をお借りして」
ブラマヨ・小杉「懐かしいなぁ(笑)」
関根「ちょこちょこってして帰るっていう」
ブラマヨ・吉田「小堺さんと」
関根「そう。それまで、狂気的な演技をしてたのが、『あぁ、どうもどうも』っていう、やってる芸は同じなんだけど、態度が違うというか。枠がね」
ブラマヨ・吉田「下から『貸していただく』みたいな」
関根「そういう感じで」
ブラマヨ・吉田「それで、世間の見る目が変わってきて」
関根「そう。段々と変わってきて」
ブラマヨ・吉田「黒子でやられてた時って、プレッシャー半端なかったんじゃないですか?『ここで売れなアカン』みたいな」
関根「初めてだったの。舞台に上がる前に、胃がギューって掴まれる感じ」
ブラマヨ・吉田「袖で?」
関根「そう」
さらに、以下のように語っていた。
萩本欽一のアドバイス
ブラマヨ・吉田「そこで上手にできたんですか?」
関根「最初はできなかった。アガっちゃって、焦るから、ドンドンとオーバーアクションになって声がデカくなって」
ブラマヨ・吉田「ふふ(笑)」
関根「カマキリの悪いクセ(笑)」
ブラマヨ・吉田「染み付いた?(笑)」
関根「それで萩本さんが、『関根。お前の芸は、100万円持ってたら、100万円出して見せびらかしている芸なんだ。そうじゃなくて、5万円だけ見せて、"懐には95万円ありますよ"って芸をしろ』って言われて」
ブラマヨ・小杉「難しいな」
関根「29歳の僕は、頭の中で『はぁ~~?』」
ブラマヨ・吉田「えぇ?ってなりますよね(笑)」
ブラマヨ・小杉「なんて?って(笑)」
関根「『5万円?95万円?はぁ~~?』って(笑)どうやっていいか分からないけど、動くのを止めようって思って」
ブラマヨ・小杉「あぁ」
関根「ど真ん中に立って、小堺くんが何かやってても『そうだね』って言って」
ブラマヨ・小杉「極端やな(笑)」
関根「次の週、ちょっと手を動かして『そうだね』って。また次の週は、肘から上くらいまではいいかなって思って、『また~』みたいな感じで。徐々に徐々に、萩本さんに怒られたら戻せば良いって思って、徐々に徐々に動かしていったら、ウケるようになったの」
ブラマヨ・小杉「へぇ~!」
関根「結局ね、欽どこ観てる人にとっては、俺は異質なワケ。新しくきた人ですよ。それが、面白いかどうか分からないから、『こういう人ですよ』っていうのをゆっくり見せる必要があったわけですよ」
ブラマヨ・小杉「いきなりブワ~っていうんじゃなく」
関根「『小堺くんウケてるから、俺も!』ってやってたの。よく、素人の人が昼間の生放送とか出てきて、『ほぅ!』とかやるじゃん。あれと同じで、『えぇ?誰?』って。お前が面白いかどうか分からないし」
ブラマヨ・吉田「空回り感もありますしね」
関根「思い切りやってるクセにアガってるから、声が上ずってるわけ」
ブラマヨ・小杉「なるほど、なるほど」
関根「でも、ゆっくりやれば上ずったりしないの。萩本さんのマジックっていうか、萩本さんの演出で、僕は生き返ったの」
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