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伊集院光「河西智美のヤンマガ・グラビア回収はヤラセではない」
2013.01.22 (Tue)
2013年01月21日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、AKB48・河西智美のヤングマガジンに掲載されたグラビアが回収されることになった件について語っていた。

伊集院光「世の中で、ラジオの内情にスゴイ詳しいって人が、ネットであったり評論する番組とかで、分かった風なことを言うじゃん。『ラジオって実は、こうなんだぜ』っていう。でも、ラジオ業界の中で働いている人は、『違うよ』って思うんだよね」
「ソフトな例で言うと、三谷幸喜さんの『ラヂオの時間』って映画を観て、基本的にラジオ業界の人間は、面白くないよね。それは当たり前だよね。リアルなことと、リアリティのあることは全然違うから」
「芸能情報とかでも、ネットで『アイツはギャラが一回いくらで』みたいなことを書かれてたりするけど、それが凄く信憑性あるらしくって、周りから『それは許せねぇ。アイツがあんなギャラをもらって』みたいなことを書いてあったりするじゃん。そうすると、やっぱり業界内の人間からすると、『それはないわ』って思うじゃん(笑)」
「イラっとするのは、その嘘事情通みたいな人が持て囃されちゃって、一人歩きしているときに、俺らは俺らで、ツッコミ方がよくわからないんだよね。それは、虚々実々の真裏に入ってしまってたりすると、『ファンタジーはここで、本当はこれ』みたいなことがあると思うんだよね」
「たとえば、『あんなの台本だぜ』みたいなことを言ったリする人がいるでしょ。『テレビなんて、みんな台本に決まってるじゃん』みたいな話をしているときに、俺らが言い返さなきゃいけないことは、『違うよ。その言ってるところは台本じゃなくて、むしろ、台本の部分は違うココだよ』って話をしなきゃならなくて(笑)それを言うことは、ものすごくこの世界(芸能界)の中で、とてもつまらなくすることだってことは知っているでしょ?」
「その逆もあって。自分たちが高校生の時に、高校生の心理に詳しい人、みたいなのが出て来て、『高校生ってこうなんですよね』ってことを言うと、『違うよ』って思ったりするよね。もっと言えば、自分がすごいアニメが好きで、その時に外からそれをしたり顔で言ってくる『アニメってこういうもんですよ』っていう人は、かなりのパーセンテージで『それはちょっとニュアンスが違う』もしくは『全然違くね?』みたいな感じになる」
「教育評論家がいう『今の中学生は…』っていう評論を中学生の時に聞くと、『止めろって。もっともらしく聞こえる全然違うことを言うのは』って思う。それなのに関わらず、自分と違うジャンルのことを信じるでしょ。どうでもいいゴシップ誌とかに書いてあることを簡単に信じちゃったりする」
さらに、以下のように語っていた。
「自分のことだったら、『ラジオスタッフの1人が…』って書かれてるときに、この番組がたった3人で運営されていることを知らないだろっていうヤツが書いてるなって思うけどね。俺がどれだけ人に心をひらいてねぇと思ってんだっていうね。俺が、ディレクター池田以上の格のTBSの人間の電話番号やメールアドレスを1つも知らないし、そっちもむしろ俺のことなんか触らない方が得って思ってるからね」
「俺が、池田以外の人間と口を利くことがないぞっていうことを知らないんだよね。あと、そんな些細なことを書いてるのに、伊集院が超集中したときに、トイレに行って集中が切れるのがイヤだからって理由で、尿瓶にオシッコをして便座クリーナーで手を拭いてることを何故言わない?って思うわけ。事情なんかお前、何にも知らないなって。それについては、周りが『アイツはアレだからしょうがねぇ』ってことになってんだよっていうね。尿瓶にあまりにもオシッコしすぎて、ヨチヨチ歩きでトイレに行ってるのなんか、事情通なら言えよって思うんですよ」
「そんなことを思うのに、他の人のことは信じるよね。ちょっとのことだけで信じてしまう。あと、陰謀論とかが嵌ったときの楽しさってあるよね。『これは世の中に裏のカラクリがあるんじゃないか』って思って、ポンポンポンって裏読み裏読みしてったときに、パチって嵌るじゃん。都市伝説みたいなヤツ、嬉しいって思うじゃん」
「上手くできてるヤツは、自分すら疑わなくなってくるじゃん。自分は業界の中にいるっていうか…これ言っていいか分からないけど…やっぱり俺の中で、『AKBの河西智美ちゃんのグラビアが表紙になって、ヤングマガジンの発売がなくなりました』って聞くと、『あの野郎、仕掛けてやがんな』って思うわけですよ。『秋元康、上手く仕掛けて写真集の需要を上げるニュース性、炎上マーケティングをやってやがるんだろう』って、業界内にいる俺が思うわけですよ」
「でも、あの子はホリプロじゃんか。だから、そうすると俺は、よりインサイダーにいる人間だから、マネージャーとかの焦り方を見ると、『ホントなんだ』って(笑)」
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伊集院光「世の中で、ラジオの内情にスゴイ詳しいって人が、ネットであったり評論する番組とかで、分かった風なことを言うじゃん。『ラジオって実は、こうなんだぜ』っていう。でも、ラジオ業界の中で働いている人は、『違うよ』って思うんだよね」
「ソフトな例で言うと、三谷幸喜さんの『ラヂオの時間』って映画を観て、基本的にラジオ業界の人間は、面白くないよね。それは当たり前だよね。リアルなことと、リアリティのあることは全然違うから」
「芸能情報とかでも、ネットで『アイツはギャラが一回いくらで』みたいなことを書かれてたりするけど、それが凄く信憑性あるらしくって、周りから『それは許せねぇ。アイツがあんなギャラをもらって』みたいなことを書いてあったりするじゃん。そうすると、やっぱり業界内の人間からすると、『それはないわ』って思うじゃん(笑)」
「イラっとするのは、その嘘事情通みたいな人が持て囃されちゃって、一人歩きしているときに、俺らは俺らで、ツッコミ方がよくわからないんだよね。それは、虚々実々の真裏に入ってしまってたりすると、『ファンタジーはここで、本当はこれ』みたいなことがあると思うんだよね」
「たとえば、『あんなの台本だぜ』みたいなことを言ったリする人がいるでしょ。『テレビなんて、みんな台本に決まってるじゃん』みたいな話をしているときに、俺らが言い返さなきゃいけないことは、『違うよ。その言ってるところは台本じゃなくて、むしろ、台本の部分は違うココだよ』って話をしなきゃならなくて(笑)それを言うことは、ものすごくこの世界(芸能界)の中で、とてもつまらなくすることだってことは知っているでしょ?」
「その逆もあって。自分たちが高校生の時に、高校生の心理に詳しい人、みたいなのが出て来て、『高校生ってこうなんですよね』ってことを言うと、『違うよ』って思ったりするよね。もっと言えば、自分がすごいアニメが好きで、その時に外からそれをしたり顔で言ってくる『アニメってこういうもんですよ』っていう人は、かなりのパーセンテージで『それはちょっとニュアンスが違う』もしくは『全然違くね?』みたいな感じになる」
「教育評論家がいう『今の中学生は…』っていう評論を中学生の時に聞くと、『止めろって。もっともらしく聞こえる全然違うことを言うのは』って思う。それなのに関わらず、自分と違うジャンルのことを信じるでしょ。どうでもいいゴシップ誌とかに書いてあることを簡単に信じちゃったりする」
さらに、以下のように語っていた。
「自分のことだったら、『ラジオスタッフの1人が…』って書かれてるときに、この番組がたった3人で運営されていることを知らないだろっていうヤツが書いてるなって思うけどね。俺がどれだけ人に心をひらいてねぇと思ってんだっていうね。俺が、ディレクター池田以上の格のTBSの人間の電話番号やメールアドレスを1つも知らないし、そっちもむしろ俺のことなんか触らない方が得って思ってるからね」
「俺が、池田以外の人間と口を利くことがないぞっていうことを知らないんだよね。あと、そんな些細なことを書いてるのに、伊集院が超集中したときに、トイレに行って集中が切れるのがイヤだからって理由で、尿瓶にオシッコをして便座クリーナーで手を拭いてることを何故言わない?って思うわけ。事情なんかお前、何にも知らないなって。それについては、周りが『アイツはアレだからしょうがねぇ』ってことになってんだよっていうね。尿瓶にあまりにもオシッコしすぎて、ヨチヨチ歩きでトイレに行ってるのなんか、事情通なら言えよって思うんですよ」
「そんなことを思うのに、他の人のことは信じるよね。ちょっとのことだけで信じてしまう。あと、陰謀論とかが嵌ったときの楽しさってあるよね。『これは世の中に裏のカラクリがあるんじゃないか』って思って、ポンポンポンって裏読み裏読みしてったときに、パチって嵌るじゃん。都市伝説みたいなヤツ、嬉しいって思うじゃん」
「上手くできてるヤツは、自分すら疑わなくなってくるじゃん。自分は業界の中にいるっていうか…これ言っていいか分からないけど…やっぱり俺の中で、『AKBの河西智美ちゃんのグラビアが表紙になって、ヤングマガジンの発売がなくなりました』って聞くと、『あの野郎、仕掛けてやがんな』って思うわけですよ。『秋元康、上手く仕掛けて写真集の需要を上げるニュース性、炎上マーケティングをやってやがるんだろう』って、業界内にいる俺が思うわけですよ」
「でも、あの子はホリプロじゃんか。だから、そうすると俺は、よりインサイダーにいる人間だから、マネージャーとかの焦り方を見ると、『ホントなんだ』って(笑)」
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