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安住紳一郎、ラジオ番組において「6月、12月の聴取率」が大事である理由を明かす「改編期は4月、10月」

2018.06.17 (Sun)
2018年6月17日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』(毎週日 10:00-11:55)にて、TBSアナウンサー・安住紳一郎が、ラジオ番組において「6月、12月の聴取率」が大事である理由を明かしていた。



安住紳一郎:今日は、スペシャルウィーク聴取率調査週間です。テレビでは視聴率と言いますが、ラジオでは「事情聴取の聞き取り」と書いて、聴取率と呼んでいます。
中澤有美子:ふふ(笑)そうですね(笑)事情聴取の聴取ですね(笑)

安住紳一郎:そうですよね。

中澤有美子:そう言えばいいんだ(笑)

安住紳一郎:そうですね。テレビは毎日1分ごとに計測していますが、ラジオは予算の規模が違いますので、2ヶ月に1度、15分毎の計測になりますね。偶数月に行っています。1週間行います、月曜に始まって日曜日で終わる、1週間ですね。

中澤有美子:はい。

安住紳一郎:2ヶ月に一度、偶数月なので、2月、4月、6月、8月、10月、12月ということですね。

中澤有美子:ええ。

安住紳一郎:で、今日は6月ということで、聴取率調査週間、その1週間最後の日曜日ということになります。

中澤有美子:はい。

安住紳一郎:当然、その結果によりまして、さまざまに将来が変わっていくという一面を持っているわけですが。

中澤有美子:ふふ(笑)

安住紳一郎:皆さんも想像の通りだと思いますが。ただ、冷静に考えますと、改編期というものがありまして、番組がさようなら、こんにちはということですけれども。大体、4月か10月というのは、みなさんもご存じだと思います。

中澤有美子:はい。

安住紳一郎:そうしますと、10月の改編期を例にしますと、8月の結果を受けて、準備期間9月の1ヶ月だけで、10月から新番組をスタートさせるというのは、まぁ急すぎますね。

中澤有美子:うん。

安住紳一郎:かといって、4月であれば結論を出すには半年あるということなので、10月の改編を睨んだ6月調査、4月の改編を睨んだ12月調査、この2回、私が20年勤めてきて、築き上げた考え、それは年6回行われる調査の中でも、6月と12月が本丸だということですね。

中澤有美子:ああ(笑)

安住紳一郎:そうかぁ。なかなかね、駆け出しのラジオマンの皆さん方はね、年6回、フルスイングしちゃうんですけども。私のようなキャリアを積みますと、年2回のフルスイングでいいです。

中澤有美子:はっはっはっ(笑)強弱(笑)

安住紳一郎:まぁね。クリーンナップと下位打線に同じボールを投げ続けていては、先発ピッチャーは長くもたないということですね(笑)

中澤有美子:ふふ(笑)

安住紳一郎:ある程度、まぁ本丸を決めて、6月と12月に思いっきりなければっていう話ですね。

中澤有美子:はっはっはっ(笑)

安住紳一郎:まぁ、これはあまり公にしてませんし、公式的な発表ではありませんけれども。

中澤有美子:ええ(笑)

安住紳一郎:私が20年勤めてきた実感。

中澤有美子:ああ。

安住紳一郎:他の番組を見ても、6月、12月に比較的大きめな企画をやっている場合があるのではないかと思います。他局ですとね、「サンクスウィーク」とか言ったりしますけど、6月と12月、ここが本丸だ、というふうに私は睨んでおります。

中澤有美子:ああ。

安住紳一郎:この番組も、12月には一都六県リスナー調査、そして毎6月にはミニマムロト2、さくらんぼ佐藤錦が当たる企画をお送りして参りました。

中澤有美子:はい。

安住紳一郎:番組の中でも人気企画、大型企画を6月と12月に投入してきたというのは、そういう経緯があるということです。

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