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伊集院光、アドベンチャーゲーム『Detroit: Become Human』にハマっていると語る「10分一区切りであと引くんだ」

2018.06.12 (Tue)
2018年6月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、PS4用のアドベンチャーゲーム『Detroit: Become Human』にハマっていると語っていた。

伊集院光:ここ2週間ぐらいかな、PS4の『Detroit: Become Human』ってゲームにハマってて。

Detroit: Become Human


アドベンチャーゲームなんだよね。アドベンチャーゲームが好きなんで。まぁ、映画みたいなストーリーで始まって、途中、どういう行動をとるかを僕が決めることで、先のストーリーが変わってきますよ、みたいな。

それこそ自分が中学生ぐらいの頃に、「これがアドベンチャーゲームってもんなんだ」って初めてやったのが、『ミステリーハウス』っていうパソコンのゲームで、PC8001っていう、コンピュータでやるゲームで。

もう雑な。線で描いた図みたいなお家の中を探検してって、そこでアイテムをみっけては謎を解いていく、みたいなゲームで。もう、謎が解けるか解けないか。あとは失敗した選択肢をやるとゲームオーバーになるから戻る、戻らないみたい話が、途中からなんかこうちょっと、マルチエンディングみたいなものが出だし。

で、多種多様に広がっていったから、まぁ今やどこからどこまでがアドベンチャーゲームだかわかんないんだけど、そのPS4のカネかかってる作品だけあって、この『Detroit: Become Human』は…最初、2038年かなんかのデトロイトです、と。

で、最初のシーンは、人質立てこもり事件みたいなのが起きている、と。で、自分はその捜査官としてそこに派遣されたやつとして現場に行くの。その現場に行って、そうするとちょっと、「なんか変な奴来たな」みたいな。「マジかよ」みたいな扱いを受けて。

最初の5分くらいで、俺は2038年の世界では当たり前になったアンドロイドで、アンドロイドの捜査官で、どうやら、暴走したアンドロイド、お手伝いさんロボットみたい奴が子供を人質に立てこもっているのを、説得に行く、みたいな。

で、その説得の順番とかを、「泣き落としをする」とか、あと色々手がかりをいっぱい集めてから説得に行く、いきなり強引に説得に行く、説得どころかいきなりやっつけに行く、みたいなので、全部選ぶことでストーリーが変わってくるみたいな話から始まって。

基本、ゲームオーバーはないの。一切ないから、何を選ぼうが、何をやろうが基本的には話は進んでいきます、と。で、最初の説明書にも、あんまり途中、途中、最善肢とか考えないで、とにかく思ったようにやってみたほうがいいよって。

思ったようにやってみると、遅くても30時間くらいでなんとかそのエンディングまで行くから、エンディングまで行ったら、今度は選ばなかった選択肢を選びなおしていくことで、それ、全部潰していくのも面白いですよ、みたいな。

実際はゲームをクリアする毎に、小休止みたいのがあって、その小休止のときに、自分の選んだフローチャートみたいなのも出るわけ。「ここには、別の選択肢もあったよね」みたいな、まだ「?」のやつも出るから、あとでそれを潰していくのが相当楽しいっぽいよっていうゲームで。

凄いよくできているのは、まぁその2038年に、世の中の本当に出てくる、ボケとかじゃなくて、ビッグカメラみたいな店のアンドロイド売り場みたいのも出てくるぐらいメジャーになってるわけ。

だから、ビックアンドロイド館みたいなところに行って、「これは新製品ですごい機能がいいんですよ」みたいなことを言われたりとか。あと、「今、保証期間内だからこれ直せるんだよね、タダで」みたいな揉め後起こったりするんだけど。

そういう世の中で、どうやらアンドロイドがバグり始めましたよ、いろんな犯罪を犯すようになってきましたよ、みたいな漠然とした話なんだけど。

主人公っていうか、いっぱい話があって。アメリカのその辺のさじ加減すげぇなと思うのは、おそらくやってて、飽きてくる頃だ、そろそろ一服つきたいなみたいな。だいたい15分くらいのところで、いったんそのセンテンス終わるのね。

ある程度のクライマックスで、「おしまい」ってなっちゃって、で、「続く」ってなって、違う奴の話が始まるの。今度は、別のお手伝いさんロボットとしての俺、の話が始まって。それもワクワクしてきて。で、10分、15分ぐらいで続くってなっちゃって。また違う奴の話いって、やると「続く」ってなって。さっきの続きみたいになってるから、なんかあと引くんだ。

もうちょっとだけやりたい、どうせ10分で次の一区切り来るんだから、とりあえずもう一区切りぐらいやって、寝ようかみたいな感じになって。で、それ毎日楽しみで。なんだかんだで今日も一時間ぐらいやろうかなと思って、2時間ぐらいやっちゃう感じで。

ずーっとやってて。話もよくできてて、なんか最終的には「アンドロイドは人なのか?」みたいな。「アンドロイドに人権を」みたいな。難しいこと言えば、昔のアフリカ系アメリカ人の公民権運動みたいなことを、そのアンドロイドはここまで精巧に感情とかもできているのに、ずーっと人間の奴隷みたいにして働いていくのはおかしいんじゃないか、みたいな大暴動に発展していくという、大まかなストーリーになってって。

最終的に、結論は出るの。半寝ボケとかでやってるから。途中、こうアクションアドベンチャーなんで、敵が殴ってきたら、そこに表示された○ボタンを瞬時に押してかわして、次表示されるボタンが今度×をしてボディブローを入れて、で、その次に○連打、R1みたいなやつを、俺、寝ぼけてる上に、オッサンだから。

全部、裏入ってもストーリーは進むから(笑)全部、裏入ってボコボコにされたら、ゲームオーバーとじゃないから(笑)ボコられて、何の解決もできない木偶の坊なりに進むから。ゲームオーバーはないから、ずーっとわくわくしながら進むわけ。


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タグ : 伊集院光,

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