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爆笑問題・太田、ジェーン・スーのエッセイ『生きるとか死ぬとか父親とか』を絶賛「筋の一本通った見事な文章」

2018.06.06 (Wed)
2018年6月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ジェーン・スーのエッセイ『生きるとか死ぬとか父親とか』を絶賛していた。

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太田光:ジェーン・スーの今、物凄い売れてる本で。

田中裕二:ああ。

太田光:『生きるとか死ぬとか父親とか』ってね。

生きるとか死ぬとか父親とか


田中裕二:ラジオでその話してるよね。

太田光:ジェーン・スーの、もちろん喋りは面白いのわかってるから。

田中裕二:うん。

太田光:あの子、スーちゃんは、気持ちいい喋りするじゃない、聞いてて。

田中裕二:そうですね。

太田光:それは分かってるんだけど、今まで申し訳なかったけど、彼女の作品っていうの、エッセイ。『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』とか、『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』とか。あるんだよ、今まで話題になったエッセイがいっぱいね。

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな


貴様いつまで女子でいるつもりだ問題


田中裕二:はい。

太田光:ただ、そういうのってそれこそ、スーちゃんとこの世代の女の子とか、30~40代くらいの女の子が読んでいいものなんだろうなぁと思って。

田中裕二:はい、イメージ的にはそうね。

太田光:俺はあんまり読んでなかったんだけど、申し訳なかった。今回の『生きるとか死ぬとか父親とか』って、素晴らしいです。

田中裕二:うん。

太田光:…ジェーン・スーの本ね、骨太なんだよ。

田中裕二:うん。

太田光:あの子って、一人っ子なんだけど、小石川なんかのお嬢様なんだけど。早いうちに自分が大学ぐらいの時に、凄い魅力的なお母さんがいて。

田中裕二:うん。

太田光:その人が、がんで亡くなって。で、要は父と娘だけになる。大人になってからだよ。

田中裕二:うん。

太田光:親父さんは、それまで一山当てて、宝石商かなんかで。本郷のあたりの、4階建てのビルを建てて、下2階が店舗で、上2階が自宅で。

田中裕二:うん。

太田光:で、また女好きでさ。小石川のドン・ファンって呼ばれた、そういう親父なの。

田中裕二:ふふ(笑)

太田光:で、親父とやってきたこと…今でも親父さん健在で、とっても魅力的なお父さんなの。

田中裕二:うん。

太田光:ジェーン・スーとの今のやりとりとか、お金無心にきたりとかすんだけど、憎めなかったりするのが、本当にね、お涙頂戴とか、そういうのじゃまったくなくね、線の太い、筋の一本通った文章で、見事な文章でね、書いててね。

田中裕二:うん。

太田光:ジェーン・スーはね、これ…俺なんか親父とかおふくろ、野垂れ死んだ…

田中裕二:野垂れ死んでない(笑)

太田光:最後までさ、俺も一人っ子だからね。ろくな親孝行もできなかったって、今になって後悔してんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:ジェーン・スーはね、凄くこの本を出してことで、親孝行だなぁって思ってね。

生きるとか死ぬとか父親とか


田中裕二:うん。

太田光:ぜひこれ、みんなにも。向田さんとかのエッセイを読んでた以来の「この書き手、おそらく小説でもそのうち、凄いのを書くんじゃないか」って、そういうのを思ったりとかして。


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タグ : 爆笑問題,太田光,ジェーン・スー,

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