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安住紳一郎、田中みな実と「挨拶もせず、1年半口を聞いていない」険悪な状態を打ち破った瞬間を語る「ごまのお煎餅ください!」
2018.05.28 (Mon)
2018年5月27日放送のTBS系のラジオ番組『安住紳一郎 日曜天国』(毎週日 10:00-11:55)にて、TBSアナウンサー・安住紳一郎が、田中みな実アナと「挨拶もせず、1年半口を聞いていない」険悪な状態だったにも関わらず、それを打ち破った瞬間について語っていた。


安住紳一郎:私の…放送局で仕事をしてから、とても好きなエピソードが一つあるんですけど(笑)
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:8年くらい前ですかね。8年くらい前ですね。日曜日の夕方、机仕事をしていたんですけど。ちょうど、日曜天国終わってから、夕方、時間が空きますのでね。日曜日の夕方、机仕事をしていたんですけど。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:私たちアナウンサーのいるところというのは、60人くらい入れる、大きな部屋を割り当てられているんですけど。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:日曜日の夕方4時過ぎだと、ほとんど人がいなくて。いても、1人か2人。多くても、3~4人くらいですね。で、その時は3人いたんですけど。私と、男の先輩と、女性の後輩の3人いたんですね。
中澤有美子:ええ。
安住紳一郎:日曜日、赤坂ほとんどお店やってないんで、お昼ご飯食べられるところもあまりなくて。私もそうだし、ほかの2人もそうだと思うんですけど。お昼食べず、とりあえず仕事終わらせて、帰って。で、家で昼・夜兼用を食べればいいやって腹積もりでいるわけですよね。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:当然、お腹すいてるんだけど、我慢しているという状態が続いてて。今は、局内にコンビニエンスストアができたので、そこに行って、ちょっと何かお菓子買う、みたいなことがあるんですが、当時はまだなかったので。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:まぁ、「お腹空いたなぁ」みたいな感じで、誰かなんかくれないかな、みたいな感じで仕事してるんですけどね。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:そしたら私の…これ、前も話しましたけどね、私の机に頂き物の草加せんべいの詰め合わせが、箱に入ってあったんですね。一枚一枚、透明の袋に小分けされてて、15枚くらい入って。2,000円とか、2,500円くらいで売ってるものですけど。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:そのおせんべいの詰め合わせがあって、もうちょっとお腹すいたんで、包装開けて一枚食べようと思ったんですが、ただ静かな部屋で自分だけ草加せんべいバリバリ食べたらねぇ、ちょっとさすがに他の人たちに申し訳ないからということで、私の左斜め前の先輩に、机の島をくるっと回って、箱ごともって歩み寄って、「お煎餅いただいて、今、私、これから食べるんですけど、一緒に食べますか?」って訊きますよね。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:社会人としては当然ですよね。「おう、悪いな」って…面倒くさいな。安東弘樹さんなんですけど。
中澤有美子:ああ、そうそう。
安住紳一郎:「安住、悪いな」って。で、安東さんもお腹空いてるから、食べるじゃないですか。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:で、お煎餅が3種類あって。普通の醤油味のお煎餅と、ごま入りのお煎餅、もう一つは抹茶ペーストを表面に塗ってある変わり種ね。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:ちょっと見たことないお煎餅で。
中澤有美子:甘じょっぱい。
安住紳一郎:甘じょっぱいのか分からないけど、うぐいす色の、セメント塗ったみたいな。
中澤有美子:ありますね。
安住紳一郎:私、あんまりそれ好きじゃないんですけど(笑)で、「安東さん、どうですか」「ごまかなぁ」って、ごま食べて。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:当然もう一人いる、女性の後輩にも勧めるべきなんだけど、ちょうどその女性後輩と、私が仕事のやり方を、私が注意したことをきっかけに、お互い険悪な感情を持ってた時期なんですよ。
中澤有美子:はい(笑)
安住紳一郎:私が、その彼女のスポットのやり方で注意したのをきっかけにね。で、10歳ぐらい後輩だから、すれ違っても向こう挨拶してこないし、あからさまに俺を避けているのが伝わってくるから、こっちも10年年長としてのプライドがあるから。向こうが謝るなり、新たな決意表明を持って来るまでは話す必要はなし、って思ってたんですね。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:それはそれで問題ありませんよね?
中澤有美子:そうですね、ちょっと厳しめの先輩として、正しい立ち位置かもしれません。
安住紳一郎:そうですよね。しかも、その時安東さんと私がいる机は、比較的手前の方で、2人近かったんです。で、彼女がいる席は2人から最も遠い机の島の、しかも向こう側の壁側の机に突っ伏して、ふて寝してるんだかパソコン見てるんだかわかんない。こう、雑誌の山とかに隠れて、上半身を机の上に伏して寝てるわけ。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:で、俺がいるから、気配も消してるだろうし、みたいな雰囲気なの。そんなところで、わざわざ10年先輩の俺が、「おお、お煎餅食べる?」って、持って行く必要ないでしょ?
中澤有美子:そうですね。
安住紳一郎:持ってってもいいんだけど、まぁ心が狭い俺としてはさ、持っていく必要はない、と私は判断したし。
中澤有美子:その距離感ですね。
安住紳一郎:安東さんも、まぁ二人なんか険悪な雰囲気だから、そういう感じなんだろうなぁと思って、もう感知してないから。で、日曜のお昼を抜いている二人だから、その静かな部屋で、バリパリ、バリバリお煎餅を食べたわけでしょ。
中澤有美子:うん(笑)
安住紳一郎:で、二人とももう、二枚目とかに入っちゃって。
中澤有美子:ああ、美味しい(笑)
安住紳一郎:で、またゴマの匂いが余計に香り立ちますからね。そしたら、ついに我慢できなくなった、その壁の向こうのほうにいる後輩の女性が一番向こうから、ヒールツカツカいわせて俺のところに来るわけ。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:もう、イメージしやすいんで言っちゃいますよ、田中みな実さんなんですけどね(笑)
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:田中みな実さんが、こっちにガッてくるわけ。私も、本当に底意地悪いから、こっちに来るって気配分かってるんだけど、机の横に立たれても、全く気配を感じない、みたいな感じで、デスクワークずっと続けてるわけね。
中澤有美子:はい(笑)
安住紳一郎:「向こうが謝るまで、絶対口きかないもんね」って思って、物凄い意地になって、肩に物凄い力入ってて。
中澤有美子:はっはっはっ(笑)
安住紳一郎:それで、ついに彼女が、1年半ぶりに私に口をきくんですね。
中澤有美子:1年半(笑)長い(笑)
安住紳一郎:長いんだ(笑)アナウンサー同士は、こじれると長いから。職場の異動がないから。
中澤有美子:ああ(笑)
安住紳一郎:1年半ぶりに、田中みな実さんが私に口をきくんだよね。
中澤有美子:ああ、ああ(笑)
安住紳一郎:「私にも1枚、おせんべいください!」って(笑)
中澤有美子:はっはっはっ(笑)
安住紳一郎:相当、お腹空いてたんだと思うんだよね(笑)
中澤有美子:そうですよ(笑)
安住紳一郎:で、安東さんと俺が、バリバリ、バリバリ静かな部屋で二枚も三枚もおせんべい食ってるから。
中澤有美子:ええ(笑)
安住紳一郎:我慢できずになって、私との、その険悪な雰囲気を忘れて、ついに意を決して、「私にもおせんべい、1枚いただけますか?」って言ったのね。
中澤有美子:ええ(笑)
安住紳一郎:で、私のこの底意地の悪さも頭抜けてるから。
中澤有美子:はい(笑)
安住紳一郎:私は、その箱の中から人気のない抹茶テイストのせんべいを、目も見ずに「はい」ってあげたわけ(笑)意地悪い(笑)底意地悪いよね(笑)
中澤有美子:はっはっはっ(笑)頑張って折れてきたのに(笑)
安住紳一郎:それで、田中さんはそのうぐいす色のせんべいを持って自分の机の方に、また戻ってくわけね。
中澤有美子:「ありがとうございます」と(笑)
安住紳一郎:言ったかは分からないけどね(笑)で、向こうの方で、雑誌を積んだ陰の方で、一口食べたなって音は聞こえたんですね。そうすると、またツカツカツカツカって、さっきよりスピード上げて、こっちまた戻ってきて。
中澤有美子:ふふ(笑)なんだ?なんだ?(笑)
安住紳一郎:皆さん、想像つくと思いますけど、「私にもごまのください」って(笑)
中澤有美子:抹茶、ヤダった(笑)
安住紳一郎:その時もう、「私にもゴマのをください」って言った時に、3人はもう堪えきれずに大笑いになっちゃったの(笑)
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:そう簡単にね、まぁ許さないと意固地になっていた私も、2人の険悪な空気察して余計なことを言わないようにしていた安東さんと、若いなりに孤立するの覚悟で、自分を貫こうとしていた若手、当時の田中さんと。それぞれの意地があったわけですけどもね。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:それぞれの考えがあったんですけど、職場のお菓子の誘惑に負けて、それぞれが意地を曲げるというね。
中澤有美子:お菓子、偉大ですね。
安住紳一郎:お菓子、偉大ですよ。あんなに鼻っ柱の強い、田中みな実さんの気持ちを、おせんべいが曲げたんですから。
中澤有美子:そうです、ここは折れて、お煎餅の前に行こう、と。「今だ」って思ったんでしょうね。
安住紳一郎:その後、どんな話したのかよく覚えてないんですけど。またね、もう2人とも会社辞められているので、確認するすべもありませんけれども。私は、仕事をした中で、このエピソードが大好きなんです(笑)
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:可愛いよね(笑)仕事でぶつかって、1年半口をきいてなかったのに、「ごまのせんべいください!」って言ったんだから(笑)
中澤有美子:勇気出したんだろうね(笑)
安住紳一郎:しかも、抹茶じゃダメだったんでしょ(笑)
中澤有美子:そうですね。もう一回来るってね(笑)
安住紳一郎:どうしても、ゴマ食べたかったんですね(笑)
安住紳一郎:私の…放送局で仕事をしてから、とても好きなエピソードが一つあるんですけど(笑)
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:8年くらい前ですかね。8年くらい前ですね。日曜日の夕方、机仕事をしていたんですけど。ちょうど、日曜天国終わってから、夕方、時間が空きますのでね。日曜日の夕方、机仕事をしていたんですけど。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:私たちアナウンサーのいるところというのは、60人くらい入れる、大きな部屋を割り当てられているんですけど。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:日曜日の夕方4時過ぎだと、ほとんど人がいなくて。いても、1人か2人。多くても、3~4人くらいですね。で、その時は3人いたんですけど。私と、男の先輩と、女性の後輩の3人いたんですね。
中澤有美子:ええ。
安住紳一郎:日曜日、赤坂ほとんどお店やってないんで、お昼ご飯食べられるところもあまりなくて。私もそうだし、ほかの2人もそうだと思うんですけど。お昼食べず、とりあえず仕事終わらせて、帰って。で、家で昼・夜兼用を食べればいいやって腹積もりでいるわけですよね。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:当然、お腹すいてるんだけど、我慢しているという状態が続いてて。今は、局内にコンビニエンスストアができたので、そこに行って、ちょっと何かお菓子買う、みたいなことがあるんですが、当時はまだなかったので。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:まぁ、「お腹空いたなぁ」みたいな感じで、誰かなんかくれないかな、みたいな感じで仕事してるんですけどね。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:そしたら私の…これ、前も話しましたけどね、私の机に頂き物の草加せんべいの詰め合わせが、箱に入ってあったんですね。一枚一枚、透明の袋に小分けされてて、15枚くらい入って。2,000円とか、2,500円くらいで売ってるものですけど。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:そのおせんべいの詰め合わせがあって、もうちょっとお腹すいたんで、包装開けて一枚食べようと思ったんですが、ただ静かな部屋で自分だけ草加せんべいバリバリ食べたらねぇ、ちょっとさすがに他の人たちに申し訳ないからということで、私の左斜め前の先輩に、机の島をくるっと回って、箱ごともって歩み寄って、「お煎餅いただいて、今、私、これから食べるんですけど、一緒に食べますか?」って訊きますよね。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:社会人としては当然ですよね。「おう、悪いな」って…面倒くさいな。安東弘樹さんなんですけど。
中澤有美子:ああ、そうそう。
安住紳一郎:「安住、悪いな」って。で、安東さんもお腹空いてるから、食べるじゃないですか。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:で、お煎餅が3種類あって。普通の醤油味のお煎餅と、ごま入りのお煎餅、もう一つは抹茶ペーストを表面に塗ってある変わり種ね。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:ちょっと見たことないお煎餅で。
中澤有美子:甘じょっぱい。
安住紳一郎:甘じょっぱいのか分からないけど、うぐいす色の、セメント塗ったみたいな。
中澤有美子:ありますね。
安住紳一郎:私、あんまりそれ好きじゃないんですけど(笑)で、「安東さん、どうですか」「ごまかなぁ」って、ごま食べて。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:当然もう一人いる、女性の後輩にも勧めるべきなんだけど、ちょうどその女性後輩と、私が仕事のやり方を、私が注意したことをきっかけに、お互い険悪な感情を持ってた時期なんですよ。
中澤有美子:はい(笑)
安住紳一郎:私が、その彼女のスポットのやり方で注意したのをきっかけにね。で、10歳ぐらい後輩だから、すれ違っても向こう挨拶してこないし、あからさまに俺を避けているのが伝わってくるから、こっちも10年年長としてのプライドがあるから。向こうが謝るなり、新たな決意表明を持って来るまでは話す必要はなし、って思ってたんですね。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:それはそれで問題ありませんよね?
中澤有美子:そうですね、ちょっと厳しめの先輩として、正しい立ち位置かもしれません。
安住紳一郎:そうですよね。しかも、その時安東さんと私がいる机は、比較的手前の方で、2人近かったんです。で、彼女がいる席は2人から最も遠い机の島の、しかも向こう側の壁側の机に突っ伏して、ふて寝してるんだかパソコン見てるんだかわかんない。こう、雑誌の山とかに隠れて、上半身を机の上に伏して寝てるわけ。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:で、俺がいるから、気配も消してるだろうし、みたいな雰囲気なの。そんなところで、わざわざ10年先輩の俺が、「おお、お煎餅食べる?」って、持って行く必要ないでしょ?
中澤有美子:そうですね。
安住紳一郎:持ってってもいいんだけど、まぁ心が狭い俺としてはさ、持っていく必要はない、と私は判断したし。
中澤有美子:その距離感ですね。
安住紳一郎:安東さんも、まぁ二人なんか険悪な雰囲気だから、そういう感じなんだろうなぁと思って、もう感知してないから。で、日曜のお昼を抜いている二人だから、その静かな部屋で、バリパリ、バリバリお煎餅を食べたわけでしょ。
中澤有美子:うん(笑)
安住紳一郎:で、二人とももう、二枚目とかに入っちゃって。
中澤有美子:ああ、美味しい(笑)
安住紳一郎:で、またゴマの匂いが余計に香り立ちますからね。そしたら、ついに我慢できなくなった、その壁の向こうのほうにいる後輩の女性が一番向こうから、ヒールツカツカいわせて俺のところに来るわけ。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:もう、イメージしやすいんで言っちゃいますよ、田中みな実さんなんですけどね(笑)
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:田中みな実さんが、こっちにガッてくるわけ。私も、本当に底意地悪いから、こっちに来るって気配分かってるんだけど、机の横に立たれても、全く気配を感じない、みたいな感じで、デスクワークずっと続けてるわけね。
中澤有美子:はい(笑)
安住紳一郎:「向こうが謝るまで、絶対口きかないもんね」って思って、物凄い意地になって、肩に物凄い力入ってて。
中澤有美子:はっはっはっ(笑)
安住紳一郎:それで、ついに彼女が、1年半ぶりに私に口をきくんですね。
中澤有美子:1年半(笑)長い(笑)
安住紳一郎:長いんだ(笑)アナウンサー同士は、こじれると長いから。職場の異動がないから。
中澤有美子:ああ(笑)
安住紳一郎:1年半ぶりに、田中みな実さんが私に口をきくんだよね。
中澤有美子:ああ、ああ(笑)
安住紳一郎:「私にも1枚、おせんべいください!」って(笑)
中澤有美子:はっはっはっ(笑)
安住紳一郎:相当、お腹空いてたんだと思うんだよね(笑)
中澤有美子:そうですよ(笑)
安住紳一郎:で、安東さんと俺が、バリバリ、バリバリ静かな部屋で二枚も三枚もおせんべい食ってるから。
中澤有美子:ええ(笑)
安住紳一郎:我慢できずになって、私との、その険悪な雰囲気を忘れて、ついに意を決して、「私にもおせんべい、1枚いただけますか?」って言ったのね。
中澤有美子:ええ(笑)
安住紳一郎:で、私のこの底意地の悪さも頭抜けてるから。
中澤有美子:はい(笑)
安住紳一郎:私は、その箱の中から人気のない抹茶テイストのせんべいを、目も見ずに「はい」ってあげたわけ(笑)意地悪い(笑)底意地悪いよね(笑)
中澤有美子:はっはっはっ(笑)頑張って折れてきたのに(笑)
安住紳一郎:それで、田中さんはそのうぐいす色のせんべいを持って自分の机の方に、また戻ってくわけね。
中澤有美子:「ありがとうございます」と(笑)
安住紳一郎:言ったかは分からないけどね(笑)で、向こうの方で、雑誌を積んだ陰の方で、一口食べたなって音は聞こえたんですね。そうすると、またツカツカツカツカって、さっきよりスピード上げて、こっちまた戻ってきて。
中澤有美子:ふふ(笑)なんだ?なんだ?(笑)
安住紳一郎:皆さん、想像つくと思いますけど、「私にもごまのください」って(笑)
中澤有美子:抹茶、ヤダった(笑)
安住紳一郎:その時もう、「私にもゴマのをください」って言った時に、3人はもう堪えきれずに大笑いになっちゃったの(笑)
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:そう簡単にね、まぁ許さないと意固地になっていた私も、2人の険悪な空気察して余計なことを言わないようにしていた安東さんと、若いなりに孤立するの覚悟で、自分を貫こうとしていた若手、当時の田中さんと。それぞれの意地があったわけですけどもね。
中澤有美子:うん。
安住紳一郎:それぞれの考えがあったんですけど、職場のお菓子の誘惑に負けて、それぞれが意地を曲げるというね。
中澤有美子:お菓子、偉大ですね。
安住紳一郎:お菓子、偉大ですよ。あんなに鼻っ柱の強い、田中みな実さんの気持ちを、おせんべいが曲げたんですから。
中澤有美子:そうです、ここは折れて、お煎餅の前に行こう、と。「今だ」って思ったんでしょうね。
安住紳一郎:その後、どんな話したのかよく覚えてないんですけど。またね、もう2人とも会社辞められているので、確認するすべもありませんけれども。私は、仕事をした中で、このエピソードが大好きなんです(笑)
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:可愛いよね(笑)仕事でぶつかって、1年半口をきいてなかったのに、「ごまのせんべいください!」って言ったんだから(笑)
中澤有美子:勇気出したんだろうね(笑)
安住紳一郎:しかも、抹茶じゃダメだったんでしょ(笑)
中澤有美子:そうですね。もう一回来るってね(笑)
安住紳一郎:どうしても、ゴマ食べたかったんですね(笑)
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