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南キャン・山里「ももいろクローバーZの悲願だった紅白出場」
2012.11.29 (Thu)
2012年11月28日放送の「山里亮太の不毛な議論」にて、ももいろクローバーZの紅白歌合戦出場について語られていた。

山里亮太「ももいろクローバーZがね、紅白に決まったということで。これがいかに、心に涙を流させたのは何故かっていうのをですね、ちょっとお話させて欲しいのですが」
「…紅白が決まった上での僕の気持ちといいますか、その思いを話させて欲しいなって思いまして。僕がももいろクローバーZと出会ったのは、2010年にBLLっていうイベントで一緒になってから、あまりの素晴らしさにそこからずっと追っかけて、ファンになってしまったんですけども」
「それから、いろんな現場をご一緒させていただくようになったんですよ。ライブをやる上で。それで、そのときに僕が一緒になって、一緒になる現場、現場で終わった後に怒られたりしているシーンとかも見ているわけ、よく。マネージャーさんとかに」
「それはプロとして、よくない舞台だったりとかしたら…まぁ、良くないわけではないんだろうけど、目指しているものがあるので、怒られてしまうんですよね。それで怒られてて、涙目になっているときでも、その涙を止めるときの魔法の言葉っていうのがあって」
「それが、リーダーのかなこちゃん(百田夏菜子)とか、その時にいたあかりちゃん(早見あかり)が言う、『紅白に行くんでしょ?』っていう言葉だったの」
「今、自分たちがやったことが、2008年は路上のけやき通りでね、NHKホールのすぐ近くで、20 mとかそれくらいの距離にあった。その距離が縮められているのか。『今流す涙より、1 cmでも、1 mmでも、今やってることがちゃんと前に進めなかったと気づいて流す涙の方が辛い』って話し合いを何度も見てるのよ」
「思春期の子が大人にやたらめったら怒られてたら、それは拗ねたくなるんだけど、でも、拗ねなくなる魔法の言葉は、『紅白に行くんでしょ?』っていう言葉だったの」
「たとえば、ZEPPとかでも、2時間を3ステージやって。僕がバックヤードに行ったときは、裏でもう3ステージ目に立つときは、もうフラフラなの。でも、モノノフ、ファンのみんなが『アンコール』って、みんなを呼び出すときに、マッサージ師の人が泣きながらマッサージしているときに、『行きたい、立ちたい』って言ってるときに、俺、いつも思うのが立たせてくれる、背中を押してくれるのはファンのみんな、周りを固めるスタッフの人たちだと思うの」
「フラフラだけどみんなのお陰で立ち上がれた。それで、立った後に進む方向を『こっちだよ』って示してくれるのは、いつも紅白だったのよ。紅白でも1 mmでも近づけるっていって、みんな空っぽになっても走ったりしてるの」
「みんなが同じ『紅白に行きたい』って気持ちをずっと持つだけで、元気になっていく姿を見てたのよ。それをいつも発動してくれていたのが、早見あかりちゃんだったんだよね。どんなに辛い時でも、『そんな弱音を吐いちゃダメだよ』って。みんなの背中をバシバシ叩いて、立って。それでみんなを鼓舞させる『紅白に行くんでしょ?』っていう魔法の言葉をかけてたんだよね」
「みんなで行くって約束した紅白のために、頑張ろうって発破をかけてくれたあかりちゃんが、"ももいろクローバー"時代にいたわけ。その早見あかりちゃんが、4月10日をもって、抜けてしまうというね。背中を支えてくれる、背中を紅白という魔法とともに、ももクロを前に進めてくれる一番の柱がなくなった瞬間、その時も見てるんだけど、そのときも頼りないながらも、かなこ(百田夏菜子)ちゃんが最後に背中を叩かれて、『紅白に行ってきてね』と」
「別の形ではあるけれども、一緒に紅白に立とう、という約束に変わって。それのお陰でまた前に進めてるときがあったのよ。それで、正直、あかりちゃんが抜けた直後、七番勝負っていって、ももいろクローバーZになって、いろんな人たちとトークをしていくわけよ。異業種の人たちと。正直、その場に俺もいたけど、めちゃくちゃよ。あんまり喋れないし。他のメンバーが喋ったことを、救うこともできないし」
「それで、終わったらその日、あかりちゃんからMCを任されたあーりん(佐々木彩夏)は、もう泣いてるし、ずっと。でも、その涙とか苦労とか、全部紅白のためにやってることじゃん。それをずっと見てて、喜ぶときも、これでまた、こういうことをやってればまた紅白に行けるんじゃないかって嬉しさ、それと同時に応援してくれる人たちがいて、その人たちに『こんなところに私達が出るようになりました。みんなのお陰で、こんな舞台に立たせてもらえました』っていう嬉しさのお礼の姿と、また一歩紅白に近づけた、というね」
「どんどんと、紅白に近づいて行けていた。でも、去年は紅白を逃したわけじゃない。それで悔しくて、1年間がむしゃらに頑張って、それでようやく紅白が見えたわけでしょ。すべての中心に紅白があったっていうのが、今まで自分が関わった現場の全てに散りばめられてるんだよね。どんなときでも、それをずっと言ってたから」
「それを思いだしちゃって、ロケ中の三色ショッピングの途中でケータイのニュースで見て知って。決まったんだぁって思ったら、自然と涙止まらなくなっちゃって。でも、ロケしなくちゃいけないから、電車移動でipodから『オレンジノート』って曲が流れてきて。ももいろクローバーを代表するような曲が流れてきて。それを聴いて、もう涙がボロボロ出てきて。もうどうしようもないと思って、膝の上に置いたカバンに、寝ているふりして顔を押し付けて。嗚咽をごまかすために咳して。結構長いこと電車に乗って帰って」
「家で、あかりちゃんが卒業をする最後のライブを見てワイン飲んで泣くっていうね。…それだけ真ん中においていたゴールなんだけど、これはまたゴールじゃないってみんなメンバーも言っているし、自分たちがそれから何ができるかなって、この後、どうやって俺がももいろクローバーZに役立てるだろうかってことを考えてね。かなこちゃんのブログにも、『まずは5人で紅白に行った。でも、本当の約束は6人で、早見あかりが大女優としてくることだ』って書いてあったんだよね」
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山里亮太「ももいろクローバーZがね、紅白に決まったということで。これがいかに、心に涙を流させたのは何故かっていうのをですね、ちょっとお話させて欲しいのですが」
「…紅白が決まった上での僕の気持ちといいますか、その思いを話させて欲しいなって思いまして。僕がももいろクローバーZと出会ったのは、2010年にBLLっていうイベントで一緒になってから、あまりの素晴らしさにそこからずっと追っかけて、ファンになってしまったんですけども」
「それから、いろんな現場をご一緒させていただくようになったんですよ。ライブをやる上で。それで、そのときに僕が一緒になって、一緒になる現場、現場で終わった後に怒られたりしているシーンとかも見ているわけ、よく。マネージャーさんとかに」
「それはプロとして、よくない舞台だったりとかしたら…まぁ、良くないわけではないんだろうけど、目指しているものがあるので、怒られてしまうんですよね。それで怒られてて、涙目になっているときでも、その涙を止めるときの魔法の言葉っていうのがあって」
「それが、リーダーのかなこちゃん(百田夏菜子)とか、その時にいたあかりちゃん(早見あかり)が言う、『紅白に行くんでしょ?』っていう言葉だったの」
「今、自分たちがやったことが、2008年は路上のけやき通りでね、NHKホールのすぐ近くで、20 mとかそれくらいの距離にあった。その距離が縮められているのか。『今流す涙より、1 cmでも、1 mmでも、今やってることがちゃんと前に進めなかったと気づいて流す涙の方が辛い』って話し合いを何度も見てるのよ」
「思春期の子が大人にやたらめったら怒られてたら、それは拗ねたくなるんだけど、でも、拗ねなくなる魔法の言葉は、『紅白に行くんでしょ?』っていう言葉だったの」
「たとえば、ZEPPとかでも、2時間を3ステージやって。僕がバックヤードに行ったときは、裏でもう3ステージ目に立つときは、もうフラフラなの。でも、モノノフ、ファンのみんなが『アンコール』って、みんなを呼び出すときに、マッサージ師の人が泣きながらマッサージしているときに、『行きたい、立ちたい』って言ってるときに、俺、いつも思うのが立たせてくれる、背中を押してくれるのはファンのみんな、周りを固めるスタッフの人たちだと思うの」
「フラフラだけどみんなのお陰で立ち上がれた。それで、立った後に進む方向を『こっちだよ』って示してくれるのは、いつも紅白だったのよ。紅白でも1 mmでも近づけるっていって、みんな空っぽになっても走ったりしてるの」
「みんなが同じ『紅白に行きたい』って気持ちをずっと持つだけで、元気になっていく姿を見てたのよ。それをいつも発動してくれていたのが、早見あかりちゃんだったんだよね。どんなに辛い時でも、『そんな弱音を吐いちゃダメだよ』って。みんなの背中をバシバシ叩いて、立って。それでみんなを鼓舞させる『紅白に行くんでしょ?』っていう魔法の言葉をかけてたんだよね」
「みんなで行くって約束した紅白のために、頑張ろうって発破をかけてくれたあかりちゃんが、"ももいろクローバー"時代にいたわけ。その早見あかりちゃんが、4月10日をもって、抜けてしまうというね。背中を支えてくれる、背中を紅白という魔法とともに、ももクロを前に進めてくれる一番の柱がなくなった瞬間、その時も見てるんだけど、そのときも頼りないながらも、かなこ(百田夏菜子)ちゃんが最後に背中を叩かれて、『紅白に行ってきてね』と」
「別の形ではあるけれども、一緒に紅白に立とう、という約束に変わって。それのお陰でまた前に進めてるときがあったのよ。それで、正直、あかりちゃんが抜けた直後、七番勝負っていって、ももいろクローバーZになって、いろんな人たちとトークをしていくわけよ。異業種の人たちと。正直、その場に俺もいたけど、めちゃくちゃよ。あんまり喋れないし。他のメンバーが喋ったことを、救うこともできないし」
「それで、終わったらその日、あかりちゃんからMCを任されたあーりん(佐々木彩夏)は、もう泣いてるし、ずっと。でも、その涙とか苦労とか、全部紅白のためにやってることじゃん。それをずっと見てて、喜ぶときも、これでまた、こういうことをやってればまた紅白に行けるんじゃないかって嬉しさ、それと同時に応援してくれる人たちがいて、その人たちに『こんなところに私達が出るようになりました。みんなのお陰で、こんな舞台に立たせてもらえました』っていう嬉しさのお礼の姿と、また一歩紅白に近づけた、というね」
「どんどんと、紅白に近づいて行けていた。でも、去年は紅白を逃したわけじゃない。それで悔しくて、1年間がむしゃらに頑張って、それでようやく紅白が見えたわけでしょ。すべての中心に紅白があったっていうのが、今まで自分が関わった現場の全てに散りばめられてるんだよね。どんなときでも、それをずっと言ってたから」
「それを思いだしちゃって、ロケ中の三色ショッピングの途中でケータイのニュースで見て知って。決まったんだぁって思ったら、自然と涙止まらなくなっちゃって。でも、ロケしなくちゃいけないから、電車移動でipodから『オレンジノート』って曲が流れてきて。ももいろクローバーを代表するような曲が流れてきて。それを聴いて、もう涙がボロボロ出てきて。もうどうしようもないと思って、膝の上に置いたカバンに、寝ているふりして顔を押し付けて。嗚咽をごまかすために咳して。結構長いこと電車に乗って帰って」
「家で、あかりちゃんが卒業をする最後のライブを見てワイン飲んで泣くっていうね。…それだけ真ん中においていたゴールなんだけど、これはまたゴールじゃないってみんなメンバーも言っているし、自分たちがそれから何ができるかなって、この後、どうやって俺がももいろクローバーZに役立てるだろうかってことを考えてね。かなこちゃんのブログにも、『まずは5人で紅白に行った。でも、本当の約束は6人で、早見あかりが大女優としてくることだ』って書いてあったんだよね」
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