爆笑問題・田中が語る「2週間の知られざる入院生活」
2012.11.28 (Wed)
2012年11月27日放送の「爆笑問題カーボーイ」にて、伝染性単核球症および肝障害の合併で入院していた田中裕二が、2週間ぶりに復帰した。そこで、入院生活の様子について語っていた。

田中「最初に1週間くらいは、24時間点滴をしっぱなしで。もう寝たきりですよ、ずっと」
太田「うん」
田中「それで、熱もあって肝障害もあって」
太田「あの写真がまた気持ち悪いなぁ。喉の」
田中「うん。喉は毎日、ファイバースコープで先生が見てくれてたんだけど」
太田「あれはもう…あんなの初めて見たな」
田中「扁桃腺がブワーって腫れて、ボコボコなの」
太田「ボッコボコなの」
田中「ボコボコで、膿もあって」
太田「膿が白くなっててな」
田中「そう。白くなってて。要は、(細菌と)戦ってるわけですよ」
太田「喉が塞がってて」
田中「もう、気道がちょっとしかないんですよ」
太田「あれは凄かったなぁ」
田中「うん。約1週間その状態で。それが、徐々におさまって、次の1週間で快方に向かったんだよ」
太田「あれ、中西(ウェストランド・中西隆浩)と行って見たんだけど、写真を」
田中「うん」
太田「帰りの車で『あれ、スゲェな』って言ったら、中西が『あれは本当に、精子のかかった子宮みたいですね』って」
田中「見たことあるのかよ(笑)」
太田「そんなところ見たことないから、知られねぇし(笑)」
田中「なんなんだよ、その上手くもないたとえはよ。どういうことだよ。俺はどうリアクションとれば良いんだよ」
太田「ふふ(笑)」
田中「凄かったでしょ?あれが、1週間くらいその状態が続いて、そっから徐々にあれが小さくなっていって、…声がずっとダメだったでしょ?」
太田「うん」
田中「今でも100%ではないけどね」
太田「うん」
田中「その間ね、寝てる時が息苦しいの。喉が塞がって気道がすごく狭くなってるから、あらぬ声、音がするの」
太田「ピーって?」
田中「色んな音が。寝ちゃってていびきでかいてて覚えてないって状況ではなくて、普通に横になってて目を閉じてて」
太田「メロディですよね」
さらに、以下のように語っていた。
田中「…不思議なのが、自分の中から発せられるはずもない音っていうのが聞こえてくるわけ」
太田「それ、誰か居たんじゃない?」
田中「本当にそう思って。寝てて…というより、ウツラウツラしてるのかな。しかも熱があったりしていると、変な夢をみたりしてるから、そういうのも全部ごちゃ混ぜになってるかもしれないんだけど、朦朧としてて」
太田「うん」
田中「たまに、工事が始まるの」
太田「ドドドドっって?」
田中「そうそう。『工事、うるせぇな』って思ったら、それが自分の喉からそれが鳴ってたの」
太田「ドドドドって?」
田中「吸って、吐いての中に、その工事の音みたいなのが変な漏れ方してなったりとか」
太田「えぇ?」
田中「喉の形が毎日変わったりするでしょ。そうすると、今度は女の人の泣いた声とか聞こえるの。『ふぅぇん、ふぅぇん、ふぅぇん』って」
太田「やだなぁ、やだなぁ」
田中「そしたら、『ピィイイーヒィイイイー』って俺の喉から聞こえるの。『俺じゃん』って思って」
太田「えぇ?」
田中「最終的には、おっさんの会話みたいなのがあるの。『あれはあそこの今のハザード出して止めてたんだけどね』って」
太田「それ、治さない方が良かったんじゃないか?(笑)」
田中「いや、本当に怖いっていうか。意味が分からない」
太田「お前の言ってるのが本当だったとしたら、治しちゃうダメだな(笑)」
田中「俺の中で、なんか言ってて。オジサン同士の会話みたいなのが聞こえるの(笑)喉から。またそれも、『誰かいるのかな?』ってパって見るくらい」
太田「ホントか?」
田中「大きく分けるとそんな感じ。あと、風が吹いているような音とか。しょちゅうあるの。雨が降ってきたのか?って思うような音とか」
太田「じゃあ、街があったんじゃない?お前の喉に(笑)街の様子だよね」
田中「本当に、街の様子だね。喉がおかしくなってて」
太田「だから、ダース・ベイダーみたいな音が、常にしているわけ」
田中「ほとんど、あんな感じ」
太田「フー、ヒーって」
田中「いびきじゃなくても、普段起きてても、ハー、フーって。初めての体験だから」
太田「いやぁ、そんなの聞いたことない」
田中「リアルな会話っぽく聞こえるの。喉が」
太田「へえ」
田中「最初の1週間は寝てて、トイレと診察に行くくらい。診察に行くのも、看護師さんが車椅子で運んでくれるんだけどね。熱もあったし」
太田「うん」
田中「痰も出るし、点滴ずっとしてるからオシッコ近いんだよね」
太田「ふぅん」
田中「それで、最初はご飯も喉を通らないし、痛いし」
太田「女の人は泣いてるし。『お腹すいたよー』って。オジサンは『さっきご飯も食べなかった?』って言ってるし」
田中「いろんな人、住んでるな(笑)まちづくりみたいになっちゃって。電車が通って。町長選みたいなの始まって(笑)」
太田「ふふ(笑)」
田中「ようやく、1週間はくらい経って、すこし治りかけてきて。熱も下がってきたらお腹空き始めて」
太田「うん」
田中「そうすると、喉の痛みもピークにくらべればマシになってて」
太田「うん」
田中「…色んな方からメールもいただきまして。アッコさんから『頑張れよ』ってメールも送ってくれたり。(石橋)貴明さんとかも」
太田「あぁ、そうですか」
田中「うん。『ちっちゃいのに大変だね。でも、君のことは片玉も忘れたときはないよ』って、ちゃんとギャグも入れてくれたり」
太田「うん」
田中「あと、岡村とかね。『大丈夫ですか?』って」
太田「ありがたいよね」
田中「ありがたいですよ。でも、最初の頃は死んでたから、なかなかすぐには返せなくてね。返すの遅れちゃいましたけども。まぁ、でもなかなか貴重って言っちゃなんですが、体験できない入院生活を送りましたよ。色々、ご心配お掛けしましたけど、この声を聞いて、割りとラジオのリスナーの方は聞き慣れているので『まだちょっとアレだな』って思うかもしれませんけど」
太田「一番ひどい時は聞いてないでしょうからね」
田中「そうでしょうね」
太田「それと考えるとね。通常からで言うと、あれでしょうけど。だいぶ良くなってっていうのはね。一番ひどい時は、ロボットですからね」
田中「そうですよね。ジャイアントロボみたいな。卵一個、まるごと喉に詰まってる感じですから」
太田「うん」
田中「実際、そんな感じですからね」
太田「俺も扁桃腺腫れることはあっても、全体的に綺麗に腫れますから。あんなボコボコに腫れるのって、なんなの?」
田中「分かんないよ」
太田「本当に、気持ち悪い人の病気なんでしょうね。あなたの症状の出方は」
田中「気持ち悪い扁桃腺とも、あと一ヶ月足らずでおさらばしますから。切りますからね。そうすれば、こういうことも少なくなるでしょうからね」
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田中「最初に1週間くらいは、24時間点滴をしっぱなしで。もう寝たきりですよ、ずっと」
太田「うん」
田中「それで、熱もあって肝障害もあって」
太田「あの写真がまた気持ち悪いなぁ。喉の」
田中「うん。喉は毎日、ファイバースコープで先生が見てくれてたんだけど」
太田「あれはもう…あんなの初めて見たな」
田中「扁桃腺がブワーって腫れて、ボコボコなの」
太田「ボッコボコなの」
田中「ボコボコで、膿もあって」
太田「膿が白くなっててな」
田中「そう。白くなってて。要は、(細菌と)戦ってるわけですよ」
太田「喉が塞がってて」
田中「もう、気道がちょっとしかないんですよ」
太田「あれは凄かったなぁ」
田中「うん。約1週間その状態で。それが、徐々におさまって、次の1週間で快方に向かったんだよ」
太田「あれ、中西(ウェストランド・中西隆浩)と行って見たんだけど、写真を」
田中「うん」
太田「帰りの車で『あれ、スゲェな』って言ったら、中西が『あれは本当に、精子のかかった子宮みたいですね』って」
田中「見たことあるのかよ(笑)」
太田「そんなところ見たことないから、知られねぇし(笑)」
田中「なんなんだよ、その上手くもないたとえはよ。どういうことだよ。俺はどうリアクションとれば良いんだよ」
太田「ふふ(笑)」
田中「凄かったでしょ?あれが、1週間くらいその状態が続いて、そっから徐々にあれが小さくなっていって、…声がずっとダメだったでしょ?」
太田「うん」
田中「今でも100%ではないけどね」
太田「うん」
田中「その間ね、寝てる時が息苦しいの。喉が塞がって気道がすごく狭くなってるから、あらぬ声、音がするの」
太田「ピーって?」
田中「色んな音が。寝ちゃってていびきでかいてて覚えてないって状況ではなくて、普通に横になってて目を閉じてて」
太田「メロディですよね」
さらに、以下のように語っていた。
田中「…不思議なのが、自分の中から発せられるはずもない音っていうのが聞こえてくるわけ」
太田「それ、誰か居たんじゃない?」
田中「本当にそう思って。寝てて…というより、ウツラウツラしてるのかな。しかも熱があったりしていると、変な夢をみたりしてるから、そういうのも全部ごちゃ混ぜになってるかもしれないんだけど、朦朧としてて」
太田「うん」
田中「たまに、工事が始まるの」
太田「ドドドドっって?」
田中「そうそう。『工事、うるせぇな』って思ったら、それが自分の喉からそれが鳴ってたの」
太田「ドドドドって?」
田中「吸って、吐いての中に、その工事の音みたいなのが変な漏れ方してなったりとか」
太田「えぇ?」
田中「喉の形が毎日変わったりするでしょ。そうすると、今度は女の人の泣いた声とか聞こえるの。『ふぅぇん、ふぅぇん、ふぅぇん』って」
太田「やだなぁ、やだなぁ」
田中「そしたら、『ピィイイーヒィイイイー』って俺の喉から聞こえるの。『俺じゃん』って思って」
太田「えぇ?」
田中「最終的には、おっさんの会話みたいなのがあるの。『あれはあそこの今のハザード出して止めてたんだけどね』って」
太田「それ、治さない方が良かったんじゃないか?(笑)」
田中「いや、本当に怖いっていうか。意味が分からない」
太田「お前の言ってるのが本当だったとしたら、治しちゃうダメだな(笑)」
田中「俺の中で、なんか言ってて。オジサン同士の会話みたいなのが聞こえるの(笑)喉から。またそれも、『誰かいるのかな?』ってパって見るくらい」
太田「ホントか?」
田中「大きく分けるとそんな感じ。あと、風が吹いているような音とか。しょちゅうあるの。雨が降ってきたのか?って思うような音とか」
太田「じゃあ、街があったんじゃない?お前の喉に(笑)街の様子だよね」
田中「本当に、街の様子だね。喉がおかしくなってて」
太田「だから、ダース・ベイダーみたいな音が、常にしているわけ」
田中「ほとんど、あんな感じ」
太田「フー、ヒーって」
田中「いびきじゃなくても、普段起きてても、ハー、フーって。初めての体験だから」
太田「いやぁ、そんなの聞いたことない」
田中「リアルな会話っぽく聞こえるの。喉が」
太田「へえ」
田中「最初の1週間は寝てて、トイレと診察に行くくらい。診察に行くのも、看護師さんが車椅子で運んでくれるんだけどね。熱もあったし」
太田「うん」
田中「痰も出るし、点滴ずっとしてるからオシッコ近いんだよね」
太田「ふぅん」
田中「それで、最初はご飯も喉を通らないし、痛いし」
太田「女の人は泣いてるし。『お腹すいたよー』って。オジサンは『さっきご飯も食べなかった?』って言ってるし」
田中「いろんな人、住んでるな(笑)まちづくりみたいになっちゃって。電車が通って。町長選みたいなの始まって(笑)」
太田「ふふ(笑)」
田中「ようやく、1週間はくらい経って、すこし治りかけてきて。熱も下がってきたらお腹空き始めて」
太田「うん」
田中「そうすると、喉の痛みもピークにくらべればマシになってて」
太田「うん」
田中「…色んな方からメールもいただきまして。アッコさんから『頑張れよ』ってメールも送ってくれたり。(石橋)貴明さんとかも」
太田「あぁ、そうですか」
田中「うん。『ちっちゃいのに大変だね。でも、君のことは片玉も忘れたときはないよ』って、ちゃんとギャグも入れてくれたり」
太田「うん」
田中「あと、岡村とかね。『大丈夫ですか?』って」
太田「ありがたいよね」
田中「ありがたいですよ。でも、最初の頃は死んでたから、なかなかすぐには返せなくてね。返すの遅れちゃいましたけども。まぁ、でもなかなか貴重って言っちゃなんですが、体験できない入院生活を送りましたよ。色々、ご心配お掛けしましたけど、この声を聞いて、割りとラジオのリスナーの方は聞き慣れているので『まだちょっとアレだな』って思うかもしれませんけど」
太田「一番ひどい時は聞いてないでしょうからね」
田中「そうでしょうね」
太田「それと考えるとね。通常からで言うと、あれでしょうけど。だいぶ良くなってっていうのはね。一番ひどい時は、ロボットですからね」
田中「そうですよね。ジャイアントロボみたいな。卵一個、まるごと喉に詰まってる感じですから」
太田「うん」
田中「実際、そんな感じですからね」
太田「俺も扁桃腺腫れることはあっても、全体的に綺麗に腫れますから。あんなボコボコに腫れるのって、なんなの?」
田中「分かんないよ」
太田「本当に、気持ち悪い人の病気なんでしょうね。あなたの症状の出方は」
田中「気持ち悪い扁桃腺とも、あと一ヶ月足らずでおさらばしますから。切りますからね。そうすれば、こういうことも少なくなるでしょうからね」
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