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伊集院光「REGZA Z7に非純正ハードディスクで増設する方法」

2012.11.28 (Wed)
2012年11月26日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、REGZA Z7に純正ではないHDDで増設する方法について語られていた。

伊集院光「REGZA Z7には、タイムマシン機能っていうのがついていて、予約もなんにもしなくても、80時間分、地上波の全チャンネル、東京MXと教育テレビは抜かれてるんですけど、僕のやってるレギュラーが、東京MXと教育テレビが多いってことで、とても悲しいんですけど(笑)」

「全チャンネルを、24時間×3日半くらい録画してくれて、『昨日のあれ、面白かったよ』って番組を帰って観られる、みたいなヤツ。それと、2TBくらいのHDDがついてて、それは普通のハードディスクレコーダと一緒で、200時間くらいだったかな、200時間くらい普通に予約録画できたり」

「あと、タイムマシン機能で、『昨日やってた積木くずしの新しいドラマ…保存しよう!』みたいな(笑)前の安達祐実のときは爆笑だったけど、今度はちゃんとドラマとしてアレだなぁ、なんつって(笑)外付けの、通常録画用のハードディスクに移せたり、とか。東芝のブルーレイディスクレコーダとか、パソコン買うと、そこからブルーレイディスク焼けたりするんだけど、それくらいで」

「その外付けが2TBと、タイムマシン機能用が2TBで、計4TBかな。本当は受付生産で、1ヶ月半後くらいで、バッファローって会社がこのハードディスクレコーダ用の6TBってHDDが買えるんだけど、それは1ヶ月半後だと。さすがに最新機器の1ヶ月半後っていうのが許せなくて。4TBで我慢してたんだけど」

「たまたま家に余ってた、USB3.0のHDDがあって。それが2TBくらい余ってて、何の気なしにタイムマシン機能の方に挿してみたら、認識するのね。REGZA専用じゃないのに。REGZA Z7専用のヤツじゃないとダメですよって、イヤってほどいろんなところに書いてあるのに、なんでもないUSB3.0のHDDを挿したら、『認識するじゃん、これ』って」

「ということは、これよりデカイ容量のハードディスクでも、認識するんじゃねぇのっていう。そうすると、REGZA専用フィーがかかるから、専用のやつはいろいろ保証してくれる代わりに、高いじゃん。でも、剥き出しのハードディスクって、秋葉原とかで買いに行くと、そこそこ値段安いじゃんか」

「『これ、なんでも付くんじゃねぇか』ってことになったわけですよ。それで、タイムマシン機能用のHDDってのは、A、Bって挿すところがあって。この両方でタイムマシン機能になってるんです。要は、2個挿すようになってるんですけどね。そこで、僕がチャレンジしたいのは、いま売ってるHDDで一番デカイものは4TBなんです。4TBで、1万5千円くらいで売ってるんです」

「この4TBのハードディスクをA、Bに挿して、まず倍の160時間録画できるようになるのか、ならないのかってことが1つ。それと、レイド(RAID)って言いましてね。ハードディスク2台を1台にまとめる。4TBのハードディスクを1台にまとめて、8TBにして、出口を1本にする。この8TBのハードディスクを2つつけると、16TBになるから、350時間くらいいけます、と」

「あと、さらにレイド(RAID)ってのは高度になっていくと、4個のハードディスクをまとめることもできますから、さらに倍ってことができることになるわけです。メーカー保証では、6TBの専用機(BUFFALO レグザ USB3.0用 外付けHDD 6TB HDT-AV6.0TU3/V)しか出てない。しかも、注文すると1ヶ月半かかるわけです」

「でも、俺の久々の工作能力をつかえば、相当なものができるんじゃないかっていう。でも、やっぱりパソコンのプログラムで動いている汎用のものじゃないから、どこまで上手くいくかわからないし、やってダメでも自己責任なわけです」

「まず、よくあるのがHDDの読み込める最高限ってのが決まってるってパターンがあるんです。でも、普通、こういう機械で多いのは、規格があって、2TB以上は読めないってケースがすごくあるんです。でも、もともと受注生産のやつは、3TBが2個付くわけだから、2TB以上を認識してるってことなんですよ。2TBの壁は越えてるから、4TBは付くって踏んで」

「でも、レイド(RAID)はレイド(RAID)で、専用のプログラムで管理してるから、レイド(RAID)は認識しませんってケースもある。この辺、何台HDDを買ってくるかが大冒険で。まず、4TBを2台買ってくる。2台買ってきて、あとレイド(RAID)用のケースを2台買ってきた。まず、1台1台をケースに入れて、これを読み込むかどうかってやってみたら、結構、あっさり読み込むワケ」

「いままでの倍、4TB、4TBが簡単についたわけ。今度やることは、レイド(RAID)の壁にチャレンジするってことで、いったん抜いて、片側のケースに2個まとめて、1個だけ挿してみる、と。そうすると、この1個を8TBとして認識するの。ていうことは、もう2個、4TBを買ってくれば、16TBっていう、350時間テレビを全チャンネル録っておけるスーパーマシンができるっていって」

「もう4TB、4TBで8TB買いに行ったわけ。向こうの店員は、なんなの?って思うよね(笑)『お前、芸能人かなんか知らないけど、家で一日4TBのHDDを4台使う仕事って何?』って感じなんだけど(笑)そのもう4TBを2台買ってきて。それで、さっきはケース1個だけでやってたけど、両方8TBずつ繋いで、『きたよ!夢の350時間!』ってなったら、認識しないの」

「なんだか分かんないけど、どこかのプログラムで、合計8TBしかダメですよってなってるのか分からない上に、認識はしたんだけど、録り始めると録らないのよ。買い足した2台が無駄になるって思って」

「それで、4TB、4TBの8TBだけってやってみたら、タイムマシン機能作動させると、上手く動かないの。『16TBの負債をかかえた?』ってなって。16TBって、『100Mショック、ネオジオ』の頃だよ?俺達の時代(笑)100Mでショックを受けてたのに、1000MBが1GBだよね。1000GBが1TBだよね。ショックどころか、粉になる(笑)あの頃の自分に16TBを見せたら、粉末になるくらいのショックですよ。しかも、16TBが何にも使えないっていう状況なの」

「いままで書いた原稿をセーブしておくところは探してたから、まぁそういうパソコンに繋げてHDDとして使うことはできるのよ。でも、16TBって!中国の歴史を全部入れるつもりかっていうくらいの量じゃん」

「4TBのHDD4個を前にして、なんにもできないワケ。その前に、構成の渡辺くんには、結構エラそうなことを語ってるわけ。『俺はね、言われただけのことじゃなくて、もう一冒険したいタイプなんだよね』みたいな、『自作パソコンもやってたんで分かるんで。でも、俺としては、慎重にやるから、最初はこれだけ買って、それでダメならそれだけの負債で済むし、ダメじゃないって分かったところで買い足すから、安全策なんです』って言ったら、安全確認が節々でダメだから、買ったもの全部がダメなの。その時点で」

「その時点で、バッファローって会社が専用に作ったハードディスクが2台ある。しかも、後ろからケーブルが2個ついてて、AとBに挿して録ってくれるって専用機がある…『これをこじ開けて…中の2TBを4TB 2つにすれば、4TB2つは無駄にならねぇんじゃねえの?』って」

「でも、メーカー品って、保安のためにオリジナル部品が入ってるから、そこでプロテクトが掛かってると思うの。なんでもいいものを挿せないようになってて。だって、事故が起こったら、メーカーが責任とってくれっていわれても困るから」

「だけど、だったら、専用のメカのなかで、ハードディスクだけは同じ規格で入ってるはずだから、そこを2個…もう完全にやっちゃいけない壁なんですよ。もう、メーカー保証は無くなるから、僕の自己責任でやるんだけど、いままでだったら、16TBの無用の長物を前に、のぼうの城を前にしてれば良いんだけど(笑)2TB、2TBのネジをとった段階で、とんでもないところに踏み出すじゃん」

「あと、最近のヤツって分解できないように、ネジが結構、隠しネジが多いんだよね。昔はちゃんと4スミとると、それでカパって開いたんだけど、今はネジがいくつかあって、開かねぇなってなるんです」

「これでヤっちゃうことが多いんだけど、『このプラスチックの裏に、フックがあるみたいだな』って。もう3ヶ所ネジを外せば、ガタガタにはなるんだけど、1ヶ所かかってんだよな…ってところを、『フンっ!』てやる危険性ね(笑)」

「『シャーラー!オラァ!』って。それでやったら、奇跡的に、中からフックが外れて。パキパキってとれて、剥き出しのハードディスクがあるわけ。これをどうしたら良いんだろうなって思って。あと、このハードディスクにも、ネジで配線とかアースを挟んだでたり、パッキンが糊付けされてたり、結構、厄介なことがあるんだけど」

「ネジ1ヶ所を回そうとすると、単なるプラスネジなのに回らないのよ。裏から、ハードロックナットみたいの掛かってんじゃないかって思うけど、もう引けないじゃん(笑)『サァーラァー!』っつって(笑)そしたら、単に硬いネジだったの」

「どうにか心臓部のハードディスクに到達して。2TBの東芝のハードディスクと、俺が用意したのはウンニャラマンニャラ社の4TBなんだけど、規格自体は一緒だから、なんとか挿し直して。それでまた困るのが、この時点で繋いで電源を入れないと分からないの。それで挿したら、認識してるの。『これ、オペ成功したんじゃねぇの?』って思って」

「それで蓋閉めて、セットし直して。結局、1時間くらいしないと全チャンネル録れてるか分からないから、1時間くらいみるわけ。そしたら、全チャンネルとれてて、再生しても大丈夫で。録れる時間も、174時間って倍になってるわけ。これスゲェなって思って。手術に成功した、やったぜって思って」

「それでなんか踏んだな、痛いなって思ったら、ネジが4本余ってんのよ。それがどこのネジなのか全然分からないんだけど。ただ、やり遂げたから(笑)ネジなんってものは、ね?(笑)バブルの頃は、建築屋さんなんってのは、4本ネジ締めるんだけど、2本締めておけばなんとかなるんだよっつってやって、まぁぶっ潰れた建物がいっぱいあるじゃん(笑)」

「それで、なんとかなってんだろって思って。その後、どれくらいランニングするのか見たいから、6時間くらいタイムマシン機能を作動させようと思ったら、3時間くらいたったところで『ヴぃイイイイン』って、明らかに中のハードディスクが振動してる音がするわけ。まぁ、止まるんじゃねぇかなって。拝むんだけど、全然とまらないの(笑)」

「『ヴぃイイイイン』が怖いのは、振動によって緩むから。でも、また開けるのに面倒くせぇの。だって、開けた時も力で開けてるし、閉めたときも力で閉めてなんとなく上手くいってるだけなんだから」

「迷ったけど、また開けて。『ベコっ』っつって(笑)そしたら、ハードディスクを基盤に留めてるネジを、ものの見事に対角線しか留めてないわけ。もう、本能的に手抜いてるわけ(笑)。それでやっと振動が止まって」

「2個のHDDが余って、さらにはRAIDケースも2個余ってるわけ。それで、メインのハードディスクの方は、単純なつき方してるから、通常録画の方はRAIDつかえるんじゃないかってやったら、4TB、4TBの8TBでRAIDケースで組み込んで繋いだら、これは認識して」

「普通の個人宅だよ?(笑)普通の個人宅なんだけど、1台のテレビに、16TBのハードディスクが今、ついてて。さらには、抜いたハードディスクが6TBくらい余ってて。これは原稿とか保存すれば、なんとかなるんじゃねぇかな(笑)」

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