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赤江珠緒、福田事務次官のセクハラに対する女性の反応は「世の中に蔓延した、セクハラへの女性の怒りが一気に出た」

2018.04.24 (Tue)
2018年4月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、フリーキャスターの赤江珠緒が、財務省・福田事務次官のセクハラ発言に対する女性の反応は、「世の中に蔓延した、セクハラへの女性の怒りが一気に出た」ものであると語っていた。

赤江珠緒:福田さんの言葉って、もっと今までもひどいセクハラっていうのが世の中に蔓延してたから。

小田嶋隆:そう、そう。

赤江珠緒:だからそれがね、一時(いちどき)に一気に女性の怒りがね、出たんだと思いますね。

小田嶋隆:そうですね。

赤江珠緒:長い歴史上の中でね、今回ね。

小田嶋隆:うん。

カンニング竹山:もっとあるって言うよね。

赤江珠緒:うん。

小田嶋隆:あると思いますよ。

カンニング竹山:記者の人とかに聞くと、今回、ちょっとこれが出たけど、1つの箱があるとして、その箱を開けちゃうと、本当は色々あるって言ってましたね。

赤江珠緒:今回、どっちかっていうと、言いやすかったと思うんですね。言いやすかったっていうのは、アレかもしれないですけど、言葉がちゃんと録音されてて、聞いた人も「バカなこと言ってるな」っていう、わかりやすい感じだったじゃないですか。

カンニング竹山:うん。

赤江珠緒:今まで、実際に本当にレイプされた人とかだっているわけで。

カンニング竹山:もっと傷ついた方もいるだろうね。

赤江珠緒:そんな人こそ、声出せないって言う方がたくさんいらっしゃるんで、そういう女性の怒りが、今回も全部噴出して、この人にかかってるって言うのはあると思うんですけど。

小田嶋隆:それで、この告発した女性記者に対して、いろんなところから、その女性に対する非難が集まってる。

カンニング竹山:ネット上でね。

小田嶋隆:ネット上もそうですけど、ネット上の匿名の奴が言うのはね、ありそうな話だし、想定内なんですけど、今日伝わってきたニュースだと、下村元文部大臣が、「犯罪に等しい」って言い方で、女性記者を攻撃してる。

赤江珠緒:ええ?

小田嶋隆:っていうのは、どういうことかというと、オフレコの音源を明らかにしたっていうことと、一対一で取材した結果云々っていう話。

赤江珠緒:それはね、大きく間違ってますよ。だってね、女性側からして、こんなことを告発して、何一つ得なことないですから。

小田嶋隆:そうです。

赤江珠緒:何一つ得がないのに、世に問うているわけですから。

小田嶋隆:「オフレコの音源を」っていう言い方も、ちょっと誤解を招くんですけど。「これ、オフレコだよ」って言って話した内容を、取材倫理に反してバラしちゃったっていうんだと、これはきっと記者倫理として問題なんですけど。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:そういう話じゃなくて、これ自己防衛のために録音してた音源の中に、セクハラの言葉が入ってたって話で。取材事実を不当にバラしたわけじゃなくて、セクハラの事実をバラしたわけですから。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:オフレコっていう話とは、ちょっと違うと思います。

カンニング竹山:そうですね。

小田嶋隆:財務省の秘密を、「オフレコだけど話すよ」ってことをバラしたら、これは記者倫理、取材倫理に反するでしょうけど。

赤江珠緒:うん。

小田嶋隆:自分のセクハラですからね。

赤江珠緒:さっき、小田嶋さんがおっしゃったように、「自分に好意があるかも」って思ってるような感じにもなるから、こういうセクハラ問題って、すぐ声上げた方がいいですね。

小田嶋隆:そうですね。

赤江珠緒:「嫌です」とか、「ダメです」とかハッキリ言って、しかもそれを今回、テレビ朝日に言ったにもかかわらず、こんだけ時間が経った上で告発になってますけど。すぐ会社の方も、対応する、と。

小田嶋隆:この女性記者が、週刊新潮に持って行ったっていうのは結果論ですけど、私はすごく勘が良かったと思いますよ。今、日本のいろんなメディアの中で、こういうようなことをまっすぐに告発して、しかも相手から責められても、いろんなとこから圧力かかっても、頑として報道できるのは、週刊誌メディアぐらいしか、なかなかないですね。

赤江珠緒:うん。

小田嶋隆:だからそこは、新潮とか文春って、凄く強面な企業ですから。ちょっとやそっとのことで、引っ込みませんからね。

カンニング竹山:文春、新潮は忖度なく出すって理想の下、やってますからね。

小田嶋隆:そうですね。あれはあれでね、見事な対応ですから。

赤江珠緒:セクハラに限らず、男性側も「パワハラされてる」って悩んでる方もいらっしゃると思うけど。何かしらすぐに反応を出すってことにね、防衛手段も考えた方がいいかもしれないですね。


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タグ : 赤江珠緒,福田淳一,セクハラ,

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