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伊集院光「オードリー・春日が暴いたビートたけしの裸の王様っぷり」

2012.07.18 (Wed)
2012年07月16日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、北野演芸館に出演していたオードリー・春日俊彰が、ビートたけしに向かって指摘していたことについて語っていた。

伊集院光「たけしさんに関して、僕の中で衝撃的な出来事というか…たけしさんに関してっていうより、オードリーに関してって言っていいか分からないんだけどね」

「ハードディスクレコーダーに撮った自分の好きなテレビ番組、観るじゃないですか。その中で、『普通におもしろいもの』と、『俺は面白いけど、皆さんはどうですか?』みたいなものがあるんですよ。とんでもない出来事だと俺は思ってるけど、そんな感じで映ってないのね」

「北野演芸館っていう、たけしさんが選んだ芸人さんがどんどんネタをやる番組があって、それにいつも仲良くしてもらってる桐畑トールくんが、ほたるゲンジってコンビで、たけし軍団の末端くらいの位置ですよ。正確にはたけし軍団じゃない、オフィス北野の漫才師。それで、ほたるゲンジが出るっていうから、番組を録画してたのね」

「色んな人が出てきてネタをやって、マキタスポーツくんとか、オードリーもいるし、塙もいたかな。その中で、座談でガダルカナルタカさんがいて、若手芸人がいて、色々話をしてたんです。そのトークコーナーの中で、『え?それありなの?』って思ったことがあって」

さらに、以下のように語っていた。

「たけしさんとオードリーがいて、たけしさんがオードリーをバカ褒めするの。『しかし、オードリーがトップバッターじゃなくて良かったな』って。『オードリーが先にやってたら、場を荒らされちゃってたから、みんなやりづらいだろ』って」

「たけしさんが言いたいのは、『オードリーは型が無いようで有る。有るようで無い。定番のネタではないから、場が荒れる』って言い方だったの。オードリーを褒める、最上級の言葉として、『アレだな…オードリーのネタはキュビズムだな』って言い出したの」

「ピカソのキュビズムって、一見、デタラメに見えるけど、色んな方向から見える全てをそこに、計算し尽くして描く、みたいな。それで、『アンちゃんたちの漫才は、キュビズムだな』って話をしてるわけ」

「そこで、オードリーの春日くんが『何言ってんだか、全然分かりません』って(笑)僕の中で、たけしさんが他の人が全然ついてこれない、ハイブローな教養あふれる例えをして、みんながあんまりわからないけど、流れていくってシーンは、もうそういうもんなんだって俺の中では思ってて」

「今までも、『大塩平八郎じゃねぇんだから』みたいなのを言われて、俺は日本史が分からないから、『どういうことなんだろう?』って思うけど、多分たけしさんが合ってるんだろうなっていう感じで流れていくの、『僕だけですか?その感じ』って。『明智光秀ってこんな気持ちだったんだろうな』って言われたときの、『あっ、はい…』って感じの(笑)」

「間髪入れずに、オードリーの春日くんが、『何言ってるんだから分かりません』って言った、その一瞬の、コンマ数秒後の『スーン…』っていう変な間みたいなのが、俺の中でちょっと永久保存っていう(笑)いつも一回みたら消しちゃうけど、これはとっておかないと、って思ったシーンね」と語っていた。

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タグ : 伊集院光,オードリー,春日俊彰,ビートたけし,

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