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古舘伊知郎、貴乃花親方の大相撲のありようを巡って相撲協会と対立する主張は「具体性に欠ける」と指摘

2018.02.24 (Sat)
2018年2月8日放送のニッポン放送のラジオ番組『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』(毎月第2もしくは第3金曜 22:00-24:00)にて、フリーキャスターの古舘伊知郎が、貴乃花親方の大相撲のありようを巡って相撲協会と対立する主張は「具体性に欠ける」と指摘していた。

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SWITCH Vol.34 No.12 古舘伊知郎 TALKAHOLIC しゃべくる魂 テレビ屋の反乱

古舘伊知郎:相撲協会側の立場の人は…立場の表明だから、意見なんてのは所詮。絶対それはね、「貴乃花おかしい」って言うんですよ。だって、なんで先に県警にね、被害届を出して持ち込むんだって、その前に理事なんだから、あの時点で理事だったらちゃんとね、やっぱりあの報告違反っていうものに問われちゃうんだ、と。

必ずね、業務報告しなきゃいけないってのが理事だろうっていうのは、それは建前としてその通りだけど、だからといって、相撲協会側に立つ気は俺なんか更々ないし。かといって反動で、ファンとしては貴乃花側で「古いものは良くない」と。

貴乃花は変えようとしてんだって、「ファンとしては」「ファンとしては」って、にわかファンのくせに本当に。急に貴乃花側にね、全面的について。どっちが善でどっちが悪だって、決めつけちゃう勧善懲悪が俺は凄いイヤなんだ。

俺は、どっちもどっちで色々考えるところがあるからさ。貴乃花のインタビューを聞いててもも、いい面はさっき言ったけども、半面で具体性に欠けるんですよ、あの人。

やっぱりね、もっともっと話せば深い話になって難しい話になっちゃうからとか、もっと喋ってるっていうのあるのかもしれないけど、オンエアを見る限りにおいては、やっぱり本当の相撲道を実践する。あるいは、また相撲っていうのは、スポーツじゃないんだ、と。だからスポーツ的ルール性じゃないんだ、と。「神技、神様にまつわる一つのものなんである。したがって、スポーツというより様式美があるんだ」って、これはその通りだと思うんです。

これも、ずーっと「様式美」とか、そういう表現しなかったけど、「伝統芸能的要素」とか、それから「神事」であると。いうようなことで、純粋スポーツで、レギュレーション、ルールを決めてやるってもんじゃない、という方なことをずっと突き詰めていって、もっと具体的に煎じ詰めていくと、相撲協会側の曖昧模糊とした部分。全てがガチンコでいくって言ってるものなのかどうかっていう、そっちともう合一してくるんですよ、聞いてる側によっては。

だから、もっと具体的にどういうふうに相撲協会のありよう、大相撲のありようを見える化、透明化するか。具体的に申しますと、私のイメージはこういう新しいつも作るんだって言ったときに、初めてそれを支持する、支持しないって言うのは明確にファンの間で出てくると思うんですね。

だからもうちょっと、これだけ頑張って戦ってんなら、もっと具体的に言って欲しいなぁと思ったし。


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タグ : 古舘伊知郎,貴乃花,

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