カンニング竹山、TVやラジオ番組がネットニュースになるまでの流れを解説「ライターの記事をブローカーが買い取り…」
2018.02.19 (Mon)
2018年2月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・カンニング竹山が、テレビ番組やラジオ番組がネットニュースになるまでの流れを解説していた。
カンニング竹山 単独ライブ「放送禁止2015」
![カンニング竹山 単独ライブ「放送禁止2015」 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51yhP6CVu6L._SL250_.jpg)
カンニング竹山:吉田さん、朗報があるんですよ。
吉田明世:え?なんだろう。
カンニング竹山:土曜の夜に、AbemaTVで2時間の生放送をやってるんですけど。『THE NIGHT』っていう。そこで、ずっと気になることを特集したのよ。
吉田明世:うん。
カンニング竹山:吉田さん、ネットニュースとかビビってたでしょ?
吉田明世:ビビってますよ。先週も、スキーの時にリフトから落ちちゃった…
カンニング竹山:話になってた?
吉田明世:なぜか、ネットニュースになってて(笑)本当に不意打ちだったんですけど(笑)
カンニング竹山:それ、見るだけでイヤなんでしょ?
吉田明世:ビックリしますね。サンジャポやってた時は、結構なってたので。
カンニング竹山:もっと出るでしょ?
吉田明世:毎回、生きた心地がしなかったんですけど、『サンジャポ』卒業して、一気に減ったので。
カンニング竹山:はい、はい。
吉田明世:油断はしてたんですよね。
カンニング竹山:それはね、減るのよ。
吉田明世:減りました、実際。
カンニング竹山:なんで減るのかって分かったのよ。ネットニュースを書いてる
ライターみたいな人がいるんだけど。ニートでライターみたいに言ってたけど。顔を出したくないって、マスクかぶって出てくれたのよ。
吉田明世:その方が出てくれたんですね、実際。
カンニング竹山:出てくれたのよ。「ネットニュースって、どうやって出てんの?」って訊いたの。俺なんかすぐニュースになるじゃん。
吉田明世:なりますね。
カンニング竹山:『たまむすび』でなんか喋ってもなんかなったりする。
吉田明世:『たまむすび』でも、『ビビット』でも。『ノンストップ』でもなりますね。
カンニング竹山:ならない人はならないじゃん。なんでかって言うと、まずどうやって書いてるか。この人、取材は何もしません。1本書くと、3千円もらえるの。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:ブローカーみたいな人に。「カネないなぁ。今日、2本書いたら6千円か」って、これ日当くらいになるじゃん。
吉田明世:うん。
カンニング竹山:ちょっとバイト行ったら6千円じゃん。「面倒くせぇなぁ、2本くらい書くか」って、テレビつける、ラジオつける。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:ネタは転がってるところあるよね。ワイドショー系は転がってるよね、いっぱい。『たまむすび』も書くパート転がってるよね。
吉田明世:オープニングだったり。
カンニング竹山:それつけて、2chを見るんだって。その番組の2chのスレッドを見るんだって。そしたら2chに書き込みみんなしてるじゃん。そういう反応を見ながら、「吉田アナってこんなふうに思われてんな」って。「吉田アナがスキーのぬいぐるみの話したけど、こんな評判になってる」ってなったら、それようの記事書くんだって。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:で、他ないかなってなったら、dマガジンってあるじゃん、スマホの。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:いっぱい雑誌が載ってる。dマガジンも開くんだって。で、なんとなく2chとかに書かれてることをまとめて、一つの記事にするんだって。
吉田明世:うん。
カンニング竹山:それを契約してるっていうか、いつも同じ人のブローカーみたいな人に送るんだって。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:そうすると、3千円振り込まれるんだって。そのブローカーって人が、ライターの、ネットライターの書いた記事を3千円払ったら、それはもうブローカーのもので、ブローカーがその記事を色んな雑誌社とかネットニュースサイトとか、ろくでもねぇネットニュースサイトいっぱいあるじゃん。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:そこに売るんだって。
吉田明世:さらに売るんですか?
カンニング竹山:さらに売るんだって。で、それを手に入れた編集者とかは書き加えたりとか、ちょっと歪曲したり、面白いように記事を書き直すんだって。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:でも、元に書いた人は関係ないんだって、売ってるから。
吉田明世:権利離してるわけですね。
カンニング竹山:で、気づくとネットに「吉田アナ、ぬいぐるみが…」ってタイトルをつけられて、下にはニュースサイト○○とか、週間○○とか、我々が知ってるような、会社の大手がつけられて。
吉田明世:スポーツ紙だったりね。
カンニング竹山:それを元から書いた、ニートやりながらネットニュース書いて1本3千円もらってる人は、たまに見た時に、「元、俺の原文だ」って思うんだって。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:吉田アナがなんで今少ないかって言うと、『サンジャポ』ですよ。『サンジャポ』なんかはネタの宝庫だから。『サンジャポ』見ながら、誰か発言したら…
吉田明世:みんな待ってるんだ、『サンジャポ』見ながら。
カンニング竹山:そう。で、何か書いて送れば3千円もらえるから。要は、ネットを見ながらニュースを書いてんのよ。で、それをネットに出してんのよ。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:我々がそれを見るじゃん。そしたら、ラジオもテレビも「ネットではこういう評判になってます」って、ずっと悪循環の繰り返しになって、そこには全部お金が絡んでんのよ、一人一人。
吉田明世:じゃあ、みんながちょっとずつ儲かってる…
カンニング竹山:そう。それで踊らされてるのは、ネットをよく知らない我々というか、一般のYahoo!ニュースしか見てないような人たちが「こんな評判になってんだ」って踊らされてるけど、あとはみんなお金が発生してて。
吉田明世:うん。
カンニング竹山 単独ライブ「放送禁止2015」
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カンニング竹山:吉田さん、朗報があるんですよ。
吉田明世:え?なんだろう。
カンニング竹山:土曜の夜に、AbemaTVで2時間の生放送をやってるんですけど。『THE NIGHT』っていう。そこで、ずっと気になることを特集したのよ。
吉田明世:うん。
カンニング竹山:吉田さん、ネットニュースとかビビってたでしょ?
吉田明世:ビビってますよ。先週も、スキーの時にリフトから落ちちゃった…
カンニング竹山:話になってた?
吉田明世:なぜか、ネットニュースになってて(笑)本当に不意打ちだったんですけど(笑)
カンニング竹山:それ、見るだけでイヤなんでしょ?
吉田明世:ビックリしますね。サンジャポやってた時は、結構なってたので。
カンニング竹山:もっと出るでしょ?
吉田明世:毎回、生きた心地がしなかったんですけど、『サンジャポ』卒業して、一気に減ったので。
カンニング竹山:はい、はい。
吉田明世:油断はしてたんですよね。
カンニング竹山:それはね、減るのよ。
吉田明世:減りました、実際。
カンニング竹山:なんで減るのかって分かったのよ。ネットニュースを書いてる
ライターみたいな人がいるんだけど。ニートでライターみたいに言ってたけど。顔を出したくないって、マスクかぶって出てくれたのよ。
吉田明世:その方が出てくれたんですね、実際。
カンニング竹山:出てくれたのよ。「ネットニュースって、どうやって出てんの?」って訊いたの。俺なんかすぐニュースになるじゃん。
吉田明世:なりますね。
カンニング竹山:『たまむすび』でなんか喋ってもなんかなったりする。
吉田明世:『たまむすび』でも、『ビビット』でも。『ノンストップ』でもなりますね。
カンニング竹山:ならない人はならないじゃん。なんでかって言うと、まずどうやって書いてるか。この人、取材は何もしません。1本書くと、3千円もらえるの。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:ブローカーみたいな人に。「カネないなぁ。今日、2本書いたら6千円か」って、これ日当くらいになるじゃん。
吉田明世:うん。
カンニング竹山:ちょっとバイト行ったら6千円じゃん。「面倒くせぇなぁ、2本くらい書くか」って、テレビつける、ラジオつける。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:ネタは転がってるところあるよね。ワイドショー系は転がってるよね、いっぱい。『たまむすび』も書くパート転がってるよね。
吉田明世:オープニングだったり。
カンニング竹山:それつけて、2chを見るんだって。その番組の2chのスレッドを見るんだって。そしたら2chに書き込みみんなしてるじゃん。そういう反応を見ながら、「吉田アナってこんなふうに思われてんな」って。「吉田アナがスキーのぬいぐるみの話したけど、こんな評判になってる」ってなったら、それようの記事書くんだって。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:で、他ないかなってなったら、dマガジンってあるじゃん、スマホの。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:いっぱい雑誌が載ってる。dマガジンも開くんだって。で、なんとなく2chとかに書かれてることをまとめて、一つの記事にするんだって。
吉田明世:うん。
カンニング竹山:それを契約してるっていうか、いつも同じ人のブローカーみたいな人に送るんだって。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:そうすると、3千円振り込まれるんだって。そのブローカーって人が、ライターの、ネットライターの書いた記事を3千円払ったら、それはもうブローカーのもので、ブローカーがその記事を色んな雑誌社とかネットニュースサイトとか、ろくでもねぇネットニュースサイトいっぱいあるじゃん。
吉田明世:はい。
カンニング竹山:そこに売るんだって。
吉田明世:さらに売るんですか?
カンニング竹山:さらに売るんだって。で、それを手に入れた編集者とかは書き加えたりとか、ちょっと歪曲したり、面白いように記事を書き直すんだって。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:でも、元に書いた人は関係ないんだって、売ってるから。
吉田明世:権利離してるわけですね。
カンニング竹山:で、気づくとネットに「吉田アナ、ぬいぐるみが…」ってタイトルをつけられて、下にはニュースサイト○○とか、週間○○とか、我々が知ってるような、会社の大手がつけられて。
吉田明世:スポーツ紙だったりね。
カンニング竹山:それを元から書いた、ニートやりながらネットニュース書いて1本3千円もらってる人は、たまに見た時に、「元、俺の原文だ」って思うんだって。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:吉田アナがなんで今少ないかって言うと、『サンジャポ』ですよ。『サンジャポ』なんかはネタの宝庫だから。『サンジャポ』見ながら、誰か発言したら…
吉田明世:みんな待ってるんだ、『サンジャポ』見ながら。
カンニング竹山:そう。で、何か書いて送れば3千円もらえるから。要は、ネットを見ながらニュースを書いてんのよ。で、それをネットに出してんのよ。
吉田明世:へぇ。
カンニング竹山:我々がそれを見るじゃん。そしたら、ラジオもテレビも「ネットではこういう評判になってます」って、ずっと悪循環の繰り返しになって、そこには全部お金が絡んでんのよ、一人一人。
吉田明世:じゃあ、みんながちょっとずつ儲かってる…
カンニング竹山:そう。それで踊らされてるのは、ネットをよく知らない我々というか、一般のYahoo!ニュースしか見てないような人たちが「こんな評判になってんだ」って踊らされてるけど、あとはみんなお金が発生してて。
吉田明世:うん。
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