秋元康、AKB総選挙での須藤凛々花の「結婚宣言」は本人と運営側に委ねたと告白「どっちでもいいよ、本人と決めなさい」
2017.12.15 (Fri)
2017年12月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、秋元康が、AKB48総選挙で須藤凛々花が「結婚宣言」を行ったことについて、その判断は本人と運営側に委ねたと明かしていた。
AKB48の戦略! 秋元康の仕事術
伊集院光：ぜひ知りたいところっていうのは、ある程度、緻密なシステムは要るじゃないですか。
秋元康：うん。
伊集院光：動き出した時に、それが完璧に履行されちゃうと、予定調和ってことになるじゃないですか。
秋元康：そうですね。
伊集院光：そうすると、楽しいアクシデントと、これは決定的にダメにになっちゃうアクシデントって、恐らくあると思うんですけど。なんですか？その辺のさじ加減みたいな。
秋元康：基本は、大体は決めるんですけど、「後はどうなるか分からない」っていうのが一番面白いと思うんですよね。
伊集院光：うん。
秋元康：だから、今もNGTとか、STUとか新しいグループを作るじゃないですか。そうすると、しばらくは放ったらかしにしてますよね。
伊集院光：うん。
秋元康：放ったらかしにして、現場のスタッフにまかせてやってる内に、凸凹が出てくるんですよね。
伊集院光：うん。
秋元康：あるいは、ちょっとおもしろい、「こんなことがあったんですよ」とか。そうすると、それをどうしようかっていう。つまり、プロデュースっていうのは、無色に色をつけることがプロデュースだと思ってる人がいますけども、そうではなくて、0.1持ってないとダメなんですよ。
伊集院光：うん。
秋元康：つまり、何もないものから、ウソを作れないんですよ。だから、0.1、こんな要素がある、と。「それは面白い」と、それを拡大しようっていうのが、面白いなぁって思うんですよね。
伊集院光：だから、何なんだろうな。総選挙で「結婚します」って言っちゃった子いるじゃないですか。その時に、一番激怒して「お前は二度と俺の前に現れるな」って言うのが、秋元さんの場所なのかと思うと、あの子に関しても、俺、噂でしか知らないけど、「やりなさい、頑張りなさい」って感じ？
秋元康：アレもね、前日そういう話がありますっていうのが、現場のマネージャーから上がってきたんですよ。
伊集院光：うん。
秋元康：それで、「それは本人と相談して。どっちでもいいよ、本人と決めなさい」って話で投げたんですよ。
伊集院光：うん。
秋元康：だから、当日どうなるのかなって見てたら、一瞬、言おうとするんですけど、言わなかったんですよ、始め。
伊集院光：うん。
秋元康：「ああ、言わないんだ」って思ったんですよ。そしたら、徳光さんが変な感じに気づいたんでしょうね。
伊集院光：察知した(笑)
秋元康：それで、話をもう一度振ったら、言ったんですよね。だから、こういうことってあるんだなぁ、と。だって、まさかそんなところで言うと思わないじゃないですか。
伊集院光：はい。
秋元康：だけど、そういうのもアリだなって思うんですよ。「アリ」っていうのは、ファンの皆さんには申し訳ないし、でも結局、人間ですからね、みんな。
伊集院光：うん。
秋元康：それがどうなるかは、何もコントロールできないし、それが集団になると、さらに化学変化を起こしちゃうわけですからね。
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秋元康：うん。
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秋元康：そうですね。
伊集院光：そうすると、楽しいアクシデントと、これは決定的にダメにになっちゃうアクシデントって、恐らくあると思うんですけど。なんですか？その辺のさじ加減みたいな。
秋元康：基本は、大体は決めるんですけど、「後はどうなるか分からない」っていうのが一番面白いと思うんですよね。
伊集院光：うん。
秋元康：だから、今もNGTとか、STUとか新しいグループを作るじゃないですか。そうすると、しばらくは放ったらかしにしてますよね。
伊集院光：うん。
秋元康：放ったらかしにして、現場のスタッフにまかせてやってる内に、凸凹が出てくるんですよね。
伊集院光：うん。
秋元康：あるいは、ちょっとおもしろい、「こんなことがあったんですよ」とか。そうすると、それをどうしようかっていう。つまり、プロデュースっていうのは、無色に色をつけることがプロデュースだと思ってる人がいますけども、そうではなくて、0.1持ってないとダメなんですよ。
伊集院光：うん。
秋元康：つまり、何もないものから、ウソを作れないんですよ。だから、0.1、こんな要素がある、と。「それは面白い」と、それを拡大しようっていうのが、面白いなぁって思うんですよね。
伊集院光：だから、何なんだろうな。総選挙で「結婚します」って言っちゃった子いるじゃないですか。その時に、一番激怒して「お前は二度と俺の前に現れるな」って言うのが、秋元さんの場所なのかと思うと、あの子に関しても、俺、噂でしか知らないけど、「やりなさい、頑張りなさい」って感じ？
秋元康：アレもね、前日そういう話がありますっていうのが、現場のマネージャーから上がってきたんですよ。
伊集院光：うん。
秋元康：それで、「それは本人と相談して。どっちでもいいよ、本人と決めなさい」って話で投げたんですよ。
伊集院光：うん。
秋元康：だから、当日どうなるのかなって見てたら、一瞬、言おうとするんですけど、言わなかったんですよ、始め。
伊集院光：うん。
秋元康：「ああ、言わないんだ」って思ったんですよ。そしたら、徳光さんが変な感じに気づいたんでしょうね。
伊集院光：察知した(笑)
秋元康：それで、話をもう一度振ったら、言ったんですよね。だから、こういうことってあるんだなぁ、と。だって、まさかそんなところで言うと思わないじゃないですか。
伊集院光：はい。
秋元康：だけど、そういうのもアリだなって思うんですよ。「アリ」っていうのは、ファンの皆さんには申し訳ないし、でも結局、人間ですからね、みんな。
伊集院光：うん。
秋元康：それがどうなるかは、何もコントロールできないし、それが集団になると、さらに化学変化を起こしちゃうわけですからね。
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