オリラジ・中田敦彦「爆笑問題のラジオで支えられていた」
2012.02.22 (Wed)
2012年02月21日放送の「爆笑問題カーボーイ」にて、オリエンタルラジオ・中田敦彦がゲスト出演していた。そこで、高校時代から聴いていたという、爆笑問題カーボーイの思い出について語っていた。

田中「敦っちゃんは、JUNKを聴いていたのは?」
オリラジ・中田「高校生の受験期ですね」
太田「受験期ね」
オリラジ・中田「僕、結構、夕方に早めに寝て、夜に起きて夜から朝まで勉強するっていうのをやってたんで」
太田「そういうのが優秀なんだよ」
オリラジ・中田「夜から朝まで勉強するんで、もう娯楽はラジオしかないんです」
田中「分かる」
太田「ながら勉強?」
オリラジ・中田「ながらですね。いろいろ聴いた中で、聴き続けたのが爆笑さんだったんです」
太田「おう!嬉しいね」
オリラジ・中田「いろいろ聴いて、全部聴いたんですけど」
太田「当時、JUNKは伊集院、俺らと…あとどんなメンバーだっけ?」
田中「雨上がり決死隊…いや、まだコサキンの時代か」
太田「コサキンか」
オリラジ・中田「やってましたね」
田中「極楽とんぼもやってたか」
オリラジ・中田「やってたと思います」
田中「吠え魂か」
オリラジ・中田「僕が聴いてたのは、爆笑さんだったんです。その当時、爆笑さんの本も全部買ってて」
田中「爆笑問題の日本原論ね」
オリラジ・中田「あと、番組が本(田中裕二(爆笑問題)の「ザ・ガール」など)になってたんで」
田中「この番組ね。あと、爆笑問題の学校VOWとか」
オリラジ・中田「買って読んでましたねぇ」
田中「そうか」
オリラジ・中田「聴いてた中で、高校3年の時に、『1回(ネタを)送りたい』と」
田中「おう」
オリラジ・中田「でも、読まれなかったら怖いっていうのがあったので、ドキドキして。でも、その頃、受験に集中しなきゃいけない時期でもあったんで、読まれたらスゴイ励みになる。だから、1回だけ送ってみようと」
田中「うん」
オリラジ・中田「ハマっちゃうと思ったんで、何回も何回も読まれないからって送ってたら、受験できなくなっちゃうと思って、1回だけ送って、読まれるか読まれないかは分からないけど、やってみようと思って。それで、読まれたんです」
田中「スゲェ!」
太田「凄いよ」
田中「どんな感じ?」
オリラジ・中田「ものすごい嬉しかったです。『うわぁ!』って言って、送ってから、全部録音してたんですけど、その録音したMD、僕が読まれた箇所だけ、何回も聞くんです」
太田「はっはっは(笑)」
田中「そりゃそうだろうな、気持ちは分かるよ」
オリラジ・中田「僕の送ったネタで、田中さんが笑っている。その笑ってくれた箇所があったんです。それが嬉しくって。素人が、プロを笑わせたってことで、部屋をグルグル回りました」
田中「グルグル回った?」
オリラジ・中田「犬みたいに」
田中「スゴイね(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
太田「俺も、オールナイト送ったけど、読まれなかったもんな。たけしさんの。欽ドンも送ってるからね」
田中「欽ドンは俺も送ったね」
太田「それも1回か2回。読まれてたらどうなってたんだろう」
田中「俺は、文化放送のミスDJリクエストパレードって番組があって、そのリクエストはがき読まれたことある」
太田「それ読まれてもしょうがないよ。リクエストはがきだから。読まれても仕方ない。抽選で当たったみたいなもんだから」
田中「でも、好きなラジオから、自分の名前が読まれるんだよ?」
オリラジ・中田「はい」
田中「…敦っちゃんが読まれたのだいたい2000年だったんだよね」
オリラジ・中田「ちょうど2000年でしたね」
田中「採用されたのが…スタッフ、一生懸命探しました」
太田「えぇ!」
田中「ラジオネームは?」
オリラジ・中田「カンガルー・ノートでした」
太田「これは、何からきたの?」
オリラジ・中田「安部公房です。小説(カンガルー・ノート)で。当時、好きだったんです。壁とかで芥川賞をとった人なんですけど」
太田「安部公房ね」
オリラジ・中田「ちょっと気取った(笑)恥ずかしいんですよ。もっと馬鹿なラジオネームで、笑わせたかったんですけど」
田中「ちょっとね、知識を」
オリラジ・中田「ちょっとカッコつけようとしてて。一番恥ずかしいパターンです(笑)」
太田「これ、俺は見抜けてないな…安部公房は、『砂の女』とか、『無関係な死』」
オリラジ・中田「あぁ、いっぱいあるんですね」
太田「カンガルー・ノート、知らなかった」
田中「というわけで、探しました。なんと、2000年の8月29日」
オリラジ・中田「夏です!ちょうど受験に入る前の。夏休み中の最後です。思い入れが全部つまった日付ですね」
田中「俺、ちょうどその頃、タマがデカくなった時期」
太田「ちょうどその時?」
田中「左のタマがデカくなって、『なんだコレ?どうしたんだろう』って思ってた時期。病院に行かなきゃって思ってた時期」
太田「キンタマノート(笑)」
オリラジ・中田「書いてないです(笑)」
田中「2~3週間後には、手術してますから…このときのコーナーですけど、面白い短編小説を読みたいってコーナーで」
オリラジ・中田「『太田は分からない』っていう中で、短篇小説が読みたいって言い出して」
田中「言い出した(笑)」
太田「それでカンガルー・ノートが、そこにつながっていくのか、小説で」
オリラジ・中田「そうですね。そのコーナーが、一番好きだったんです。面白くって。12年前です」
田中「12年前、17歳とか?」
オリラジ・中田「はい」
田中「これ、採用されてなかったら、『もう1回送ろうかな』とか思ってたのかな。あと、『俺は運がない』とか思ってたかもね」
オリエンタルラジオが送った、中田敦彦のネタ(ラジオネーム:カンガルー・ノート)は次のようなものだった。
太田「すごいレベルが高いね」
田中「ちょっと文学性が高いね」
オリラジ・中田「小説好きというか。でも、12年ぶりに読まれるっていうのでも、ドキドキしました(笑)」
田中「分かる気はするね」
太田「俺もドキドキしたよ。うまく読めてるのかって」
田中「ねぇ、そうだよね(笑)」
オリラジ・中田「最初の方は覚えてたけど、後半の展開覚えてなかったですね」
太田「ぶっ飛んでるね」
オリラジ・中田「ぶっ飛んでましたね。そういうのが好きだったんですね」
太田「いきなり福井県に住民票を移すとか。あと離婚はもう予言してたっていう(笑)」
田中「その半年前に結婚してるからね」
オリラジ・中田「それをイジってたんですね」
田中「この時、まさかこうして出会うとは」
オリラジ・中田「12年後に、そのラジオに出るっていう」
田中「スゴイね」と語っていた。
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田中「敦っちゃんは、JUNKを聴いていたのは?」
オリラジ・中田「高校生の受験期ですね」
太田「受験期ね」
オリラジ・中田「僕、結構、夕方に早めに寝て、夜に起きて夜から朝まで勉強するっていうのをやってたんで」
太田「そういうのが優秀なんだよ」
オリラジ・中田「夜から朝まで勉強するんで、もう娯楽はラジオしかないんです」
田中「分かる」
太田「ながら勉強?」
オリラジ・中田「ながらですね。いろいろ聴いた中で、聴き続けたのが爆笑さんだったんです」
太田「おう!嬉しいね」
オリラジ・中田「いろいろ聴いて、全部聴いたんですけど」
太田「当時、JUNKは伊集院、俺らと…あとどんなメンバーだっけ?」
田中「雨上がり決死隊…いや、まだコサキンの時代か」
太田「コサキンか」
オリラジ・中田「やってましたね」
田中「極楽とんぼもやってたか」
オリラジ・中田「やってたと思います」
田中「吠え魂か」
オリラジ・中田「僕が聴いてたのは、爆笑さんだったんです。その当時、爆笑さんの本も全部買ってて」
田中「爆笑問題の日本原論ね」
オリラジ・中田「あと、番組が本(田中裕二(爆笑問題)の「ザ・ガール」など)になってたんで」
田中「この番組ね。あと、爆笑問題の学校VOWとか」
オリラジ・中田「買って読んでましたねぇ」
田中「そうか」
オリラジ・中田「聴いてた中で、高校3年の時に、『1回(ネタを)送りたい』と」
田中「おう」
オリラジ・中田「でも、読まれなかったら怖いっていうのがあったので、ドキドキして。でも、その頃、受験に集中しなきゃいけない時期でもあったんで、読まれたらスゴイ励みになる。だから、1回だけ送ってみようと」
田中「うん」
オリラジ・中田「ハマっちゃうと思ったんで、何回も何回も読まれないからって送ってたら、受験できなくなっちゃうと思って、1回だけ送って、読まれるか読まれないかは分からないけど、やってみようと思って。それで、読まれたんです」
田中「スゲェ!」
太田「凄いよ」
田中「どんな感じ?」
オリラジ・中田「ものすごい嬉しかったです。『うわぁ!』って言って、送ってから、全部録音してたんですけど、その録音したMD、僕が読まれた箇所だけ、何回も聞くんです」
太田「はっはっは(笑)」
田中「そりゃそうだろうな、気持ちは分かるよ」
オリラジ・中田「僕の送ったネタで、田中さんが笑っている。その笑ってくれた箇所があったんです。それが嬉しくって。素人が、プロを笑わせたってことで、部屋をグルグル回りました」
田中「グルグル回った?」
オリラジ・中田「犬みたいに」
田中「スゴイね(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
太田「俺も、オールナイト送ったけど、読まれなかったもんな。たけしさんの。欽ドンも送ってるからね」
田中「欽ドンは俺も送ったね」
太田「それも1回か2回。読まれてたらどうなってたんだろう」
田中「俺は、文化放送のミスDJリクエストパレードって番組があって、そのリクエストはがき読まれたことある」
太田「それ読まれてもしょうがないよ。リクエストはがきだから。読まれても仕方ない。抽選で当たったみたいなもんだから」
田中「でも、好きなラジオから、自分の名前が読まれるんだよ?」
オリラジ・中田「はい」
田中「…敦っちゃんが読まれたのだいたい2000年だったんだよね」
オリラジ・中田「ちょうど2000年でしたね」
田中「採用されたのが…スタッフ、一生懸命探しました」
太田「えぇ!」
田中「ラジオネームは?」
オリラジ・中田「カンガルー・ノートでした」
太田「これは、何からきたの?」
オリラジ・中田「安部公房です。小説(カンガルー・ノート)で。当時、好きだったんです。壁とかで芥川賞をとった人なんですけど」
太田「安部公房ね」
オリラジ・中田「ちょっと気取った(笑)恥ずかしいんですよ。もっと馬鹿なラジオネームで、笑わせたかったんですけど」
田中「ちょっとね、知識を」
オリラジ・中田「ちょっとカッコつけようとしてて。一番恥ずかしいパターンです(笑)」
太田「これ、俺は見抜けてないな…安部公房は、『砂の女』とか、『無関係な死』」
オリラジ・中田「あぁ、いっぱいあるんですね」
太田「カンガルー・ノート、知らなかった」
田中「というわけで、探しました。なんと、2000年の8月29日」
オリラジ・中田「夏です!ちょうど受験に入る前の。夏休み中の最後です。思い入れが全部つまった日付ですね」
田中「俺、ちょうどその頃、タマがデカくなった時期」
太田「ちょうどその時?」
田中「左のタマがデカくなって、『なんだコレ?どうしたんだろう』って思ってた時期。病院に行かなきゃって思ってた時期」
太田「キンタマノート(笑)」
オリラジ・中田「書いてないです(笑)」
田中「2~3週間後には、手術してますから…このときのコーナーですけど、面白い短編小説を読みたいってコーナーで」
オリラジ・中田「『太田は分からない』っていう中で、短篇小説が読みたいって言い出して」
田中「言い出した(笑)」
太田「それでカンガルー・ノートが、そこにつながっていくのか、小説で」
オリラジ・中田「そうですね。そのコーナーが、一番好きだったんです。面白くって。12年前です」
田中「12年前、17歳とか?」
オリラジ・中田「はい」
田中「これ、採用されてなかったら、『もう1回送ろうかな』とか思ってたのかな。あと、『俺は運がない』とか思ってたかもね」
オリエンタルラジオが送った、中田敦彦のネタ(ラジオネーム:カンガルー・ノート)は次のようなものだった。
「もう、解散だ!」
田中が怒鳴った。太田は窓の外を見ながら、『何度目の解散騒ぎだろう』と思っていた。
今回の原因は、太田にある。太田は、田中の住民票を無断で福井県に移していた。
太田はしつこい。前回も太田は、田中に無断で離婚届を出していた。
太田は言う。
「バカなことを言ってないで、鼻血を止めろよ」
田中の白いTシャツが、鼻血のせいで紫色になってしまった。
「よりにもよって、福井県に移すなんて、何を考えているんだ!」
福井県に罪はない。むしろ、福井県マニアにとって、福井県は堪らない県である。
殴り合い寸前の押し問答の末、じゃんけんで負けたほうが窓から飛び降りる。買った方には、ロマン輝くダイヤモンドリングが贈られることになっている。
運命のじゃんけん。田中はグーを出し、太田はチョキを出した。
喜ぶ田中を制して、太田は言う。
「俺の勝ちだ。お前が何をだそうと、お前自身がパーであることは明白だからな」
田中は、太田の言葉に深くうなずき、窓から飛び降りた。すなわち、殿堂入りである。
田中のいなくなった部屋で、ダイヤモンドリングと、太田の涙がそっと輝いていた。
太田「すごいレベルが高いね」
田中「ちょっと文学性が高いね」
オリラジ・中田「小説好きというか。でも、12年ぶりに読まれるっていうのでも、ドキドキしました(笑)」
田中「分かる気はするね」
太田「俺もドキドキしたよ。うまく読めてるのかって」
田中「ねぇ、そうだよね(笑)」
オリラジ・中田「最初の方は覚えてたけど、後半の展開覚えてなかったですね」
太田「ぶっ飛んでるね」
オリラジ・中田「ぶっ飛んでましたね。そういうのが好きだったんですね」
太田「いきなり福井県に住民票を移すとか。あと離婚はもう予言してたっていう(笑)」
田中「その半年前に結婚してるからね」
オリラジ・中田「それをイジってたんですね」
田中「この時、まさかこうして出会うとは」
オリラジ・中田「12年後に、そのラジオに出るっていう」
田中「スゴイね」と語っていた。
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