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パンクブーブー「コンビ仲は最悪だったがM-1王者になれたワケ」
2012.02.14 (Tue)
2012年02月12日放送の「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」にて、パンクブーブーの佐藤哲夫と黒瀬純がゲスト出演していた。

ブラマヨ・小杉「仲が悪いって噂だけど」
パンク・黒瀬「それは…」
パンク・佐藤「でも、コンビってそういう時期あるんじゃないですか?ずーっと仲がいいってことはないと思うんですけどね」
小杉「まぁ、俺らもそういう時はあったけど。特に、(M-1優勝した)直後って、環境が変わるから」
黒瀬「いや…僕達は、仲良くなったのは最近ですね」
ブラマヨ・吉田「えっ?最近?」
黒瀬「コンビ歴12年ですけど」
佐藤「(仲良かったのは)頭と、最近ですね」
黒瀬「最初に別のコンビでお互いに組んでて、それを解散して組んで東京に出てきて。その直後は仲が良かったんですけど、ちょっとしたら段々、仲が悪くなっていって。良くなったのは最近です」
小杉「あぁ、そう?」
吉田「THE MANAIで?」
黒瀬「THE MANAIです」
吉田「ほな、M-1の頃とか仲が悪かったん?」
黒瀬「メチャクチャ悪かったです」
小杉「それでM-1チャンピオンになれたん?」
黒瀬「そうですね」
吉田「スゴイな」
黒瀬「その時、もう割りきって。『今から仕事!』って言って会ってたんです」
吉田「他の影響の仕事とかも?」
黒瀬「はい」
吉田「お互い?何が理由だったん?」
黒瀬「もう、積み重ねだったんです。たとえば若いころ、3~4年目の時に『ブサイク&ブサイク』みたいなネタがあるんですよ。『歌手で言うとチャゲ&チャゲ』『失礼だろ』みたいなネタです」
小杉「ホンマ失礼や」
黒瀬「本当に失礼です。佐藤が言うんですけど」
小杉「チャゲさんだって、『MULTI MAX』ってバンド組んではる」
黒瀬「ふふっ(笑)そうですね…それで、その時に『俺達、ブサイクって言いだそう』って佐藤が言うんです。俺は『あぁ、いいよ』って言ったんですけど、佐藤が金髪に染めたりとか、アクセサリーをジャラジャラ付けだしたりとか」
吉田「カッコつけようとしてるやん、モテようとしてますやんっていうね」
黒瀬「はい。M-1の2回戦のネタの時に、変顔するってくだりがあったんです。なのに、帽子を斜めにかぶって(舞台に)出る、とかね」
吉田「可愛く見せようとしてるやん」
黒瀬「『それだったら、顔見えないよ』って言うと、『関係ないっしょ』って言い出して。もう、モテたいなら、言えば良いのに~」
小杉「はっはっは(笑)」
黒瀬「なんなら、サポートもするし。『ブスとブスだ』『そんなブスじゃないぜ』ってツッコむとかね。…そういうところを、隠そうとするんですよ」
吉田「中途半端なんや」
黒瀬「中途半端なんです。それがスゴイイヤで」
佐藤「あの時はもう、本当にモテたかったんです」
小杉「もう、腹くくれや」
佐藤「もうモテたくて」
さらに、以下のように語っていた。
小杉「解散の危機とかなかったん?」
黒瀬&佐藤「ありました、ありました」
黒瀬「M-1の前々年くらいは、もう『優勝する』って言われてて。もう3年くらい言われ続けてたんです。周りもワッショイワッショイしてくれて。後輩も『今年、いくっしょ』みたいな」
小杉「準決勝とかも観てくれてるからな」
黒瀬「それで、『(前祝いに)飲み行きましょう』って言われ続けてて、3年言われてて、『もうこれは無理なのかな』って思って。だから、相方も『俺、芸人辞めようと思う』って言い出して」
吉田「えぇ?なんで?別の夢でも見つかったん?」
佐藤「いえ…もう年齢的にも30歳越えてますし、その時の収入なんて普通に月4~5万円。30越えて4~5万円はキツイですよ。電車代も無い、みたいな。『そんな生活をこれから先もずっと続けていくのか』って思ったら、もうゾッとしたんです」
小杉「うん」
佐藤「でも、M-1を獲った年の前年くらいに、ちょっと(未来が)あるかもって思ったんです。それで、『M-1に出られる限りは、頑張ってみるわ』って言って。だから、『M-1獲れなかったら辞めるわ』とは言ってました」
吉田「へぇ~」
黒瀬「だから、M-1で優勝できてなかったら、解散してたんです」
小杉「ギリギリやってんな」
黒瀬「えぇ。だってあのころ、バイトしてましたからね。営業とか行かせてもらったり、レッドカーペット出させてもらってましたけど、全然食えなくて」
吉田「でも、そうなったら『最後の1年や。頑張って二人でいこうや』って思わへんの?その年も仲悪かったん?」
黒瀬「仲悪かったですね」
佐藤「でも、M-1とか漫才に関しては一つになってました。だから、お互いにイヤだなって意識はありましたけど、やりたい目的は一緒だったんです。だから『お笑い辞めるにしても続けるにしても、ここでM-1獲らなきゃ、お笑いとしてこの先の道はねぇな』っていうのは一緒だったんです。『だから、やろう』って言って」
黒瀬「だから、話しあって。普段はあまり話さないけど、ネタ合わせの時だけはちゃんとやろう、と」
小杉「なんで、仲良くなったの?」
黒瀬「僕ら、M-1獲ったあともブレイクしなくて。それでヤバイヤバイって思ってて。それで、今度は『THE MANZAI』で優勝して。今度こそ、ちゃんとしなきゃマズイって思って。二人でご飯を食べに行ったんです。マネージャーは入れてですけど」
小杉「うん」
黒瀬「『どうしようか、もう今はグチャグチャだ。漫才では、佐藤がボケる、僕がツッコむ。でも、平場になると、僕がボケる、佐藤がツッコむ。これがもうややこしい。要らない。佐藤がボケる、俺はちゃんとツッコむ。俺、ふざけない!』って」
小杉「幼稚園か、お前は(笑)」
佐藤「でも、大切なことなんです」
黒瀬「それでマネージャーに『黒瀬さん、ホントふざけないでください』って言われて、迷惑だったんだって気づいたんです(笑)ついこの間、気づいたんです」
吉田「前はイライライライラしてたけど、もう仲良くなったん?」
佐藤「今は、超可愛いですよ(笑)」と語っていた。
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ブラマヨ・小杉「仲が悪いって噂だけど」
パンク・黒瀬「それは…」
パンク・佐藤「でも、コンビってそういう時期あるんじゃないですか?ずーっと仲がいいってことはないと思うんですけどね」
小杉「まぁ、俺らもそういう時はあったけど。特に、(M-1優勝した)直後って、環境が変わるから」
黒瀬「いや…僕達は、仲良くなったのは最近ですね」
ブラマヨ・吉田「えっ?最近?」
黒瀬「コンビ歴12年ですけど」
佐藤「(仲良かったのは)頭と、最近ですね」
黒瀬「最初に別のコンビでお互いに組んでて、それを解散して組んで東京に出てきて。その直後は仲が良かったんですけど、ちょっとしたら段々、仲が悪くなっていって。良くなったのは最近です」
小杉「あぁ、そう?」
吉田「THE MANAIで?」
黒瀬「THE MANAIです」
吉田「ほな、M-1の頃とか仲が悪かったん?」
黒瀬「メチャクチャ悪かったです」
小杉「それでM-1チャンピオンになれたん?」
黒瀬「そうですね」
吉田「スゴイな」
黒瀬「その時、もう割りきって。『今から仕事!』って言って会ってたんです」
吉田「他の影響の仕事とかも?」
黒瀬「はい」
吉田「お互い?何が理由だったん?」
黒瀬「もう、積み重ねだったんです。たとえば若いころ、3~4年目の時に『ブサイク&ブサイク』みたいなネタがあるんですよ。『歌手で言うとチャゲ&チャゲ』『失礼だろ』みたいなネタです」
小杉「ホンマ失礼や」
黒瀬「本当に失礼です。佐藤が言うんですけど」
小杉「チャゲさんだって、『MULTI MAX』ってバンド組んではる」
黒瀬「ふふっ(笑)そうですね…それで、その時に『俺達、ブサイクって言いだそう』って佐藤が言うんです。俺は『あぁ、いいよ』って言ったんですけど、佐藤が金髪に染めたりとか、アクセサリーをジャラジャラ付けだしたりとか」
吉田「カッコつけようとしてるやん、モテようとしてますやんっていうね」
黒瀬「はい。M-1の2回戦のネタの時に、変顔するってくだりがあったんです。なのに、帽子を斜めにかぶって(舞台に)出る、とかね」
吉田「可愛く見せようとしてるやん」
黒瀬「『それだったら、顔見えないよ』って言うと、『関係ないっしょ』って言い出して。もう、モテたいなら、言えば良いのに~」
小杉「はっはっは(笑)」
黒瀬「なんなら、サポートもするし。『ブスとブスだ』『そんなブスじゃないぜ』ってツッコむとかね。…そういうところを、隠そうとするんですよ」
吉田「中途半端なんや」
黒瀬「中途半端なんです。それがスゴイイヤで」
佐藤「あの時はもう、本当にモテたかったんです」
小杉「もう、腹くくれや」
佐藤「もうモテたくて」
さらに、以下のように語っていた。
小杉「解散の危機とかなかったん?」
黒瀬&佐藤「ありました、ありました」
黒瀬「M-1の前々年くらいは、もう『優勝する』って言われてて。もう3年くらい言われ続けてたんです。周りもワッショイワッショイしてくれて。後輩も『今年、いくっしょ』みたいな」
小杉「準決勝とかも観てくれてるからな」
黒瀬「それで、『(前祝いに)飲み行きましょう』って言われ続けてて、3年言われてて、『もうこれは無理なのかな』って思って。だから、相方も『俺、芸人辞めようと思う』って言い出して」
吉田「えぇ?なんで?別の夢でも見つかったん?」
佐藤「いえ…もう年齢的にも30歳越えてますし、その時の収入なんて普通に月4~5万円。30越えて4~5万円はキツイですよ。電車代も無い、みたいな。『そんな生活をこれから先もずっと続けていくのか』って思ったら、もうゾッとしたんです」
小杉「うん」
佐藤「でも、M-1を獲った年の前年くらいに、ちょっと(未来が)あるかもって思ったんです。それで、『M-1に出られる限りは、頑張ってみるわ』って言って。だから、『M-1獲れなかったら辞めるわ』とは言ってました」
吉田「へぇ~」
黒瀬「だから、M-1で優勝できてなかったら、解散してたんです」
小杉「ギリギリやってんな」
黒瀬「えぇ。だってあのころ、バイトしてましたからね。営業とか行かせてもらったり、レッドカーペット出させてもらってましたけど、全然食えなくて」
吉田「でも、そうなったら『最後の1年や。頑張って二人でいこうや』って思わへんの?その年も仲悪かったん?」
黒瀬「仲悪かったですね」
佐藤「でも、M-1とか漫才に関しては一つになってました。だから、お互いにイヤだなって意識はありましたけど、やりたい目的は一緒だったんです。だから『お笑い辞めるにしても続けるにしても、ここでM-1獲らなきゃ、お笑いとしてこの先の道はねぇな』っていうのは一緒だったんです。『だから、やろう』って言って」
黒瀬「だから、話しあって。普段はあまり話さないけど、ネタ合わせの時だけはちゃんとやろう、と」
小杉「なんで、仲良くなったの?」
黒瀬「僕ら、M-1獲ったあともブレイクしなくて。それでヤバイヤバイって思ってて。それで、今度は『THE MANZAI』で優勝して。今度こそ、ちゃんとしなきゃマズイって思って。二人でご飯を食べに行ったんです。マネージャーは入れてですけど」
小杉「うん」
黒瀬「『どうしようか、もう今はグチャグチャだ。漫才では、佐藤がボケる、僕がツッコむ。でも、平場になると、僕がボケる、佐藤がツッコむ。これがもうややこしい。要らない。佐藤がボケる、俺はちゃんとツッコむ。俺、ふざけない!』って」
小杉「幼稚園か、お前は(笑)」
佐藤「でも、大切なことなんです」
黒瀬「それでマネージャーに『黒瀬さん、ホントふざけないでください』って言われて、迷惑だったんだって気づいたんです(笑)ついこの間、気づいたんです」
吉田「前はイライライライラしてたけど、もう仲良くなったん?」
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