オードリー・若林「アメトーーク『本大好き芸人』の感想」
2012.01.22 (Sun)
2012年01月21日放送の「オードリーのオールナイトニッポン(ANN)」にて、アメトーークの『本大好き芸人』に出演していたことを明らかにしていた。

若林「水曜日の仕事で、本を5冊読まなきゃならなかったんですよ」
春日「ほう。なんか発表する、みたいなことですか?」
若林「そう。本が好きな人が集まるっていう」
春日「いつぐらいに渡されたんですか?」
若林「それが、1週間くらい前かな」
春日「それは厳しいね」
若林「厳しいのよ」
春日「そうだね。それを読まなきゃいけない、という」
若林「もう、それでもう日曜日、丸1日読まなきゃいけなくて」
春日「5冊も…どんくらい本って読めるもんなの?いわゆる活字の本でしょ?」
若林「活字」
春日「マンガだったら、結構、いけるけど」
若林「う~ん…でもね、1冊かな。俺は読むの遅いから」
春日「普通の文庫?ハードカバーとか?」
若林「ハードカバー。それでね、本大好き芸人っていうのをやったんだけど、俺、本が好きっていうの、恥ずかしいんだよね」
春日「何故に?」
若林「恥ずかしくない?」
春日「そうかい?別に、ぶってる(格好つけてる)感じしないよ」
若林「そう?俺、なんかスゴイ嫌なんだよね」
春日「それは本人が言うことですから」
若林「常々思うんだけど、太宰治とか、芥川龍之介とか、ドストエフスキーとか読むじゃない。言いたくないんだよ(笑)恥ずかしくない?」
さらに、以下のように語っていた。
春日「何となく、分かる気がする。そういうものを読んだっていうことで、自分を知られる感じが…」
若林「そうそう!分かる?」
春日「『そういう本を読むんだ』って感じで」
若林「アメトーークがどんな感じだったか…放送は2月2日なんだけど、1個だけ。1個のコメントだけ。好きな本を持って来てくださいっていうのがあって」
春日「なるほど」
若林「俺、好きな本を1冊持って来てくださいって問いは…オープニングの時に、『若林、本好きなんやなぁ』って言われて、『好きな本を持って来てくださいっていう問いは、"キン○マ見せろ"っていうのと一緒ですからね』って言ったら、超スベったの」
春日「はっはっは(笑)」
若林「オンエア無いと思いますけど(笑)」
春日「なるほど。分かるけどね」
若林「分かるでしょ?」
春日「さらけ出すって感じがね」
若林「俺、大学で文学部、国文学科の夜間だったんだけど、前も話した通り、就職してた人がほとんどで。同い年が2人しかいなくて。30代のOLの人とか、70代のお婆ちゃんとか、色んな人で、たとえば樋口一葉の1冊読んできてディスカッションするって授業があるんだけど」
春日「うん」
若林「大学2年の時に、ディスカッションが激しいのよ。夜間だから、酔っぱらって来てる消防士とかもきてて、俺が『樋口一葉は…』ってしゃべり出すと、『ガキに何が分かるんだよ!』って怒号が飛んできて、ディスカションにならなかったのよ。『ごめんなさい』って謝って」
春日「うん(笑)」
若林「それで、お婆ちゃんは、『子供の頃は、物が無くて…』って言いだして。もう、ディスカッションにならないのよ(笑)大学っぽくないの」
春日「うん(笑)」
若林「田舎の家族を題材にした映画のエンディングみたいな(笑)」
春日「うん」
若林「樋口一葉とか、太宰治とかをやってたんだけど、大学2年の時に恥ずかしくなっちゃって。萩原朔太郎の詩のディスカッションをやってて、『この水たまりは、何を表しているんだろうか。なんのメタファー(暗喩)なんだろうか?』って議論をしてて、急に恥ずかしくなってきて(笑)」
春日「うん」
若林「経済学部に移ろうかなって思ったんですよ」
春日「なんでよ」
若林「パッタリ純文学を読むのが恥ずかしくなって、『もう、どうでも良いわ。赤い靴とか落ちてる理由とか』って急に思いだして。経済学部の授業ばっかり受け出したりして…俺は、スゴイ嫌なんですよ」
春日「なるほどね」
若林「必要に迫られて、話をしたりしてますが。本が好きだって。『好色一代男』って小説があって、名作だって言われてますが、ただただ『セッ○スしたい』って考えてる男の人の話で。吉原とか行ったりしてるんですが、最終的には『海外の女を抱きまくりたい』って言いだして、船で出航しようとして終わる、って、俺はそう読み取ってる本があって」
春日「良いね(笑)」
若林「『小説を読め』って言われるけど、ワンピースとかを読んだ方が、勉強になると思うんだよね(笑)」
春日「まぁ、結構、マンガから得る知識って多いからね」
若林「今回の芥川賞の記者会見、見ました?」
春日「観てはいないけど、なんとなく耳には入ってる」
若林「ぜひ、ご覧下さい(笑)」
春日「動画で?」
若林「動画で」
春日「結構、尖ってるって話だけど」
若林「尖ってるどころじゃないよ(笑)久々のジャックナイフでしたよ」
春日「若いの?」
若林「39歳だったよね」
春日「そこそこいってますね(笑)ホンモノだ。若かったら、若気の至り、みたいなところあるけど」
若林「芥川賞をいただいた感想で、『もらって当然だと思います』って。色々、映画の役者さんの言葉も引用してだけど、『もらっておいてやる』って言ってね。それで、途中から『止めましょうよ。こんな記者会見』っていって」
春日「俄然、観たくなるね(笑)」
若林「表情込みで観てもらいたいね。俺なんか、俄然、読みたくなっちゃうね。そんな人が書いた小説」
春日「小説をね」
若林「前回が、西村さんって人が、『風俗行こうとしたら、電話掛かって来て。芥川賞とった記念に、3Pしに行こうかな』って言った人だったし」
春日「ふっふっふ(笑)」
若林「その人の小説も好きで。最近読んだ中で。その『苦役列車』って小説なんだけど、去年、芥川賞をとってて。ただただ、苦しい小説」
春日「苦しい小説?」
若林「港湾労働する19歳の男の子の話なんだけど、お金もなく、友達もいない。それでスゴイ僻むし、女子大生とかと酒を飲むと、『お前らみたいなもんは…』って酔っぱらって言っちゃって、帰っちゃったり。性格もダメだってヤツなんだけど(笑)それを読みながら、『くぅ~』って言って」
春日「うん」
若林「インターネットでロイアルミルクティーの作り方を調べて。一番美味しい、手順を4回くらい繰り返して作って」
春日「ふっふ(笑)なるほどね。そういうのがあった方が、本も進むからね」
若林「そうそう(笑)」と語っていた。
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若林「水曜日の仕事で、本を5冊読まなきゃならなかったんですよ」
春日「ほう。なんか発表する、みたいなことですか?」
若林「そう。本が好きな人が集まるっていう」
春日「いつぐらいに渡されたんですか?」
若林「それが、1週間くらい前かな」
春日「それは厳しいね」
若林「厳しいのよ」
春日「そうだね。それを読まなきゃいけない、という」
若林「もう、それでもう日曜日、丸1日読まなきゃいけなくて」
春日「5冊も…どんくらい本って読めるもんなの?いわゆる活字の本でしょ?」
若林「活字」
春日「マンガだったら、結構、いけるけど」
若林「う~ん…でもね、1冊かな。俺は読むの遅いから」
春日「普通の文庫?ハードカバーとか?」
若林「ハードカバー。それでね、本大好き芸人っていうのをやったんだけど、俺、本が好きっていうの、恥ずかしいんだよね」
春日「何故に?」
若林「恥ずかしくない?」
春日「そうかい?別に、ぶってる(格好つけてる)感じしないよ」
若林「そう?俺、なんかスゴイ嫌なんだよね」
春日「それは本人が言うことですから」
若林「常々思うんだけど、太宰治とか、芥川龍之介とか、ドストエフスキーとか読むじゃない。言いたくないんだよ(笑)恥ずかしくない?」
さらに、以下のように語っていた。
春日「何となく、分かる気がする。そういうものを読んだっていうことで、自分を知られる感じが…」
若林「そうそう!分かる?」
春日「『そういう本を読むんだ』って感じで」
若林「アメトーークがどんな感じだったか…放送は2月2日なんだけど、1個だけ。1個のコメントだけ。好きな本を持って来てくださいっていうのがあって」
春日「なるほど」
若林「俺、好きな本を1冊持って来てくださいって問いは…オープニングの時に、『若林、本好きなんやなぁ』って言われて、『好きな本を持って来てくださいっていう問いは、"キン○マ見せろ"っていうのと一緒ですからね』って言ったら、超スベったの」
春日「はっはっは(笑)」
若林「オンエア無いと思いますけど(笑)」
春日「なるほど。分かるけどね」
若林「分かるでしょ?」
春日「さらけ出すって感じがね」
若林「俺、大学で文学部、国文学科の夜間だったんだけど、前も話した通り、就職してた人がほとんどで。同い年が2人しかいなくて。30代のOLの人とか、70代のお婆ちゃんとか、色んな人で、たとえば樋口一葉の1冊読んできてディスカッションするって授業があるんだけど」
春日「うん」
若林「大学2年の時に、ディスカッションが激しいのよ。夜間だから、酔っぱらって来てる消防士とかもきてて、俺が『樋口一葉は…』ってしゃべり出すと、『ガキに何が分かるんだよ!』って怒号が飛んできて、ディスカションにならなかったのよ。『ごめんなさい』って謝って」
春日「うん(笑)」
若林「それで、お婆ちゃんは、『子供の頃は、物が無くて…』って言いだして。もう、ディスカッションにならないのよ(笑)大学っぽくないの」
春日「うん(笑)」
若林「田舎の家族を題材にした映画のエンディングみたいな(笑)」
春日「うん」
若林「樋口一葉とか、太宰治とかをやってたんだけど、大学2年の時に恥ずかしくなっちゃって。萩原朔太郎の詩のディスカッションをやってて、『この水たまりは、何を表しているんだろうか。なんのメタファー(暗喩)なんだろうか?』って議論をしてて、急に恥ずかしくなってきて(笑)」
春日「うん」
若林「経済学部に移ろうかなって思ったんですよ」
春日「なんでよ」
若林「パッタリ純文学を読むのが恥ずかしくなって、『もう、どうでも良いわ。赤い靴とか落ちてる理由とか』って急に思いだして。経済学部の授業ばっかり受け出したりして…俺は、スゴイ嫌なんですよ」
春日「なるほどね」
若林「必要に迫られて、話をしたりしてますが。本が好きだって。『好色一代男』って小説があって、名作だって言われてますが、ただただ『セッ○スしたい』って考えてる男の人の話で。吉原とか行ったりしてるんですが、最終的には『海外の女を抱きまくりたい』って言いだして、船で出航しようとして終わる、って、俺はそう読み取ってる本があって」
春日「良いね(笑)」
若林「『小説を読め』って言われるけど、ワンピースとかを読んだ方が、勉強になると思うんだよね(笑)」
春日「まぁ、結構、マンガから得る知識って多いからね」
若林「今回の芥川賞の記者会見、見ました?」
春日「観てはいないけど、なんとなく耳には入ってる」
若林「ぜひ、ご覧下さい(笑)」
春日「動画で?」
若林「動画で」
春日「結構、尖ってるって話だけど」
若林「尖ってるどころじゃないよ(笑)久々のジャックナイフでしたよ」
春日「若いの?」
若林「39歳だったよね」
春日「そこそこいってますね(笑)ホンモノだ。若かったら、若気の至り、みたいなところあるけど」
若林「芥川賞をいただいた感想で、『もらって当然だと思います』って。色々、映画の役者さんの言葉も引用してだけど、『もらっておいてやる』って言ってね。それで、途中から『止めましょうよ。こんな記者会見』っていって」
春日「俄然、観たくなるね(笑)」
若林「表情込みで観てもらいたいね。俺なんか、俄然、読みたくなっちゃうね。そんな人が書いた小説」
春日「小説をね」
若林「前回が、西村さんって人が、『風俗行こうとしたら、電話掛かって来て。芥川賞とった記念に、3Pしに行こうかな』って言った人だったし」
春日「ふっふっふ(笑)」
若林「その人の小説も好きで。最近読んだ中で。その『苦役列車』って小説なんだけど、去年、芥川賞をとってて。ただただ、苦しい小説」
春日「苦しい小説?」
若林「港湾労働する19歳の男の子の話なんだけど、お金もなく、友達もいない。それでスゴイ僻むし、女子大生とかと酒を飲むと、『お前らみたいなもんは…』って酔っぱらって言っちゃって、帰っちゃったり。性格もダメだってヤツなんだけど(笑)それを読みながら、『くぅ~』って言って」
春日「うん」
若林「インターネットでロイアルミルクティーの作り方を調べて。一番美味しい、手順を4回くらい繰り返して作って」
春日「ふっふ(笑)なるほどね。そういうのがあった方が、本も進むからね」
若林「そうそう(笑)」と語っていた。
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