TOP伊集院光 深夜の馬鹿力 ≫ 伊集院光「先走りしすぎるamazonに不安」

伊集院光「先走りしすぎるamazonに不安」

2011.12.29 (Thu)
2011年12月26日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、発売前の商品情報が掲載されるamazonについて語っていた。

伊集院光「本来だったら9月の終わりぐらいに週刊ファミ通のこの10年くらいずっと書いてきたコラムの単行本が、2冊同時発売、みたいなはずで。10年分の2年、2年くらいの2冊だから、なんだかんだでヘタすりゃ3巻目、4巻目が正月くらいに出ていておかしくないんですよ(笑)」

「それが終わったら、『のはなし』って毎年1冊ずつ、10月の頭くらいに出しているエッセイ集に取りかかります、みたいな話をしていて。それで、『のはなし』の編集スタッフと僕の撮ってる変な写真が溜まっているんで、『できたらフォトエッセイにして欲しいんですけど』みたいな話をしてたんです…でも、あれもうみんな見た?ブックオフで見た?(笑)本屋で発売されていないものが、いきなりブックオフにはいかないと思うんですけど(笑)」

「こういうことが起きてるわけですよ。僕はもう遅れるのは覚悟で、発売日の要望はありますけど、出来上がってから考えましょう、みたいな。まずは丹念にファミ通のコラムの加筆とか、連載当時は通じたものも、今となっては分かんないところもあるんで」

「だって、第一回目の原稿が『ミルクの国からこんにちわ!』って書いてあったから(笑)春日井製菓のミルクの国ってアメがありましたってことを入れなきゃダメで(笑)一行目からそれですからね。そういう作業が全部終わったところで、発売日とか、発売するとか決めましょう、みたいな話をしてるわけです」

「それが終わり次第、『のはなし 4』に取りかかるってことで、『細かい期日はよしておきましょう』って言ったが最後、やらないね(笑)たとえば、夏休みが『気分的にもういいや』ってところまでってことになったら、もう学校に行かないでしょ、一生。9月1日に終わるって決まりがあったから…決まりがあっても俺は学校辞めちゃってるんですけど(笑)未だに俺は夏休みだからね。高2の(笑)」

「それでね、スゲェなって思ったのがね、そういうことをホリプロのマネージャーとか伊集院光に話を持って来てくれる業界の人がもう勘付いちゃって。ビックリしたのが、『2週間くらい前から撮り始めました』って言ってる、『僕の全権、企画・監督・出演を全部やってるDVDを撮り始めました』って話をしたじゃないですか。そしたら、amazonとかセブンアンドアイみたいな通販サイトを見たら、『6巻まで出ます』って言って、予約受付をしてるんだよね」

注:amazon内の以下のリンクにページがある。
伊集院光のばらえてぃー だるまさんが動いたらみんなの気持ちがバラバラの巻
伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻
(仮)伊集院光のばらえてぃー3
(仮)伊集院光のばらえてぃー4
(仮)伊集院光のばらえてぃー5
(仮)伊集院光のばらえてぃー6

「バカ!まだ分かんないって。既に予約受付中になってるの。もうカートに入れられるのよ(笑)そうなんですよ(笑)警備員のバイトがあまりに寂しいから、カートの中に入ったら死にたくなった、みたいな。そんな感じでカートに入れられるのよ。それで、明け方、交代のヤツに『ちょっと押して、ちょっと押して。このままだとダメになっちゃうから、ちょっと押して』みたいな(笑)」

「カートに入れられるどころか、金も払えたりするわけよ。ヤバイって。俺とかトンズラするんだから(笑)でも、逆にその責任感でやるしかないっていう風になっちゃうのかな。あったよね、昔…KKC(経済革命倶楽部)とか。僕もああいう鼈甲のメガネで説明会とかしますから(笑)『DVDが出るんですよ。これ、東大生でも理解できないやつですから』って言って(笑)」

さらに、以下のように語っていた。

「amazonって、そういう意味でいうとちょっとオカシイよね、アイツ。それこそ昨日、TBSラジオが60周年ってことで、TBSの昼の番組をやってたパーソナリティを集めましょう、みたいな企画を『爆笑問題の日曜サンデー』でやってたんだけど、そこで久しぶりに、4年振りくらいに『日曜日の秘密基地』とか『日曜代将軍』って番組の話をしたんだけど」

「その番組でも、コーナーをまとめて本にしたい、とか、ゲストの方々の対談集をまとめたいって話をしたんですけど、結局、出たのは『伊集院光選曲 おバ歌謡』っていう、その番組にみんなが教えてくれた、バカバカしい歌謡曲を集めたオムニバスCDくらいだよね、あの番組で発売されたグッズ関係って」

「それが唯一発売されたヤツで、あれがもう手元にないから、買い直そうかなって思って、amazonで探したの。そしたら、『伊集院光選曲 おバ歌謡(2)』っていうのがあるのよ(笑)amazonの受付の中に。要するに、4年くらい前にチラっと言ったのよ。『今回は、○○レコードの人たちに協力してもらってできたけど、今回、入ってないヤツも出していこう』っていって。みんなで肩を組んで空を見つめたわけ。構成の渡辺くんも関わってたし、プロデューサーディレクターの池田とね。あと、クッチャクチャになって死んだヤツね(笑)体中の穴という穴からアマゾンの鰻が入って死んだヤツとかと空を見てね(笑)」

「そんなこと、計画じゃなくて番組の中でチラっと言っただけでカートの中に入れられるの。しかも、『在庫切れ、入荷待ち』みたいになってるの。一回でも供給されたのかよって話ですけどね(笑)こっち側が何もしてないのに。スゴイよね。見るとたまに、ブルっとくるね」

「DVDなんて今、まだ跡形もないんだよ(笑)優秀なスタッフの上田、清水っていうのが居て。清水は、『伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻』の回の編集をして、話し合いながら『ここ直して欲しい』とかやるんですけど、清水はもう酔っぱらいが怖くて家から出られないくらいトラウマになってます(笑)」

「もう1~2個企画やってるんですけど、忘年会シーズンだから、街に酔っぱらいがいるじゃない。ウォーキングデッドでいうところの、ゾンビがいると思ってるから。大人しいと思っていた女の子が『おい!クリ○リスについてるピアス見るか?』って言った、あのトラウマでもう、撮ったビデオを見返したくないような状態になってますからね(笑)」

「もう一人の上田も、敏腕で今まで作ったDVDとかもやってもらってるんですけど、こっちはこっちで、もう一個の企画をやったんですけど、2時間のテープが130本回っちゃったっていう(笑)1枚のDVDで(笑)計算を間違えちゃったんだよね。人間って追い詰めると、あんなんなっちゃうんだっていう(笑)」

「変な話だけど、仮編集とか始まって話し合ってる時期なのに、全然、販売どころじゃないんですよ。撮ったテープを、編集室で編集するために、デジタイズっていってデータ化するんだけど、それがまだ出来てないから(笑)ハードディスクに全部収めなきゃなんないんだけど、福袋にハードディスクが入ってないと、もう無いから。いっぱいで。本来ならば、そんな130本も回る予定じゃないから」

「もともとの予定では、50本くらいでなんとかなる予定だったんだけど、ハードディスクがいっぱいいっぱいで、みんなでビッグカメラに並んで、ビッグのP館の方に並んで、テラ単位のハードディスクが入っていればね(笑)デジタイズできるけど、もう終わっちゃったアニメのフィギアとかだと、もうそれを見るしかないから。それをただ見るしかないから」

「逆にいうと、もう出ますんで。予約を受け付けてるところが言ってもらっていれば、僕、仕事すると思いますから(笑)大丈夫なのか?もうどうしたら良いか分からない。だから、もう、初日の出とか阻止しようと思ってんだ(笑)」と語っていた。

【関連記事】
伊集院光「『秘密キッチの穴』が生まれたワケ」

伊集院が語る「昼のラジオ番組を担当したワケ」

伊集院光「プロとしての評価とアマチュアとしての評価の壁」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : 伊集院光,伊集院光のばらえてぃー,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  伊集院光 深夜の馬鹿力
次の記事:ナイナイ・岡村が語る「交際宣言の真相」

前の記事:石橋貴明「相方・木梨憲武への思い」