TOPナイナイのANN/岡村隆史のANN ≫ ジャルジャル・福徳「漫才への自信を失った」

ジャルジャル・福徳「漫才への自信を失った」

2011.12.25 (Sun)
2011年12月22日放送の「ナインティナインのオールナイトニッポン」にて、THE MANZAI 2011に出場したジャルジャルがゲスト出演していた。そこで、漫才への自信を失った、と語っていた。

福徳「順位は、出ないですよ。(点数)低すぎて」

後藤「2回予選サーキットがあったんですけど、両方とも下の方だったと思いますよ」

矢部「両方?」

岡村「どことどこでやったの?」

後藤「ルミネと大阪の5upです…5upなんて、ホームですから」

矢部「そうやろ」

福徳「普段のライブでは受けるんですよ」

後藤「そうですね。それで、自分たちのなかでも結構、ウケるネタやったんです」

矢部「うん」

後藤「それが、ズッルーン剥けて」

岡村「ズッルーン剥けた?」

後藤「ズッルーン剥けましたね。いつもの5upじゃないって思って」

福徳「今、僕らは漫才スランプなんですよ」

矢部「漫才スランプ?(笑)」

福徳「話せば長くなるんですけど」

岡村「漫才師として?(笑)」

福徳「普段、コントとかやってて、キャラクターを演じるじゃないですか。でも、漫才って素じゃないですか」

岡村「そうや」

福徳「1個、僕がボケのネタがあったんですけど、終わってから、『これ俺、出来へんわ』って言って」

さらに、以下のように語っていた。

後藤「これ、ちょっとネタの内容を詳しく言うと、『スーダラ節』ってあるじゃないですか。それを忘れて、歌われへんようになるってネタやったんです。もちろん、コントでやってて、それを漫才でやったんですけど、よぅあるじゃないですか。ボケの人が『どんなんやったっけ?』って言って、『それはな…』って言って、掛け合いをする。それで盛り上がっていくって」

岡村「うん」

後藤「ルミネで通常の出番をやった後に、『恥ずい』みたいなことを言いだして」

矢部「はっはっは(笑)」

後藤「『スーダラ節、忘れるわけない』って言いだして」

矢部「ヤバイ、ヤバイ(笑)」

岡村「現実に戻ったらアカンやん」

福徳「コントやったら、できるんですよ。キャラなんで。でも、福徳秀介としてやったときに、心の中で歌えてるから、違和感凄くて。だから、『漫才では、でけへん』って言って」

矢部「恥ずい、恥ずい(笑)」

福徳「恥ず過ぎてでけへんかったんです。ツッコんでる後藤も、恥ずいんです。『絶対に分かってるやん』って目をしてるんですよ」

後藤「してないよ。ネタでやろうよって」

福徳「だから、漫才スランプなんです」

岡村「アカンなぁ」

矢部「マズイ方に入ってるなぁ」

岡村「もう、俺らはお互いのことを何て呼んで良いかわからんもん。『どうもこんにちわ~』って言って、昔は普通に出来てたのに、今は『キミ』って呼んで良いのか。矢部氏って言うのもおかしいし」

福徳「ふふっ(笑)」

岡村「『ほんなら、やってみよか』っていうのが恥ずかしいし」

後藤「なんなんですかねぇ、役に入ると出来るんですけど」

岡村「コント師やねん、やっぱり」

矢部「漫才やってても、漫才をやってるコントに見える、と」

福徳「そうなんですよ。それよく言われます」

矢部「福徳としてやってる、とは見えないのかもしれない」

後藤「それこそ、M-1の時とかも、『コントやがな』って声をいただいたんですけど、『みんなコントやん』って思って。僕ら、一番素で喋ってたんです。普通に喋ってるつもりでも、でも、コントとして観られるんです」

矢部「あぁ」

福徳「それ以来、漫才というものが分からなくなって。一番難しいです」

後藤「マイク一本で喋る、っていうね」

矢部「漫才、難しいな」

岡村「他のものになったらアカンねんな。そのままでやってないと。ブラマヨは、ずっとブラマヨのままやん」

後藤「あのまんまですね」

岡村「何の違和感もないやん。でも、キングコングって、漫才ってなったら、カッチリやるやん」

後藤「はい」

岡村「そうなると、『梶は、そんなんちゃうやん』って思ってまうのよ」

矢部「自然じゃなくなるもんな」

福徳「めっちゃ深いですね」

岡村「難しいな」

福徳「漫才の最初の入りで、『医者やりたいねん』って言いだしたら、『じゃあ、なんで今、漫才やってんの?』ってなってきますよね。極論。なんでお笑いやってんのって」

矢部「お笑いノイローゼやって(笑)」

岡村「福徳、これな、突き詰めたらアカンねん」

福徳「そうですね」

岡村「突き詰めると、オモロイもんも、オモロなくなんねん」

後藤「ワロていただく、くらいの気持ちでないと出来ないんです」

岡村「『嘘やねんけどな』って言っていかないと。『医者やりたいと思ってんねん。…嘘やけどな』って思っていかないと」

矢部「みんな、演じてるやん。ブラマヨも、漫才やるときは演じてんねん」

福徳「そうですよね」

岡村「でも、ブラマヨやねん、いつもの。漫才してても、MCやっててもブラマヨやねん。だから、違和感あんまりないねん」

福徳「後藤は、普段、結婚指輪してるんですよ。それで、コントになったら外すんです。でも、漫才の時はしてるんです」

後藤「俺としてやる、ってことね。でも、そんなとこ誰も見てないでしょ」

矢部「見てないなぁ」

福徳「気持ちの問題としてな」

後藤「そうそう」

岡村「コントの時は外すの?」

後藤「僕は、コントの時は外します。結婚してる設定になってしまうんで」

岡村「なんでそんなところ真面目やねん」

後藤「コントの時は、ホントに何でもない青年になるために」と語っていた。

【関連記事】
ナイナイが語る「THE MANZAIの舞台裏」

Hi-Hi・上田、岩崎が語る「THE MANZAIでの名言の真相」

オードリー・若林「一夜にして売れた芸人・Hi-Hi」

Hi-Hi・上田「月収8千円でオードリー春日に金を借りた」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : ナインティナイン,,ジャルジャル,後藤淳平,福徳秀介,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  ナイナイのANN/岡村隆史のANN
次の記事:石橋貴明が語る「とんねるずの全盛期」

前の記事:ナイナイが語る「THE MANZAIの舞台裏」