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爆笑問題×浅草キッド対談「ニッポン放送で確執が生まれた」

2011.12.21 (Wed)
2011年12月18日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」にて、浅草キッド(水道橋博士、玉袋筋太郎)ゲスト出演した。そこで、ニッポン放送で確執が生まれた時のことについて語っていた。

水道橋博士「玉袋が爆笑問題と共演するっていうのは無かったね。俺は、21年前に、ニッポン放送に殴り込みに行ってるから、あるんだよ」

太田「思いだすなぁ、あの頃。あったなぁ、あの日」

田中「21年も経つんだ」

水道橋博士「90年だもん」

太田「博士、怖くてなぁ」

水道橋博士「あれもね…自分が呼んだんだから」

太田「呼びました、もちろん呼びました。来てくれたのは嬉しかったんです。でも、その後で番組を終わった後に、2時間の説教です…」

玉袋筋太郎「説教したの?」

太田「もう、ひどいですよ」

玉袋筋太郎「すごいんだよ、ウチの相棒は」

田中「何のことかって説明すると、ビートたけしのオールナイトニッポンがあって、たけしさんがまだレギュラーでやってる頃に、ちょうど僕らが若手で別の番組でレギュラーをやってたんです。当日、よくあったんですよ、たけしさんが急に休むって言いだして」

太田「休むってね」

田中「その時に、軍団さんが代打でやったりとかしてて、たまたま、俺らに白羽の矢が立ったんです。当日ですよ」

水道橋博士「当日だったんだ」

田中「電話掛かって来て。『今晩、殿がラジオに来ない。だから、爆笑問題がやってくれ』ってことでやることになったんですよ」

太田「大喜びで、有頂天でなぁ」

田中「太田プロの俺らに。嬉しいじゃないですか」

太田「瀬名さん(当時、太田プロのマネージャーの瀬名英彦 ツイッター)なんか大喜びで」

水道橋博士「今、どこに居るんだよ」

田中「名前は止めなさい…それで、僕ら大喜びで、急遽やることになったわけですよ。憧れの番組ですよ。ビートたけしのオールナイトニッポン。木曜日の1時から。気合いが入って、色々ね…」

太田「LFが煽ったんですよ。『好きなことをやれ』と。深夜番組だし」

玉袋筋太郎「古谷のヤロウか?」

太田「ええと…ね」

玉袋筋太郎「安岡さん?」

田中「あぁ、たぶん」

太田「それで飛ばされちゃったからね(笑)」

水道橋博士「はっはっは(笑)」

太田「それで飛ばされちゃったから、名前、覚えてない(笑)…『太田くん、好きなことやっていいよ、どんどんやっていいよ』って煽られて。浅草キッドとは、当時、La mamaで同じライブに立って」

水道橋博士「何回か飲んだこともあったよ」

太田「そうそう。そうです。大先輩ですから」

水道橋博士「1~2年だよ」

太田「La mamaに出た時、最初に誘ってもらって、博士に。それで、ずっと後輩にずっと説教してるのを『こいつ、面倒くさいやつだな』って思って」

玉袋筋太郎「それと25年一緒にいるんだから、俺、大変だよ」

水道橋博士「違う違う。飲めなかったからね。…お酌しろみたいなことを言ってたの」

田中「面倒くさい先輩じゃねぇかよ(笑)一番嫌われる先輩だよ」

水道橋博士「大事なことですよ」

玉袋筋太郎「大事なことですよ、当時は」

さらに、以下のように語っていた。

田中「…そういうこともあって。LFのスタッフに煽られたわけ。それで、第一声が『ビートたけしは死にました』だったんだよね」

太田「『ざまぁみろ、浅草キッド。俺はたけしを越えたぞ』って言って。『悔しかったら来い!』って言って」

水道橋博士「言ったから、行ったんだよ」

太田「だから、嬉しかったよね」

水道橋博士「その日、玉袋は入院してたんだよ」

玉袋筋太郎「交通事故でね、春山外科に」

水道橋博士「『ザ・テレビ演芸』で10週勝ち抜いた次の日に」

玉袋筋太郎「ベッドにベルトでくくりつけられてたから。ホント、危なかったんだから」

田中「博士がずっと言ってたの。『玉袋が入院してるから良かったものの、命無いぞ』みたいなことを言うんだよ」

太田「また、怖いんだ」

田中「ヤクザの脅しみたいなことを言うんだ」

太田「当時、襲撃とかしてるし。消火器で人を殴っちゃったりしてるから」

玉袋筋太郎「10月1日以降は、そういうことはしませんけど」

水道橋博士「今、色々条例があるからね」

田中「そんなことが21年前にあってね」

水道橋博士「21年振りですよ。ラジオブースで会うのは」

田中「そう。伝説の殴り込み事件以来、21年振りですよ」

水道橋博士「テレビ局で口をきくようなゲストでやるのも、11年振りだからね99年の爆笑ヒットパレードで」

田中「お正月にネタをやる番組ね。そこに、浅草キッドと俺ら出てて」

水道橋博士「トリと大トリだったね」

田中「そっか。エンディングで、みんな出て来たときに会ったね」

水道橋博士「キャイ~ンが司会してて、関根勤さんと、西川きよしさん」

玉袋筋太郎「良く覚えてんな」

田中「ねぇ」

水道橋博士「だってこれ、書いたもん」

田中「『お笑い男の星座』に?」

玉袋筋太郎「俺は一切書いてないから分からない」

水道橋博士「それで、キャイ~ンがまた煽るんですよ。『この二組は、ホントに仲が悪いんですよ』って言って」

玉袋筋太郎「ズルイよな。それで自分たちだけ仲が良いって。ふざけんじゃねぇよ」

太田「ふふっ(笑)」

水道橋博士「それで、俺と田中くんがちょうどヘリコプターレポートやって帰ってきてたときで、紋付き袴来たままで『殴り合いしたら面白いんじゃねぇか』って」

田中「博士が言うわけ。俺からすれば、『何年か前に、ホントに殴り込みにきたじゃねぇか』って思ってるけど、先輩だし。プロレス好きだから、そういうことをやろうって言われて。それで断れないから。それで、エンディング始まって、つかみ合いですよ」

水道橋博士「爆笑ヒットパレードの中でだよ」

太田「正月元旦に(笑)」

田中「何がめでてぇんだって感じだけどね。見ている人は、本気だとおもったろうけど」

田中「俺も博士も小さいから、迫力がないんだよね」

太田「はっはっは(笑)」

田中「一番小さい二人がやってるから」

玉袋筋太郎「女子プロの前座みてぇだったな」

水道橋博士「きよし師匠が本気で怒って。『正月からなにをやってるんだ!』って」

太田「それ以来だね」

田中「でも、玉ちゃんなんか、ちょくちょく番組で一緒だったでしょ」

太田「博士が捕まってるときに(注:実際は運転免許証を不正に取得した件で、書類送検のみ)」

水道橋博士「そうそう」

玉袋筋太郎「ハイパーメディアクリエイターの番組だ」

太田「そうそう」

水道橋博士「…あの頃はね、たけし軍団が舐められちゃいけないってのがスゴかった」

玉袋筋太郎「でも、たけし軍団はどうだったのかな。ラジオを爆笑にやられるくらいだから、面白くなかったんだよ」

水道橋博士「そこに怒ってたんだもんね」

玉袋筋太郎「ウチの兄さんたちはどうしょうもねぇなって。兄さんたちがいかないんなら、俺らがいくしかないって思ってたからね」

田中「あの頃、軍団さんなんて言ったら…」

太田「怖い!タカさんは怖かったね」

田中「それこそ、俺らなんか新人だからね。たけし軍団なんていったら、大先輩だから。それこそ、殿の番組出そういうことをやったっていうことで、ニッポン放送からは怒られるわ」

太田「3年間出入り禁止になるし」

田中「博士からは説教くらうし。噂で聞くワケよ。『安部譲二が怒ってる』って」

水道橋博士「ホンモノが怒ってんじゃん。なんで怒ってんの?」

田中「未だに分かんないんだよね」

太田「塀の中で怒ってるって」

田中「塀の外だよ!…あとは、ガダルカナルタカさんが怒ってるとか」

太田「潰してやるって言ってる、とか」

田中「ダンカンさんが激怒してる、とか聞いてるわけよ」

太田「怖くてね」

田中「俺らの番組の前の番組を、(そのまんま)東さんがやってたの。それで、東さんも怒ってたら怖いなぁって思ってて、そのときに俺らのスタジオに来たから、『うわぁ、殴り込みにきた』って思ったら、『聞いてたよ…面白かったねぇ』って」

太田「東さんは言ってくれたの」

玉袋筋太郎「やっぱ、出世する人は違うね」

太田「そりゃ知事になるわ」

玉袋筋太郎「目くじら立ててちゃいけない。ちょっとのことでね」と語っていた。

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