伊集院光、長渕剛本人にFNS歌謡祭での「どうかしてる」パフォーマンスについてインタビュー「怒らないで下さいね…」
2017.08.22 (Tue)
2017年8月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、シンガーソングライター・長渕剛本人に、FNS歌謡祭での「どうかしてる」パフォーマンスについて、インタビューを行っていた。
BLACK TRAIN

伊集院光:僕、怒られるの覚悟で言いますけどね、長渕剛さんの僕の最大の褒め言葉は、「どうかしてる」って思うことで。
長渕剛:はっはっはっ(笑)
伊集院光:怒らないでくださいね。それはね、ファンであるところの後輩の小田とかには、ちょっと怒られるんですけど、FNSで『乾杯』歌ったじゃないですか。
長渕剛:うん、うん。
伊集院光:知ってる奴全員に、「おい、長渕がどうかしてる!」っていう電話をしたんですけど。
長渕剛:はっはっはっ(笑)
伊集院光:でも、どうかしてる人、少ないじゃないですか。
長渕剛:うん、うん。
伊集院光:予定調和の人ばっかりで。僕の中では、最高の褒め言葉なんです。
長渕剛:ふふ(笑)どうかしてる…つまんねぇだろ、同じ歌を歌ってもね。その昔、俺、友達に一緒に音楽やってた奴が、「結婚するときに、お祝いの歌でも書こうや」って、大阪のサンケイホールで作った歌なんだよね。
伊集院光:はい。
長渕剛:あの時代の『乾杯』だから。今の時代、「乾杯」なんか言ってらんないでしょ?だって。
伊集院光:まぁ、そうですね。
長渕剛:だから、ああいう形になったんだけど。大体、ヒット曲なんていうのを、ずっと歌うっていうのが、好きじゃないのよ。
伊集院光:ふふ(笑)
長渕剛:怒られるか分かんないけど。歌っていうのは、放った瞬間に、聴く人のものであるって、分かってんだよ。
伊集院光:はい。
長渕剛:歌う本人は、「俺のもんだから」っていうのがあるから。「ごめんね」っていうのがあるね(笑)
伊集院光:本人が歌ったヤツを、また今、自分のものにしたかったら、「どうぞ、お持ちください」っていう。
長渕剛:「カラオケで歌ってくれよ」っていう。
伊集院光:まぁ、あのバージョンはカラオケになりませんけどね、どうやってもね(笑)
長渕剛:ふふ(笑)
伊集院光:そうすると、今後もみんなに「おいおい、長渕、どうかしてるぞ」って思われたいし、「ウワーッ」って思われたい?
長渕剛:驚かそうとは思ってないんだけど、ただ、自分の中から出てくるものがね。
伊集院光:うん。
長渕剛:「こうだろう」っていうのを、一回、投げてみたい。それは、不特定多数の人間じゃなくて、僕の場合は個人だから。「お前に」とか、「あなたに」って。「どうだ?俺の声、聞こえるか?聞いてみて。どう思う?」って、それはスタンスとして変わらないな。
伊集院光:それもまた怒られるかもしれないけど、ついこの間、音楽番組でお歌いになったときに、僕はね、やっぱりお笑いってそういうところにあんな、もしくは僕の性格なのかもしれないけど、「今度は、どんなのを見せてくれるの?」って思ったら、わりとちゃんと歌うじゃないですか。
長渕剛:はっはっはっ(笑)
伊集院光:それは、「驚かせるためにやってるんじゃないんだ」っていう。
長渕剛:そう、そう。
伊集院光:その時に、その気持ちで歌うっていう。
長渕剛:マジシャンじゃねぇんだからね(笑)ギター持とうと思ったら、花火になっちゃったとかさ、そうじゃねぇんだよ。
伊集院光:そこに期待してる通りじゃなくてよくて、長渕さんが「今、こうだ」っていうことを、いつも投げかけ続ける、みたいな。
長渕剛:大いなる個人主義でいいと思うんだ、表現って。
伊集院光:なるほど。
長渕剛:偏ってていいと思うんだよ。それで、色んな意見が出てきて面白いわけだから。
BLACK TRAIN

伊集院光:僕、怒られるの覚悟で言いますけどね、長渕剛さんの僕の最大の褒め言葉は、「どうかしてる」って思うことで。
長渕剛:はっはっはっ(笑)
伊集院光:怒らないでくださいね。それはね、ファンであるところの後輩の小田とかには、ちょっと怒られるんですけど、FNSで『乾杯』歌ったじゃないですか。
長渕剛:うん、うん。
伊集院光:知ってる奴全員に、「おい、長渕がどうかしてる!」っていう電話をしたんですけど。
長渕剛:はっはっはっ(笑)
伊集院光:でも、どうかしてる人、少ないじゃないですか。
長渕剛:うん、うん。
伊集院光:予定調和の人ばっかりで。僕の中では、最高の褒め言葉なんです。
長渕剛:ふふ(笑)どうかしてる…つまんねぇだろ、同じ歌を歌ってもね。その昔、俺、友達に一緒に音楽やってた奴が、「結婚するときに、お祝いの歌でも書こうや」って、大阪のサンケイホールで作った歌なんだよね。
伊集院光:はい。
長渕剛:あの時代の『乾杯』だから。今の時代、「乾杯」なんか言ってらんないでしょ?だって。
伊集院光:まぁ、そうですね。
長渕剛:だから、ああいう形になったんだけど。大体、ヒット曲なんていうのを、ずっと歌うっていうのが、好きじゃないのよ。
伊集院光:ふふ(笑)
長渕剛:怒られるか分かんないけど。歌っていうのは、放った瞬間に、聴く人のものであるって、分かってんだよ。
伊集院光:はい。
長渕剛:歌う本人は、「俺のもんだから」っていうのがあるから。「ごめんね」っていうのがあるね(笑)
伊集院光:本人が歌ったヤツを、また今、自分のものにしたかったら、「どうぞ、お持ちください」っていう。
長渕剛:「カラオケで歌ってくれよ」っていう。
伊集院光:まぁ、あのバージョンはカラオケになりませんけどね、どうやってもね(笑)
長渕剛:ふふ(笑)
伊集院光:そうすると、今後もみんなに「おいおい、長渕、どうかしてるぞ」って思われたいし、「ウワーッ」って思われたい?
長渕剛:驚かそうとは思ってないんだけど、ただ、自分の中から出てくるものがね。
伊集院光:うん。
長渕剛:「こうだろう」っていうのを、一回、投げてみたい。それは、不特定多数の人間じゃなくて、僕の場合は個人だから。「お前に」とか、「あなたに」って。「どうだ?俺の声、聞こえるか?聞いてみて。どう思う?」って、それはスタンスとして変わらないな。
伊集院光:それもまた怒られるかもしれないけど、ついこの間、音楽番組でお歌いになったときに、僕はね、やっぱりお笑いってそういうところにあんな、もしくは僕の性格なのかもしれないけど、「今度は、どんなのを見せてくれるの?」って思ったら、わりとちゃんと歌うじゃないですか。
長渕剛:はっはっはっ(笑)
伊集院光:それは、「驚かせるためにやってるんじゃないんだ」っていう。
長渕剛:そう、そう。
伊集院光:その時に、その気持ちで歌うっていう。
長渕剛:マジシャンじゃねぇんだからね(笑)ギター持とうと思ったら、花火になっちゃったとかさ、そうじゃねぇんだよ。
伊集院光:そこに期待してる通りじゃなくてよくて、長渕さんが「今、こうだ」っていうことを、いつも投げかけ続ける、みたいな。
長渕剛:大いなる個人主義でいいと思うんだ、表現って。
伊集院光:なるほど。
長渕剛:偏ってていいと思うんだよ。それで、色んな意見が出てきて面白いわけだから。
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