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伊集院光、長渕剛に曲作りで別の意見を進言する若手アーティストとそれを受け入れる長渕のやりとりに感動「とても美しい」

2017.08.19 (Sat)
2017年8月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、長渕剛をゲストに迎え、ニューアルバム『BRACK TRAIN』について語っていた。

初回特典のDVDに収録されている曲制作の場面で、長渕と別の意見を進言する若手アーティストと、それを受け入れる長渕のやりとりに伊集院は「とても美しい」と感じ、感動したのだと語っていた。

BLACK TRAIN(初回限定盤、DVD付)
BLACK TRAIN(初回限定盤)(DVD付)

伊集院光:『自分のために』って曲があるんですけど。

長渕剛:うん。

伊集院光:僕、これね、あとで特典のDVDを観たんです。初回の方の、DVDが付いてる方でね。

長渕剛:うん。

伊集院光:その中で、凄い感動したことがあったんです。

長渕剛:うん。

伊集院光:『自分のために』の頭のところを、若いアーティストと一緒にレコーディングする風景で。

長渕剛:うん。

伊集院光:「俺、これラップでやりてぇんだよ」って、長渕さんが急に言いだして。ラップをやってみる。

長渕剛:うん(笑)

伊集院光:だけど、若い子は天下の長渕剛に「ラップじゃもったいないです」って言うの。

長渕剛:ふふ(笑)

伊集院光:「歌いましょう」って。彼の勇気、僕、凄いと思うんです。

長渕剛:うん。

伊集院光:言うんです。だけど、長渕さんが「でも、俺、ラップでやりてぇんだよ!」っていう。そしたら、彼も一旦、引っ込めてラップでやってみて。それはそれで、ノリがいいんですよ。

長渕剛:うん。

伊集院光:だけど、結局、出来上がった曲、ラップじゃないんですよ。

長渕剛:へっへっへっ(笑)

伊集院光:これ、僕はとても美しいと思ったんです。

長渕剛:ああ。

伊集院光:若手の熱意をちゃんと汲み取ったと思うんですよね。

長渕剛:うん、うん。やっぱり時代のノイズとか、時代のリズムとかっていうのは、その時代で生まれて形成されてるわけで。

伊集院光:はい、はい。

長渕剛:僕らの持ってるリズムっていうのは、その時代の。時代と時代が寄り添わないと、継承するものも継承できない。それから、自分がもっと、もっと新しいものの中に組み込まれて、自分っていうものを表現したいっていうときに、世代を超えるっていうのは、大事なことなんだよね。

伊集院光:でも、これがね、若手に媚びるのも違うじゃないですか。

長渕剛:はっはっはっ(笑)

伊集院光:媚びてもおかしなことになるじゃないですか。「こうやってくれ」っていうままやってもしょうがないから。その具合って、実はみんな苦労するじゃないですか。

長渕剛:うん。

伊集院光:あそこの若者と「ああやって曲作るんだ」っていう。で、いい曲になってますよね。

長渕剛:もともと、性質がいいんだよね、人間性が。スゲェ可愛いし。素直だし。

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タグ : 長渕剛,伊集院光,

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